本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・電子書籍 (325ページ)
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
ゲームと現実の境界を曖昧にしながら、人生の選択や葛藤を深く掘り下げる作品は、特に実生活に影響を与えるほどゲームに夢中になった経験を持つ人々に響きます。著者は、ゲーム内の自己と現実の自己との間で揺れ動く...
感想・レビュー・書評
-
徹頭徹尾、最初から最後まで虚構とリアルな世界と、ゲーム内での出来事が複雑に混じり合って語られるので、いささか混乱するのは否めないけれど、作者の数奇で偏屈で、尚且つ複雑な人生と、人生観というか人間観が垣間見えて面白かった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新しいな、自分にはない感性だな、と思うけど、自分には親和性があるとは思えないし、これを積極的に肯定することはできない。このひとをすくいとって一緒に仕事をしようとした編集者って、すごいなあ。【2020年8月20日読了】
-
実生活に影響が出るくらい何かのゲームに夢中になった後、現実に戻ってきた人におススメしたい。
作者がゲームと現実のどちらに重きを置いて生きているのか、
オンラインゲームに夢中になっている時のゲーム上の自分と
オフラインの自分とどちらが現実で大事なのか。
一人称さえもどちらが本当か錯覚を覚えるくらいのめり込む感覚は、
とても懐かしく共感を覚えました。
文章全体に明確な章立てがなく、
時折現実とゲームの境目が分かりにくいのもそんなあやふやさを際立たせている作り込みなのかしらと読み終わってから思いました。
何かに夢中になって熱くなっていた時期があり、
後でその自分の行動や考えを思い出すことが出来て、
それを冷静に見つめなおし文章に仕上げることができたことは羨ましい。 -
震える。自分自身の人生と数々のゲームについて書かれた小説で、実際には小説とエッセイとの間を不断に往復するというような離れ業がなされている。なんだこれは? と思う。この小説自身、それを問い続けている。
語る言葉にはグルーヴがあって、格好つけすぎているきらいはあるが、それも込みで《藤田祥平》というピクセル描画のキャラクターを描ききっていると言えるし、なんというか人生における見えないコマンドを入力し続けることの苦しみと喜びとが克明に描かれていると思う。
『ポケットモンスター』の最初にまず三体のポケモンのうち一体を選択させられることを思い出した。何を選んでもいいし、何を選んだところでゲームの進行に不具合はない(当然そのようなゲームバランスが設計されている)わけだけど、子供の頃はあれで悩みに悩み抜いた。この選択でこのキャラクターの経験する人生の質感が大きく左右されるということは、おそらく事実であろうから。選択に伴う葛藤こそが、たんなる電気信号に意味を与えてくれる。生きることにおいても、それはまた然り。 -
いろいろ考えさせられました。テンションの高い人に一方的に話しかけられている感じがして私はちょっと読みにくかったけれど、純文学が好きな方ならばきっともっといろいろ読み取れるんだろうなあと思いました。
藤田祥平の作品
本棚登録 :
感想 :
