人生にゆとりを生み出す 知の整理術 [Kindle]

著者 :
  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (228ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 人間、何かしら勉強は続けるべきだと思う。
    人生の役に立つ立たないは、人によるから自分にとって興味のあることを深堀していく、それが勉強。

  • ぐうたらで、めんどくさがりなので「整理」が得意な人に憧れます。phaさんの『知の整理術』で紹介されているのは「がんばる」不要の技術。
    「知の整理術」4大メソッド:
    1. デジタルよりアナログ
    2. 書くと進む
    3. 情報よりメタ情報
    4. 制限は力

    自分と似たタイプの人の方法を真似るのが得策という話に大いに納得。継続できるかな。

    ブログはこちら

    https://okusama149.blogspot.com/2021/08/761.html

  • 脳はすぐ忘れるようにできている。ノートやネットに書きだすことで脳を外部に拡大して、より自由にものを考えるようにする。

    余談と一緒に記憶する。「啄木は借金だらけだった」「微分積分は大砲の弾道を計算するために発達した」
    本に載っている無味乾燥の情報に自分なりの思い入れや思い出を絡ませて自分の血肉としていく。それが情報を自分のものにするということ。

    脳のシナプスは何度も使うことで強化される。
    知らないことを知り、その知識を自由に応用して使いこなせるようにすることが、勉強するということ。
    今はググればすぐ調べられるから細かい情報は覚えていなくてもいい。必要な時に「あのへんを調べればわかる」ということだけを覚えていればいい。

    やる気が出ない時は、カフェへいく。お金を使うと元をとるために何かしなきゃという気持ちがわいてくる。(☆子供に、カフェに行って勉強してくればって言ってみよう)

    自分にあった時間配分をつくる。25分集中、5分休みの繰り返しとか。1時間集中するのは難しいかも。時間は区切れば区切るほど増える。

    ちょっと飽きてきたと感じたら、全部片付けて頭を一度オフにする

    教養がつくマンガガイド
    「もやしもん」
    「ソフトメタルヴァンパイア」
    「ギャラリーフェイク」

  • 先の見通しができず計画が立てられない、飽きっぽくてやる気にムラがある発達障害の私にぴったりな本だった。
    本というのは「買ってすぐ」と「手放す直前」が一番熱心に読める。いまいちピンとこなくなった本は売ってしまって、またもし必要になったら中古で買えばいい。
    蔵書を持たず、図書館を「本棚」として使う、というのはあまり気が進まないな。読みたい本が読みたいときにあるとは限らないし、予約待ちの間に読む気が無くなったりするから。返しに行くのが面倒、っていうのもある。先延ばし癖が発動したり、うっかりしたりで延滞した過去もあるし。
    第2章のアウトプットの技術が良かった。とりあえず、Twitterもうちょっと頑張ろう。
    第3章のモチベーションの上げ方も活用したい。
    勉強を「する」と「しない」の間に「だらだら勉強する」とか「しようと思ったけどしない」とか入れておくといいらしい。
    「自分のダメさを多めに見積もって予定を立てる」というのは絶対にやろう。
    やりたくない度合いが一番マシな部分から始める→休む、を繰り返すというのもいい。
    自分に合った配分で、時間を細かく区切る(試行錯誤が必要)。休むときには気分転換する。

  • 頭や体の中にボンボン投げ入れるだけで整理できていなかった、自分の経験や勉強したことを言語化して整理するということを最近始めたので、読んでみた。
    思いがけずブログの書き方も書かれていて参考になった。

  • インプットとアウトプットについて
    思考の整理について

    この作者らしい整理術で
    明日からの作業にメリハリができそう

  • 何となく楽しんでいる人が強い。
    楽しいことだけやる

    ○情報を整理する(インプット)
    ・はてなブックマークで、見たい情報を登録
    ・このブクログのことを知る→早速登録
    ・図書館から借りた本を見えるところに置いておき、返却日を書いておく

  • 勉強を一生楽しく継続的にやっていく方法。

  • 力をいれなくてもインプットやアウトプットするコツを解説。知識をインプットするときは興味をもつこと、アナログな感情や情報込みのメタ情報で知識を「使えるもの」にすることがポイント。さらに牛の消化のように何回も読み返す(ノート、本)こと、ボーっとすること、散歩することなど、、、著者の視点が面白い。アウトプットは紙を使って、アイデアを書き出し、クラスタごとに整理し、完成度を上げていく。ここでも考え続けるのではなく、休むことが重要。アウトプットはなかなかハードルが高いが。。。

  • 著者はめんどくさがりで飽きっぽいらしい。自分の性質をよく把握して無理せずやっていくことが、人生にゆとりを生み出すコツだそうだ。時間術、ノート術、読書法など様々な工夫を取り入れている様子が紹介されている。巻末の、教養をつけるためのおすすめマンガもよい。次々と読みたくなる。

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著者プロフィール

一九七八年大阪府生まれ。作家。著書として『どこでもいいからどこかへ行きたい』『しないことリスト』『夜のこと』『人生の土台となる読書』など多数。大学生のときに京大短歌会に少しだけ参加。第5回笹井宏之賞では最終選考に残る。文学系ロックバンド、エリーツの一員としても活動。東京・高円寺の書店、蟹ブックスでスタッフとして勤務している。

「2023年 『おやすみ短歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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