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感想・レビュー・書評
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The Greatest Showman
2017年 アメリカ 105分
監督:マイケル・グレイシー
出演:ヒュー・ジャックマン/ザック・エフロン/ミシェル・ウィリアムズ/レベッカ・ファーガソン/ゼンデイヤ
仕立屋の息子として貧しい少年時代を送ったP・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)は、幼馴染の令嬢チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)と結婚、二人の娘にも恵まれるが、働いていた貿易会社が倒産、仕事を失う。しかし沈没した船を担保に銀行から金を借りることに成功、それを元手に博物館を始める。博物館としては閑古鳥だったが、思い付きでフリークス・ショーの劇場を始めたところこれが大当たり、バーナムは興行師として一躍成功者となるが…。
ミュージカルなので物語の展開するスピードがものすごく早い。どんなトラブルにぶつかっても1曲歌い終わると解決する(笑)なんとなく「レ・ミゼラブル」のイメージで大長編かと思いきや、2時間にも満たない中にギュっとエンタメが詰まっていてテンポ良く見れた。とにかく歌が良いので元気が出るのが良い。心理の掘り下げよりも、この映画の観客もこれを「ショー」として楽しむのが正解なのだろう。
さて一躍成功者となったバーナムだが、フリークスたちを攻撃する人々や、彼をペテン師として非難する人も多く、上流階級からは見下されている。それらを跳ねのけるために彼がとった計画は、正統派の演出家として成功しているフィリップ・カーライル(ザック・エフロン)を仕事のパートナーとして取り込み、さらにヨーロッパで成功していた歌手のジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)をアメリカで売り出すこと。これも見事に当たるが、ジェニー・リンドに信頼以上の関係を求められてしまったことで破綻、さらにフリークスたちの劇場が差別主義者たちに放火され、バーナムは一瞬で全てを失ってしまう。
実はちょっとモヤモヤしたのは、バーナムが上流階級から見下されることに反発しているくせに、そっちに仲間入りしたがっていたり、そのためにフリークスたちをないがしろにした場面があったこと。貧しい育ちゆえ令嬢の妻の両親に結婚を反対されたりした劣等感が彼の成功のバネになったのは確かだろうけど、そのために自分以下のフリークスたちを利用したという側面もなきにしもあらず。映画としてはそこいらへんを上手いこと、奇形ではなく個性、多様性を受け入れる物語として美化されていたが、それこそきれいごとだろう。
とはいえ、サーカスの面々はとても魅力的だった。髭の生えた熊女を演じたキアラ・セトルの気迫は凄まじいものがあり、彼女の歌は圧巻。そしてブランコ乗りのアン(ゼンデイヤ)のしなやかな美しさ!彼女とザック・エフロン演じるフィリップのラブストーリーも良い。最終的にもちろんバーナムは劇場をテントとして立て直し、家族との信頼関係も修復、大団円となる。
個人的に見世物小屋やサーカスの類が大好物なのでそれだけでもワクワク楽しめた。そういえばミルハウザーの『バーナム博物館』も、この実在の人物P・T・バーナムがモデルだったんですね。てっきりミルハウザーの創作かと思ってました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歌がすごくよかった。もっと歌とダンスのシーンが多かったらよかったのに。
単純に「サーカス団をつくりました」っていう話なのか思っていたら、そこがはじまりっていうかそこからまたストーリーが広がっていって、想像していた、サーカス団に入った「ユニークな」人たちの、ユニークさへの賛歌、みたいな話がメインじゃなかったのがけっこう意外だった。大衆性と芸術性の話とかもっと掘り下げてほしかったような気もする。興味深い視点がいろいろあったのになんかいまひとつ浅く終わったというか、まあミュージカルだからそんなものかな。
ザック・エフロンがよかった。ゼンデイヤとの空中ブランコの綱(っていうのかな?)を使ったダンスとかきれいだった。 -
一番大好きな映画かも。
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ストーリーはなんてことないが、歌と踊りがキマってる。いい曲がたくさん入ってるが、私はロマンティストなので、Rewrite The Starsが好き。
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