被差別部落の青春 (講談社文庫) [Kindle]

  • 講談社 (2003年7月15日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 京都駅の東側、崇仁地区が現在急ピッチで開発されている。本書の発売が25年前だということを考えるとずいぶんと遅い再開発である。

  • タイトルに「青春」とあるように被差別部落を分かりやすいものではなく、むしろ、見えにくいものとして捉え、描き出している一冊。部落差別を重苦しいものとはとらえず、ぐいぐい突きつけてくる語り口ではないからこそ、逆に差別の根深さが伝わった。きっと日本にはまだまだこんな見えない隠れた負が山積しているんだろうなぁ。

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著者プロフィール

角岡 伸彦(かどおか・のぶひこ):1963年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部を卒業。神戸新聞記者などを経てフリーに。著書に『ふしぎな部落問題』(ちくま新書)『ホルモン奉行』(新潮文庫)、『はじめての部落問題』(文春新書)、『被差別部落の青春』(講談社文庫)、『ピストルと荊冠――〈被差別〉と〈暴力〉で大阪を背負った男・小西邦彦』(講談社+α文庫)などがある。『カニは横に歩く――自立障害者たちの半世紀』(講談社)で第33回講談社ノンフィクション賞受賞。

「2024年 『よりみち部落問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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