グレイテスト・ショーマン (字幕版)

監督 : マイケル・グレイシー 
出演 : ヒュー・ジャックマン 
3.67
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感想・レビュー・書評

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  • The Greatest Showman
    2017年 アメリカ 105分
    監督:マイケル・グレイシー
    出演:ヒュー・ジャックマン/ザック・エフロン/ミシェル・ウィリアムズ/レベッカ・ファーガソン/ゼンデイヤ

    仕立屋の息子として貧しい少年時代を送ったP・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)は、幼馴染の令嬢チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)と結婚、二人の娘にも恵まれるが、働いていた貿易会社が倒産、仕事を失う。しかし沈没した船を担保に銀行から金を借りることに成功、それを元手に博物館を始める。博物館としては閑古鳥だったが、思い付きでフリークス・ショーの劇場を始めたところこれが大当たり、バーナムは興行師として一躍成功者となるが…。

    ミュージカルなので物語の展開するスピードがものすごく早い。どんなトラブルにぶつかっても1曲歌い終わると解決する(笑)なんとなく「レ・ミゼラブル」のイメージで大長編かと思いきや、2時間にも満たない中にギュっとエンタメが詰まっていてテンポ良く見れた。とにかく歌が良いので元気が出るのが良い。心理の掘り下げよりも、この映画の観客もこれを「ショー」として楽しむのが正解なのだろう。

    さて一躍成功者となったバーナムだが、フリークスたちを攻撃する人々や、彼をペテン師として非難する人も多く、上流階級からは見下されている。それらを跳ねのけるために彼がとった計画は、正統派の演出家として成功しているフィリップ・カーライル(ザック・エフロン)を仕事のパートナーとして取り込み、さらにヨーロッパで成功していた歌手のジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)をアメリカで売り出すこと。これも見事に当たるが、ジェニー・リンドに信頼以上の関係を求められてしまったことで破綻、さらにフリークスたちの劇場が差別主義者たちに放火され、バーナムは一瞬で全てを失ってしまう。

    実はちょっとモヤモヤしたのは、バーナムが上流階級から見下されることに反発しているくせに、そっちに仲間入りしたがっていたり、そのためにフリークスたちをないがしろにした場面があったこと。貧しい育ちゆえ令嬢の妻の両親に結婚を反対されたりした劣等感が彼の成功のバネになったのは確かだろうけど、そのために自分以下のフリークスたちを利用したという側面もなきにしもあらず。映画としてはそこいらへんを上手いこと、奇形ではなく個性、多様性を受け入れる物語として美化されていたが、それこそきれいごとだろう。

    とはいえ、サーカスの面々はとても魅力的だった。髭の生えた熊女を演じたキアラ・セトルの気迫は凄まじいものがあり、彼女の歌は圧巻。そしてブランコ乗りのアン(ゼンデイヤ)のしなやかな美しさ!彼女とザック・エフロン演じるフィリップのラブストーリーも良い。最終的にもちろんバーナムは劇場をテントとして立て直し、家族との信頼関係も修復、大団円となる。

    個人的に見世物小屋やサーカスの類が大好物なのでそれだけでもワクワク楽しめた。そういえばミルハウザーの『バーナム博物館』も、この実在の人物P・T・バーナムがモデルだったんですね。てっきりミルハウザーの創作かと思ってました。

  • 歌がすごくよかった。もっと歌とダンスのシーンが多かったらよかったのに。
    単純に「サーカス団をつくりました」っていう話なのか思っていたら、そこがはじまりっていうかそこからまたストーリーが広がっていって、想像していた、サーカス団に入った「ユニークな」人たちの、ユニークさへの賛歌、みたいな話がメインじゃなかったのがけっこう意外だった。大衆性と芸術性の話とかもっと掘り下げてほしかったような気もする。興味深い視点がいろいろあったのになんかいまひとつ浅く終わったというか、まあミュージカルだからそんなものかな。
    ザック・エフロンがよかった。ゼンデイヤとの空中ブランコの綱(っていうのかな?)を使ったダンスとかきれいだった。

