サイトに貼り付ける
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・電子書籍 (191ページ)
感想・レビュー・書評
-
kindleで購入。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルの通り、食べるという行為について、何かを殺すことである、などを議論。
人間の肉を食うことへの禁忌について、他者の肉を食べることによる罪は存在しない、という指摘も面白い。たしかにその通りで、『ひかりごけ』などの作品の元となった第五清進丸事件などは死体損壊罪で起訴されることになった。芸術家が自らの性器を除去し、それを料理して食べる人を募ったケースでは、最終的に猥褻物陳列罪で起訴された。どうにもコレジャナイ感がある。
タブーであるにもかかわらずそれが刑法に処されない例は珍しいという。
本書では、ほかの本の引用も多く、アンパンマンは食べてはいけない者が、食べ物である、という矛盾により衝撃的な発想という発想は確かにと思った。
他にも、よだかの星、注文の多い料理店など、食に関した童話を引用しつつ考察。
動物は生きたまま食べられるのが普通であることなども、考えてみると当たり前だけど普段は忘れがち。
食の哲学について色々考えさせられる1冊。
全2件中 1 - 2件を表示
著者プロフィール
檜垣立哉の作品
本棚登録 :
感想 :
