「産業革命以前」の未来へ ビジネスモデルの大転換が始まる (NHK出版新書) [Kindle]

  • NHK出版 (2018年4月27日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 栄華を誇ったビジネスモデルの歴史を解説した一冊。野口さんの「世界史を創ったビジネスモデル」の第二部と重なる部分が多い。

    タイトルの「産業革命以前」に逆戻りするという主張は、ダニエル・ピンクさんが「フリーエージェント社会の到来」という書籍で”人々が組織から離れて独立自営業になって肉屋と燭台職人の時代になる”と述べたことと同じ。産業革命で登場した工場制工業出現以前に戻るということだ。

  • タイトルの「産業革命以前」の未来へ
    とても惹かれる。
    けれど、内容は、インターネットによる第4次産業革命、ガーファの台頭など、わりとよくある話だった。

  • 「産業革命以前」の未来へ―ビジネスモデルの大転換が始まる (NHK出版新書 550) 新書 – 2018/4/6

    技術革新の流れを掴み適切なビジネスモデルを創り出そう
    2018年8月24日記述

    野口悠紀雄氏による著作。
    2018年(平成30年)4月10日第1刷発行。

    本書は大航海時代から現代に至るビジネスモデルの変遷を示している。
    (巨大企業、垂直統合から自営業、フリーランス、水平分業の流れ)
    そして現代の私達がどういった状況に置かれているかを再確認する意味で大変有益だ。

    現状の日本は中国の大きな変化に対し何も対応出来ていない。
    AppleのようなEMS(受託生産工場)を活用したビジネスモデルを作ることができるかが問われている。
    *ただし現状GAFAやユニコーン企業のような存在が殆ど無い。アメリカ、中国と比較してもかなり少ない。

    AI、ブロックチェーン技術は従来、人が行っていた仕事を奪う事になる。
    ただし日本は深刻な少子高齢化が進み労働人口も不足し続ける。
    他の国に比べこれらを力強く推進しなければならない。
    この点が諸外国に比べて日本の有利な点ではないだろうか。
    他国はAI化、ブロックチェーン化、DAO化を極限まで推し進めると
    反発が予想される。しかし日本はそれを実施しないといけないからだ。

    本書P214
    フロンティアは、与えられるものではなく、積極的に作り出すものだ。
    人口が増加しなくなったからといって、日本経済にフロンティアがなくなったわけではない。
    とくに重要なのは、これまでに見てきたように
    新しい技術によって広がったフロンティアだ。

    もちろん、利益があがる適切なビジネスモデルを作る必要がある。
    また中国に比べ不足するコンピュータ・サイエンスの人材をもっと育てる必要性がある。

    旧帝大で大きすぎる農学部。
    旧来の学科が以前多く残る工学部。
    それらをスクラップした上で新しい学部に予算、人材を振り向ける必要がある。
    *無論文系学部でも見直しは必須だ。
    そういった新しい技術に対応できる人材を育成できる学科、学部を作る。

    ただ本書のP122にあったGoogleが広告収入に依存している事が弱点になることは分かる。
    ただ課金型モデルが主流になるのか少々疑問が残った。
    有料メルマガでも読者が増えず撤退する人も多い。
    課金型で成功したMyNewsJapanでも有料会員は約2000人の推移のままだからだ。
    そもそも読むに値するものを作れる書き手は限られているように思う。
    その意味でGoogleの優位性は崩れないと個人的に思う。
    *ただしFacebookはmixiみたいに徐々に廃れるのではと思っている。

  • 経済・産業の変化を大局的に解説した本。現在から未来への辺りが、特に良かったです。

  • 流石の野口先生、大変勉強になりました。パースペクティブが変わる感じがします。

  • いま、世界のビジネスモデルは大転換しようとしている。 これに伴って、組織のあり方や人々の働き方も大きく変わる。そうした変化を先導できる国や企業や個人が発展し、変化に対応できない国、企業、個人が後れを取り、衰退する。 本書では、大航海時代から産業革命を経て、現在にいたる長い歴史の流れを見ている。
    その後、8章で具体的に日本でなすべき提案がされている。
    具体的には、まったく新しいビジネスフロンティアを見いだすことだ!
    新しい経済において重要なのは、大組織の中で決まりきったことを効率的に実行することではなく、まったく新しいビジネスのフロンティアを見出すことだ。それに成功するかどうかが、これからの企業や個人のあり方に大きな影響を与える。

  • AIだのブロックチェーンだの、最近(でもないか?)のホットなトレンドを纏めた本、という印象でした。

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著者プロフィール

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て2017年9月より早稲田大学ビジネスファイナンス研究センター顧問。専攻はファイナンス理論、日本経済論。ベストセラー多数。Twitterアカウント:@yukionoguchi10

「2023年 『「超」整理手帳 スケジュール・シート スタンダード2024』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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