WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE. ~現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ~ (NewsPicks Book) [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (251ページ)

感想・レビュー・書評

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  • ネット上のコミュニティや、オンラインサロンの運営について書かれた本だけど、私としては前半の、時代の変遷から見るオンライン上のコミュニティの必然性みたいなのが面白かった。
    ずっとぼやっと考えたり、断片的に言語化できていたことがうまく大きな流れとして紹介されていた。作者は頭いいな。

  • kindle unlimited で

  • 本書ではAmazonと楽天の対比が挙げられているが、Amazonな僕にとっては”楽天の価値”がこれまで見いだせなかった。しかし時間節約と時間消費という対極のECサービスであるということに気づかされ、楽天を深堀した筆者の考察が、僕の固定観念を壊してくれた。
    またアプリ開発をしようとしているエンジニアには良書だ。破綻しないコミュニティを築くにはどのような設計をすればよいか、筆者が運営するコルクラボを通して設計思想がうかがえる。ユーザが自発的に活発になる施策は何か。ヒントが散りばめられている。

  • コミュニティvs組織という観点で見るととても気づきが多かった。

    以下読んでて出てきた示唆:

    ・クリエイターにはどんな時もプロデューサーが必要?
    →プロデューサーとして生きるのであれば、誰をどうクリエイターにするかを考え抜けばいいのではないか?ポイントはクリエイターのハードルを下げること

    ・ティール組織はコミュニティに近いのではないか?

    ・「組織には分かりやすさを、コミュニティには分かりにくさを。」
    →余白は解釈を生み、議論が起こり、つながりが生まれ、コミュニティになっていくのではないか?

    ・言葉は集合知の塊
    →その言葉がどう使われているかを考えると、本当の意味が見えてくるのではないか?

    ・時間>金とはちょっと前から言われているが、タイパ>コスパはなぜ2019年のトレンドとされている?
    →言葉は人が使うからこそ、概念と言葉にはラグがあるのではないか?

    ・期待、信用、信頼はどう違う?

    [過去/未来]、と[当事者/他人]のマトリクス
    期待:未来/他人
    信用:過去/他人
    信頼:未来/当事者

    ・旅の本質は移動なのではないか?
    →旅をすることは、今とは違うどこかに行くこと、移動をすることで逆説的に現在地がわかることが旅の意味ではなかろうか

    ・閉じた組織はオンラインで活性化し、オープンなコミュニティはオフラインで活性化するのではないだろうか?
    閉じた組織:サイボウズのグループウェアの話
    オープンなコミュニティ:中心部は必ずオフラインなつながりが生まれる

    ・「問い→仮説」のパターンと「ファクト→仮説」のパターンがあるのではないか?

  • コミュニティに対する考え方。コミュニティは安心・安全を担保されることで不安がなくなり、アップデートしていくことで(余白を持つ)、自走していく。なるほど勉強になりました。感謝。

  • インターネットによって手に入る情報が爆発的に増加し、仕事やコミュニケーション等のあらゆるスピードが増し、個人として立つチャンスも増えた。そんな中でリアルの価値って何なのか、求められるコミュニティのあり方とは何なのか、これからの価値観がどんな風に変わっていくのかについて、佐渡島さんの考えがまとめられている。

    今のところは何とかついていけているように感じているけれど、自分より年下の人たちを見ていると、これからもそうあり続けられる自信は正直ない。もっともっと年下から学びつつ、自分自身の価値観もアップデートし続けていかないといけないなと感じた。

  • 『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜』(佐渡島庸平著/幻冬舎)vol.454
    http://shirayu.com/blog/topstory/management/6890.html

  • 今私が注目する編集者は箕輪さんとこの本の著者佐渡島さんだ。デジタル化によりコミュニケーションが変質したように、紙の本もデジタルに置き換わろうとしている。
    作家と編集者の関係も劇的に変わっている。
    この変化に自分なりの対応をして新しい編集者像をしめしているのがこの2人なのだ。
    コミュニケーションの本質は変わらないがデジタル時代に求められるコミュニケーションのあり方は変わっている。
    コミュニティも限られたエリアのコミュニティであったものがインターネットやSNSの登場で簡単に場所や国を超えられるようになった。自分にとって自分らしく幸せを追い求めるためにはコミュニティは必要不可欠。
    自分の生き方を考える上でも非常に示唆に富んだ本でした。

  • みんな孤独を感じてるけど、所属する(大きな)コミュニティの1つの考え方と自分の考えていることが合っていないだけってことがあるよねという問題提起。
    インターネットの力であらゆる人が繋がりやすくなったからこそ、いくつもの小さな集団に属して、自分らしさをそれぞれで発揮できたら独りじゃないなって思える。
    その小さな集団をみんなが活き活きと活動できるよう運営していくには正に佐渡島さんのような編集者的視点が求められるのかもなあ。

  • 現代において注目される「コミュニティ」というものについて論じている。

    テクノロジーの発展により以下のようなシフトがおこっている、というのはなるほどと感じた。
    ・問題解決型から問題発見型へ
    ・モノからコトへ
    ・マイノリティの台頭とマジョリティの孤独

    これらのシフトに適用し、ビジネスの観点でいうと成長していくためにはコミュニティというものが必要である。

    あえて沸騰させず持続する、安全安心を確保するのが先決、といった点は目から鱗。
    また、熱狂ピラミッドという考え方は面白いし、実体験とあわせて腹落ちしやすかった。

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著者プロフィール

株式会社コルク 代表取締役社長。2002年に講談社に入社し、週刊モーニング編集部に所属。井上雄彦、三田紀房、安野モヨコ、小山宙哉、伊坂幸太郎などの編集を担当する。2012年に講談社を退社し、クリエイターのエージェント会社、コルクを設立。現在、漫画作品では『オチビサン』『鼻下長紳士回顧録』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)、『テンプリズム』(曽田正人)、『インベスターZ』(三田紀房)、小説作品では『マチネの終わりに』(平野啓一郎)の編集に携わる。 http://corkagency.com/

「2015年 『凡庸な作家のサバイバル戦略──結局どうすりゃ売れるのさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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