群像 2018年 06 月号 [雑誌]

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レビュー : 5
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  • / ISBN・EAN: 4910032010686

感想・レビュー・書評

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  • 『群像』生まれて初めて読みました。
    講談社ということも今回知りました。

    北条裕子さんの『美しい顔』が話題になっているので、図書館で借りてきたのです。
    でもhttp://book-sp.kodansha.co.jp/pdf/20180704_utsukushiikao.pdfこちらでも読めます。

    雑誌には裕子さんのコメントと選考委員による選評もありますし、私の好きな柄谷行人さんや若松英輔さんの書かれたものもあるので、たまにはこういう本を開いてみるのもいいな、良い機会だったなと。

    そしてもし芥川賞を受賞したとしたら、私が今まで芥川賞で面白かったのは『コンビニ人間』だけなので、自分にとって面白い芥川賞作品が一つ増えるということになります。(といっても三冊しか読んでいないけど)

    著作権の問題は私にはわかりませんが、裕子さんに悪意が無いのは明らかですし、選考委員の皆さんがおっしゃるように非常に良い作品だと思います。
    『美しい顔』の横にはられた裕子さんの顔が綺麗で、「お金持ちと結婚して優雅に暮らす選択肢もあるのに、バイトしながら作家を目指しているんだー」と感心しました。
    期待の新人です。

  • 北条裕子「美しい顔」、絲山秋子「御社のチャラ男」第二話、読了。「美しい顔」は、東日本大震災で、母を失い、弟とともに生き残った17歳のサナエが、最初は無遠慮にカメラを向けインタビューしてくるマスコミを憎み、やがて利用してやろうと考え、母の死を受け入れることを拒み、マスコミの求める像を進んで提供することで自分を保とうとするが、母の友人に、そんなことをしても自分を損なうだけ、どうにもできないとわかって、そのことに悲しんで苦しみ抜いて、受け入れてくしかない、と諭され、最初は反発するものも、差し伸べてくれた叔母の手を受け入れ、日常に復帰することを決意するまで。当事者でないものが何かを言えるわけではないけれど、ふと、変えられないものを受け入れる力を、と歌った宇多田ヒカルの一節を思い出した。/絲山秋子「御社のチャラ男」は、まとまったら単行本買って読みたいと思った。

  •  
    ── 北条 裕子《美しい顔 20180600 群像 20180507 講談社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B07CLRYJMM
     
    ♀Houjou, Yuuko 作家 19‥‥‥‥ /群像新人文学賞
     下記からの引用・盗作問題で物議を醸し、受賞を逃した。
     
    ── 石井 光太《遺体 震災津波の果てに 20111027 新潮社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B0096PE3TE
     
    (20180719)
     

  • 芥川賞候補作、北条裕子著「美しい顔」読了。迫力すごかった。主人公視点なのに客観的で。ラストのヒロノリかわいい。長いのにイッキ読み。

  • 北条裕子さんの「美しい顔」だけは読んだ。
    忘れてはならぬ一編だと思う。

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