- Amazon.co.jp ・電子書籍 (190ページ)
感想・レビュー・書評
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「だって好意はなくなるものじゃない」のところで爆発してしまった…
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無料で読めたのは、ここまでだ。面白い。小鳥遊は、「女男(オトコ)の一生」に出てきた、あの教授と雰囲気が似てるなぁ。こじらせた女に対して、どうにもならない吸引力を放つ謎の男、みたいな。同じ作者だから当然かもしれないけど、人間関係の雰囲気が、本書とあちらの作品はよく似ている気がする。仕事に打ち込みつつ、それだけじゃ・・・という女性に吸引力を持つ作品なのかもしれない。もし俺が今、独身でなおかつ、仕事に打ち込みつつも先行きに漠然とした疑問を感じていたら、ものすごい引き込まれただろう。いや、独身じゃなく、子どももいて、まぁそこそこ面白おかしくやっている今の俺でも、十分引き込まれているけど。続きを読もう。
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なかなかねぇ
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?!?!?!!!?!??
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四十路の女の本音と建前は中々しょっぱいもんで。「この世は泥で痛みと苦しみに満ちている。それが真実よ」妻帯者とつきあう大浦氏。うそぶいては見るものの、本音はやっぱりそこにたどり着くわけで。結婚と子育てが女の幸せでもなかろうに。「偉くなりたいわけじゃないけど、手がけたことをしくじるなんて、ますます生きてる意味がなくなってしまう」この小松氏の心の声が、傷口に塩状態で痛い。意固地な女はかわいくないねー。
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大好きな西先生作品の中でも最も心臓に刺さりまくる作品。主人公のような恵まれた容姿はないんだけど、メンタルが近い。読んでて眉間が痙攣するほどでありました。