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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988013159914
感想・レビュー・書評
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サリュート7
こと宇宙に関してはロシアは現在でも宇宙ステーションとかで米国を上回っているんだから、俄然、本作への期待は高まりますね。冒頭、ステーション外の作業者と更新しているオペレーターが任天堂ゲームウォッチのロシア版パチモノをやっているのが面白すぎる。ゲームウォッチって僕が40年以上前、まだ小学生だった頃のパズルゲームですよ(笑)僕は「ファイヤー」が凄く好きだった。あと「ボール」も好きだったなぁ〜こんな映像見ると懐かしくってもう一回やってみたくなりました。ヤフオクとか探してみようかな〜凄い値段だったりして…(笑)
溶接のバリなんて釘が刺さった程度の小さな孔一つじゃないかと思ってしまうけど、宇宙だとあんな小さな孔が生死を分かつ重大な局面になってしまうんだね。宇宙服内部の内圧が下がることで何が起こる?空気が逃げていき、大気圧がない高度400kmにもなる宇宙空間だと急激に減圧症になってしまうってことだな。それは体の寧部への負担が大きいから非常に怖いですなぁ〜
大昔に立花隆著「宇宙からの帰還」で宇宙からの帰って来るパイロットの中に神の存在に目覚めて信仰心が熱くなるような人が少なからずいる…みたいな話があった。宇宙空間で光を見た彼もそんな風に「神の存在」のようなものを意識してしまうそんな体験だったんだろうか?ここは凄く興味深いですね。ただのSFとは言い切れないと思う。
バルコニーからコップを落とした後の台詞…おそらく宇宙ステーションにいた期間なんてもっとも長い人で二年二ヶ月くらいのもんだから、あんな風に重力のある地球と無重力の宇宙空間との区別がつかないような状態ってどれくらいの期間でそうなっちゃうんだろう…不思議な感じだわ。
デブリってあんな速度で飛んでんのか〜あんな豪速球、まともに受けたら簡単に致命傷になるよなぁ〜むしろ当たらない方が奇跡って感じだわ。
ロシア人は笑わないなぁ〜(笑)ジョークは言わないみたいだ笑笑。そしてメロドラマは下手だな笑笑
無限に広がるような雲海を赤く染め上げて一筋の光が立ち上っていく光景は、神々しいものがありますね。宇宙空間から見る地表の美しさも然りです。
こう言う神がかった天才っているもんなんだなぁ〜
やっぱり宇宙飛行士はすごいですね。何がって「諦めの悪さ」です。「アポロ13」「ゼログラビティ」「オデッセイ」その他たくさんのSF作品で見ても宇宙飛行士は、特にパイロットはほんと諦めが悪い。と言うか諦めない。知力体力度胸全てにおいて秀でたスーパーマン…パイロットはそんな人たちですもんね。
こんな作品だからこそ、事故はあるだろうと思っていたけど、あんな水滴が原因になっちゃうのはスゴイですね。
一人分の酸素はあるけど二人分はない…シビアな話です。
それでも諦めないのが宇宙飛行士なんだね。割といい作品だったなぁ〜ラストで流れている男性ボーカルの勇ましい歌を聴いているとロシア語は決して音楽に乗せやすいフィーリングではない感じです(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クリム.シペンコ 監督
キャスト ルボフ.アクショノーバ
イリヤ.アンドリューコフ
ロシア宇宙計画の歴史に残るスペースミッションを、国営宇宙開発企業ROSCOSMOS全面協力のもと映画化。1985年、ロシアの宇宙ステーション、サリュート7号が突如として制御不能になった。このままでは地球に落下する恐れがあるため、宇宙飛行士をステーションに送り込んで直接修理することが決定。サリュート計画に当初から関わってきた技師ビクトルと退役パイロットのウラジミールが担当に選ばれ現地へと向かう。彼らは無事サリュート7号に到着するが、ステーション内部は氷漬けになっており、全機能が停止していた…
感想を書きたかったけど 最初ブグログになかった
何故か出てきた ロシアの実話を元に かなり 良かったです -
1982年、ソ連の宇宙ステーションのサリュート7は故障し制御不能に陥った。地球の人口密集地に墜落すれば大災害になりかねず、撃墜してもスペースデブリとして宇宙開発を10年は遅らせてしまう。ちょうどこれを回収できるぐらいの能力を持つスペースシャトルチャレンジャー号の打ち上げ間近であり、ソ連宇宙開発局はギリギリの選択を迫られていた・・・
舞台設定からしてたまらない。
ソ連末期の1982年というのもいい。ソ連の非人道性、ソ連の近代性、ソ連の普遍性と人道性、そういったものを背景にしながら、ハリウッドライズされたロシア的・スラブ的な重苦しくて暑苦しい物語が続いていく。
どこでどう切り取っても私の好みだ。
私はそもそもサリュート7という事故を知らなかった。一応そういう事故は実際にあったらしい。脚色しているのは分かっているが、そんなものは別に構わないし、むしろウェルカムだ。
結末を知らないだけに、次々に襲いかかる極限の状況に、まさにハラハラ・ドキドキする。登場人物に思い切り感情移入もしている。
最初こそ、宇宙飛行士の夫が危険性の高い宇宙ミッションに参加することに反発する妻とか、生まれてくる子供と宇宙と以下略という身重の妻みたいなつまらない設定にちょっと危惧を抱いていたけど、中盤以降は気にならなくなった。
面白い! たまんないスラブの人情ウラー!