  • 一番大好きな映画かも。

  • ストーリーはなんてことないが、歌と踊りがキマってる。いい曲がたくさん入ってるが、私はロマンティストなので、Rewrite The Starsが好き。

  • GOLDEN GLOBE®を受賞しています
    本年度アカデミー賞ノミネート!『ラ・ラ・ランド』の製作チームが贈る"すべての人が輝く"心震える感動のエンターテインメント!
    68,331
    IMDb 7.5
    1時間44分
    2017

  • とにかく音楽と振り付け。音ハメも気持ち良すぎる。
    脚色やそもそも人間性の価値観については時代やその他諸々の要素があるので一旦置いてプレーンな脳みそにして見るとミュージカル映画としてはかなりよかった。
    This is meも好きだけど個人的にはThe Other Sideのあのやり取りが好き。バーテンダーもいい。

  • グレイテスト・ショーマン 2017

    アメリカ公開 2017年12月20日
    日本公開 2018年2月16日

    『グレイテスト・ショーマン』(原題: The Greatest Showman)は、2017年のアメリカ合衆国のドラマミュージカル映画。マイケル・グレイシーの初監督作品。19世紀に活躍した興行師、P・T・バーナムの成功を描くミュージカル映画でP・T・バーナムをヒュー・ジャックマンが、パートナーのフィリップをザック・エフロンが演じる。音楽を手がけるのはベンジ・パセックとジャスティン・ポール。

    タイトルはバーナムが上演した「地上最大のショウ」から取られた。

    ストーリー
    小さいころから貧しくも夢想家のバーナムは、良家の令嬢チャリティと結婚。ニューヨークでつつましい暮らしを始めて娘たちも生まれるが、仕事が長続きせず、貿易会社に就職しても、会社の貿易船が沈没してしまい倒産、彼を含む全ての従業員が解雇される。しかしバーナムは沈没した船の登録証を持ち出し、それを担保に銀行から資金を借り、世界中のあらゆる奇妙なものを展示した「バーナム博物館」をオープンさせる。だが客足はかんばしくなかった。

    そんなとき、彼は娘のある一言をきっかけにショービジネスの道へと進む。小人症の男、大男、髭の濃い女、全身刺青の男、結合双生児の兄弟など、世間から隠れるようにして生きていた様々な人を集め、いわゆるフリーク・ショー(見世物小屋)のサーカスを始めたのだ。彼らのショーは大盛況になるが、批評家には酷評され、市民の中には「街の恥さらし」と激しい抗議活動をする者も現れた。バーナム一家も裕福にはなったものの、上流社会からは単なる成り上がりの怪しいペテン師親子という扱いしかされなかった。

    バーナムは劇作家のフィリップ・カーライルと出会い、彼をショーの演出家にスカウトする。バーナムの熱烈な勧誘を受けたフィリップは取り分10%で承諾する。劇場を訪れた彼は、有色人種の空中ブランコ芸人であるアンを見初めてしまう。

    フィリップのコネにより、ショーの仲間を連れてヴィクトリア女王に拝謁することができたバーナムは、欧州随一のオペラ歌手とほまれ高いジェニー・リンドと出会う。彼女のアメリカ公演を成功させれば、遂に上流社会の仲間入りができ、娘たちも馬鹿にされなくなると考えたバーナムは、フィリップに劇場運営を任せ、自らはジェニーの公演に全てを注ごうと決めた。

    ジェニーの歌声は素晴らしく、初演は大成功を収めて批評家にも絶賛される。バーナムの名声にも箔がついたが、そのせいでバーナムは劇場のキャスト達を疎んじるようになった。劇場以外に拠り所がない彼らは必死にショーを続けるが、バーナム不在の劇場は人気が落ちていく。

    フィリップはアンをデートに誘うが、たまたま出会ったフィリップの両親はアンを侮辱し、彼女は逃げ去ってしまう。追いかけたフィリップは身分の差など関係ないと説得するが、アンは不可能だと彼を拒絶する。

    一方、バーナムは多大な借金を重ねてジェニーの全米公演ツアーを敢行し、当初は大好評を博するが、その道中でジェニーから寄せられる好意以上の誘惑に良心の呵責を感じ、二人は決裂。途中でツアーは打ち切りになってしまう。ジェニーは最後の公演終了時に、バーナムに当てつけのように「お別れのキス」をし、新聞の一面をスキャンダルで飾る。

