地元経済を創りなおす-分析・診断・対策 (岩波新書) [Kindle]

  • 岩波書店 (2018年2月20日発売)
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  • 本書では、
    これまでのように地域外からお金を引っ張ってくることも大事だが、
    域内で使われるお金の滞留や循環を目指すことが地域活性化に必要だ としています。



    ~本文より抜粋~

    ・歩いて行ける地元の畑の農作物よりも、地球の裏側から運んできた食べ物のほうが
    安いというヘンな状況を、私たちは疑問無く受け入れています。

    ・大事なのは「いったん地域に入ったお金が、最終的にその地域から出ていく前に、
    何回地域内で使われるか」なのです。これを「地域内乗数効果」と呼びます。

    ・何でも一度に揃うスーパーマーケットではなく、
    あちこちの個別のお店に買いにいくのは、時間がかかります。働いているから、
    子どもがいるから難しい、という障壁です。

    ~ここまで~

    何がなんでも
    地元でお金を回そうということではなく、
    「水の入ったバケツに開いた穴を塞ぐ」
    と表現されているように
    少しでも「漏れ」を減らす
    というイメージが近いかもしれません。

    そのためには、対象とする地域の
    収入と支出の見える化が必要になってきます。

    この本から、
    個人単位の動き・働きに
    落とし込むのは簡単ではありませんが、 

    自分の住む地域が 
    どうなると良さそうなのか、
    長く住みたいと思うのか、

    感じ方の感度を上げる
    アンテナや方位磁石のような印象を受けました。

  • 地域内経済循環を作るための調査方法などを紹介している。
    地域によっては行政区画では単独でできない場合もあるので、そういった部分を含めた実施ができると良いと思った。

  • ふむ

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著者プロフィール

大学院大学至善館教授、有限会社イーズ代表取締役、株式会社未来創造部代表取締役社長、幸せ経済社会研究所所長、環境ジャーナリスト、翻訳家
東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。『不都合な真実』(アル・ゴア著)の翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する講演、執筆、企業のCSRコンサルティングや異業種勉強会等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動きを発信。持続可能な未来に向けて新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンスを高めるための考え方や事例を研究。「伝えること」で変化を創り、「つながり」と「対話」でしなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。
心理学を基にしたビジョン作りやセルフマネジメント術で一人々々の自己実現を手伝うと共に、システム思考やシナリオプランニングを生かした合意形成に向けての場作り・ファシリテーターを、企業や自治体で数多く務める。教育機関で次世代の育成に力を注ぐと共に、島根県隠岐諸島の海士町や徳島県上勝町、宮城県気仙沼市、熊本県南小国町、北海道の下川町等、意志ある未来を描く地方創生と地元経済を創り直すプロジェクトにアドバイザーとして関わる。

「2023年 『答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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