合本 八咫烏シリーズ 第一部 (文春e-Books) [Kindle]

  • 文藝春秋 (2018年5月10日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 最初はライトノベルのファンタジー?と思って読んでいたが、騙された感じ。松本清張賞は伊達ではない。
    物語を表と裏から描いて謎解きをする手法は見事。
    物語的には八咫烏の世界の日嗣の御子とその側近の少年の物語。物語が進むにつれて御子が悩みを深めるのに比べて、側近になった少年の覚悟とそれを果たそうとして凄みが増していくのが、対照的で面白かった。
    シリーズの最後までこの世界の謎解きをしていた。
    全体として流れがあるので面白かったが、この作家は他の物語が書けるのか不安になってしまった。

  • コロナ関連の期間限定無料で配布してくれている間に、ナニゲナシにダウンロードして読んだんだけど、むっっっちゃハマった。
    ヤバイほどハマった。
    1冊目の最初、ラノベという印象で始まったんだけど、読み進めていくうちに、少しずつ。
    最後に、やられた!! という衝撃が快感過ぎた。
    2冊目以降もすごく面白くて、当然そのまま正規の電子書籍を購入したのは言うまでもない。
    外伝も買っちゃったのも言うまでもない。

    荻原規子さんや上橋菜穂子さんが大好きなわりに、同じ系統の小説を調べてなかったけど、しまったなあ~~
    読まなかった時間が勿体無く感じられたぐらい。
    解説でほかにもお薦めの作品が幾つか紹介されていたので、ありがたく一つずつトライしてみようと思う。

    太っ腹な文芸春秋社に大感謝。
    第二部が待ち遠しくてなりません。

  • 【100万部突破! 大ヒットファンタジー】「八咫烏シリーズ」第一部全6巻が一冊の合本に

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著者プロフィール

1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞受賞。デビュー作から続く「八咫烏シリーズ」は、松崎夏未氏による漫画化、中台翻訳など進行中。19年『発現』(NHK出版)刊行。

「2023年 『烏は主を選ばない(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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