ランウェイで笑って(5) (週刊少年マガジンコミックス) [Kindle]

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  • 育人が作った服が意外過ぎて、しょっぱなから「おお!」と思ってしまいました。でも、それを選んだ理由というか、セセイラさんについて調べる時の着眼点に感心。

    綾野氏めっちゃ金持ち~☆焼肉うらやましい。
    ほのかちゃん、なかなか鋭い勘してるかも。綾野氏はたしかに胡散臭い。なんか探ろうとしている。ホントに育人を自分のブランドに引き抜きたいと思ってるだけなんだろうか。

    中盤は千雪の話。このマンガはちょっと群像劇っぽいところあるね。一応メインは育人と千雪だけど、心や新沼さんもじっくり描かれていきそうな。
    千雪、身長が足りないだけでゴミのような言われようで読んでて心が苦しくなりそう。
    千雪の回想シーンでお母さんに言われたことが描かれていましたが、「モデルに必要なのは身長ではなく存在感(オーラ)。腑抜けたオーラで相手できるほど高身長モデルは甘くない」というセリフ、最初は千雪がライバルたちに臆することなくふるまわなければと気合を入れるために出てきたのだと思いましたが、違う見方をすれば…
    このページではちょうど、心がモデルの仕事をするために登場したシーンでもあるんですよね。
    ”心がモデルの仕事をイヤイヤやっている。千雪が喉から手が出るほど欲しい高身長を持っているくせにモデルとしての意識が低い”という思いに持っていかせるための布石のようにも見えます。

    千雪は身体を傷つけないようにいつも細心の注意を払っているのに、心の左手は傷だらけ。モデルとしての意識は全然なのに自分は同じ舞台に立たせてももらえない。悔しすぎるよね。

    一方心は本気で服を作る側に回りたいことをマネジャーに伝えたけれど却下。マネジャーと千雪は同じ悩みを持っている(た)同類っぽい。
    なんか最後は育人、なんかされそうな嫌な予感が・・・。

    千雪母、偉大やわ。いくら頑張っても無理ゲーやん、な道を進もうとしている娘を後ろから見守るってよほど肝が据わってないとできないよ。

  • 1~5巻まとめ読み。少年漫画でファッション業界の話をやってる作品があると噂に聞いて気になってたらなんかの賞に選ばれたらしく今回手に取りました。
    育人と千雪という2人の主人公がファッション業界でハンデを抱えながらそれぞれの夢を追う話。
    この作品のすごいところは2人の覚悟、少年漫画という特性をいかしたアツイ想いもあり、要所要所で泣けます。
    努力が引き立つように業界の描写はとにかくシビア。
    メインの2人と育人の家族が好きです。家族の話はもう泣ける。
    逆に心がどうしてもいじいじしてて苦手。
    彼女が出てきてから2人のシーンも減ったし、大きな盛り上がりや爽快感もなくなってきたように思う。
    あとモデル側の話のときはずっとそれが続くし(なおかつドロドロしてる)デザイナー側のほうも続くとそればかりなので構成が飽きるので-1。

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「2020年 『ランウェイで笑って 158cmモデル、パリコレへ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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