やっぱりロシアっていいよな!
・・・と思っていたのだけど、映画の最後で裏切られた。
「はい? なにこれ?」って。
いやいやいや、今までの物語上の制約条件的にこんな結末はだめじゃん。
そう思って、もともとの史実としてのサリュート7事件を検索してみてみた。そしたら、ぜんぜん違う。史実の服部半蔵とニンジャ・タートルズぐらい違う。
なんだこれ?
いやね、史実に基づいた映画が史実そのものを再現しろと言うつもりはない。演出も誇張もしてくれてもいい。そもそも嘘をつくための材料として史実を持ってきているのであり、うまく騙させてくれるのならば、元の出来事の真実性なんかどうでもいい。
でもそれにしたって限度ってものがあるだろう。
天使の光を見たかどうかとか、身重の妻がいるかとか、それが演出でもいい。
主人公たちの個人的な葛藤はドラマにおいて大切だからいいと思う。
まあ、ここは許容範囲だ。
墜落したら地球規模の災害。アメリカとの宇宙開発レースの葛藤。国家上層部からのプレッシャー。それぞれないわけではないだろうけど強調し過ぎだと見ながら思ったが、ないわけではないだけにその時はプレッシャーだっただろうし、緊急時ほど主観的な要素が入るから、そこでドラマを作るのはいい。
当時の技術的な限界。ここが大切だ。丸木舟なら1mの波でも生死に関わるが、今のフェリーに乗っていたらこれは小凪だ。でも生死に関わる大波にいかにして戦うかは昔も今も関係ないわけで、もしいま2000年前の航海を映画化するのならば、そこは今のフェリーにしか乗ったことのない観客を騙さなくてはいけない。元寇とか遣唐使とかを映画にするのなら本当にそうかもね。
それでいうと、この映画としてのサリュート7は、その映画の中だけで通じる制約条件をどんどん釣り上げていき、そして最後にそれをすてて逃げた。
こんなひどい裏切りは見たことがない。
当初の世界観とか、前半で作り上げてきたその世界のお約束が回収できずに、後半でグダグダになっている映画はある。というかそんなのばっかり見てきた。
それでもそれなりに嘘のつじつまを合わせようとして、それなりに頑張ってはいたよ。私がたびたび批判してる韓国映画だって、つじつまを合わせられなくなったらアイゴー!アボジー!って泣きわめいているけど、逆に言うと、手段はともあれ意図として、ごまかそうという気持ちだけはあったわけだ。
ロシア映画たるソリュート7.
つじつまを合わせようともしていない。なんとかしようともしていない。今までのお約束なんかあっさりと無しだ。
それを言い訳しようとする気持ちすら感じられない。
「すまん、あれは嘘だ」というわけだ。
やっぱり、ロシア人は別格だわ。映像がハリウッドライズされてるなんか関係ないよ。 -
85年、停止した無人宇宙ステーションのサリュート7を修理した二人の宇宙飛行士の実話を映画化。
ソ連はすごかった的なプロパガンダ感が鼻につくが、宇宙空間の圧倒的な美しさはすごい。ここまで宇宙をきれいに表現した映画はないくらい。
ま、その美しさもロシア映画すごいという技術的なものなわけですが。。。 -
おお、「不思議惑星キン・ザザ」以来のロシア映画だ。同じ宇宙SFでも随分雰囲気が違うなぁ。
そんな戯言はともかく、「アポロ13」「アルマゲドン」「ゼロ・グラヴィティ」といった宇宙SFの秀作のいいとこどりをした、美味しい作品でした。
冷戦下のソヴィエトで、技術をアメリカに盗まれたくないという理由だけで、故障した宇宙ステーションを救出するという命がけのミッションに挑むことになった飛行士たちの話。
次から次へと困難が襲いかかり、ついに万策尽きたかと思われたところを、見事など根性で切り抜けてしまったロシア人には脱帽。なんてったって最後はトンカチで叩き続けるだけですからね。このスマートさのかけらもないところが、いかにもロシアという感じ。好きだなぁ。
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