野中広務 差別と権力 (講談社文庫) [Kindle]

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制作 : 佐藤優 
  • 講談社 (2006年5月16日発売)
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感想・レビュー・書評

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  •  野中広務の人生にに迫ったノンフィクション。

     この本は野中広務が被差別部落の出身だったというのが大きなキーとなっている。作者自身が野中に「何でこんなことを書くんだ」と追求され「業なんです」と言ったエピソードが深い。
     部落出身者だと知って手のひらを返された経験が野中を冷徹な男に変えたのかもしれない。しかし、一方で野中は徹底的な平和主義者であり社会的弱者の味方のスタンスを強く持ち、これも生い立ち故なのだと感じた。
     ダーティでありヒューマニストでもある。正反対の特性の間で揺らめく野中広務という人間が好きになった。

  • 佐藤優の言う通り、この本が無ければ特に政治に興味もない三十代の私がこの政治家や自民党崩壊の経緯を知ることはなかったであろう。それにしても、部落差別の有力政治家という難しい話よくここまで書ききったな。

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著者プロフィール

魚住 昭(うおずみ・あきら)
1951年熊本県生まれ。一橋大学法学部卒業後、共同通信社入社。司法記者として、主に東京地検特捜部、リクルート事件の取材にあたる。在職中、大本営参謀・瀬島龍三を描いた『沈黙のファイル』(共同通信社社会部編、共同通信社、のち新潮文庫)を著す。1996年退職後、フリージャーナリストとして活躍。2004年、『野中広務 差別と権力』(講談社)により講談社ノンフィクション賞受賞。2014年より城山三郎賞選考委員。その他の著書に『特捜検察』(岩波書店)、『特捜検察の闇』(文藝春秋)、『渡邉恒雄 メディアと権力』(講談社)、『国家とメディア 事件の真相に迫る』(筑摩書房)、『官僚とメディア』(角川書店)などがある。

「2021年 『出版と権力 講談社と野間家の一一〇年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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