瑕疵借り (講談社文庫) [Kindle]

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  • 講談社 (2018年5月15日発売)
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AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

賃貸住宅の瑕疵をテーマにした短編ミステリーは、瑕疵物件に住む「瑕疵借り」が中心となり、過去の出来事や人々の想いを解き明かしていく物語です。主人公は、瑕疵の原因となった死者の知人や遺族と交流を持ちながら...

感想・レビュー・書評

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  • 先に最近発行された方を読みました。そちらはあまり...でしたがこちらの作品は4つのストーリーで構成。
    クールな瑕疵借りのはずなのに、死を通じて悩んだりとまどっている人たちの力にさりげなくなってくれており。
    一気読みしてしまいました。

  • ふむ

  • 賃貸住宅の瑕疵を中心にして、なぜ瑕疵が発生することになったのか、その原因について瑕疵借りが生業の主人公が、短編ごとに登場する関係者と解決していくミステリー。
    あまり聞かないタイトルだったので読んでみようと思ったが、思った以上に面白い内容だった。人生の中で住宅は人の一生と密接に関わっている。瑕疵に至った原因も人の生き方をあらわしており、普段は見えないが瑕疵といわれる出来事が起こることによりクローズアップされ、その人の本来の姿が見えてくる。その本来の姿が瑕疵借りにより明らかになる一風変わったミステリーでした。

  • 本作は、不動産屋から依頼され瑕疵物件に住む「瑕疵借り」が、瑕疵物件の原因となった死者の知人や遺族との交流を通じて謎を解く短編ミステリー。

    一番の特徴は、人の想いから生まれる温かさが巧妙に描かれているところです。
    本来語られることはなかったはずの死者の想いが、瑕疵借りによって知人や遺族に伝えられる。そこから展開される生者の想いや関係性には、寂しいけど美しい。そんな風変わりな感情を抱かせます。
    また、物語が探偵役の瑕疵借りではなく、遺族や知人の視点から描かれていることからも、あくまで死者と残された者たちとの関係性にフォーカスしていることが伝わります。

    4つの短編に分かれているため読みやすい。でも、深奥な感動を味わえる作品です。

  • 変わらぬ着眼点の鋭さに感服しつつ、どのエピソードも最後は必ずホロっとくる衒いのないストーリー。満足。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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