    フィリップに任せていた劇場だったが、市内の反対派との争いから放火され全焼してしまう。フィリップはアンを救出しようとして燃える劇場に飛び込み、バーナムによって救出されたものの意識不明で病院に運ばれた。さらにジェニーのツアー中止による負債でバーナムの邸宅は差し押さえられてしまい、チャリティは自分勝手なバーナムに愛想を尽かし、娘たちを連れて実家に帰ってしまった。

    全てを失ったバーナムが独りパブで酒を飲んでいたところ、サーカスの団員たちが現れ、彼にサーカスを再建するよう説得する。バーナムは、自分が何のために名声や成功を追い求めていたのかを思い出し、サーカスがいまや自分と団員たちにとって家族であり居場所となっていたことに気づかされたのだった。

    重症のフィリップも、アンに見守られてようやく回復した。バーナムは去った妻を追いかけ、関係を修復する。サーカスの財政的困難も、フィリップが彼の貯金を使って再建することを提案、野外のテントサーカスとして新しく蘇った。再開したサーカスは大きな成功を収め、フィリップとアンは結ばれる。バーナムはフィリップにショーマンの座を譲り、妻に寄り添われながら、家族との時を慈しむのだった。

    キャスト
    ※括弧内は日本語吹替。

    バーナムと周りの人々
    P・T・バーナム - ヒュー・ジャックマン(山路和弘)/ エリス・ルビン(幼少期)
    フィリップ・カーライル - ザック・エフロン(木村昴)
    チャリティ・バーナム - ミシェル・ウィリアムズ(中村千絵)/スカイラー・ダン(幼少期)
    ジェニー・リンド - レベッカ・ファーガソン、ローレン・アレッド(歌部分[4])(北西純子)
    キャロライン・バーナム - オースティン・ジョンソン(大久保瑠美)
    ヘレン・バーナム - キャメロン・シェリー(米本早希)
    フィロ・バーナム - ウィル・スウェンソン
    Mr.ウィンスロップ - ダミアン・ヤング
    ウィンスロップ夫人 - ティナ・ベンコ
    ジェームズ・ゴードン・ベネット(英語版) - ポール・スパークス(英語版)(斉藤次郎)
    Mr.オマリー - エリック・アンダーソン(英語版)(菊池通武)
    バーナム・サーカスの団員達
    アン・ウィーラー - ゼンデイヤ(真壁かずみ)
    W・D・ウィーラー - ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(山本祥太)
    レティ・ルッツ(熊女、髭の生えた女性) - キアラ・セトル(日野由利加)
    親指トム将軍(英語版)(小人症の男性) - サム・ハンフリー(英語版)[注 1]、ジェイムズ・バブソン(歌、台詞部分)(中村章吾)
    リーズ卿(太った男) - ダニエル・エバーリッジ(桜井敏治)
    フランク・レンティーニ(寄生性双生児、3本足の男[注 2]) - ジョナサン・レダヴィド
    コンスタンティン王子(入れ墨男) - シャノン・ホルツァプフェル(井川秀栄)(コンスタンティンは身体の極1部を除き、体の全てにタトゥーが掘られていた)
    チャン&エン・ブンカー兄弟(シャム双生児の由来になった結合双生児) - 小森悠冊(チャン)&ダニエル・ソン(エン)
    ウォルター(犬少年、獅子面男ライオネル、多毛症の男性) - ルチアーノ・アクニャJr.(古川裕隆)
    アルビノツインズ(白皮症の双子姉妹) - ミッシー・パトロナリー&シェオアイフェ・コールマン
    顔や身体に痣を持つ男性(象の肌を持つ男、スタージーウェーバー症候群か血管腫と思われる男性) - ジェレミー・ハドソン
    ブロックヘッド(ピアス男) - テイラー・ジェームズ
    デビルボーイ(二本角の男[注 3]) - ヴィンセント=オリバー・ノワジュー
    ストロングマン(怪力男) - ティモシー・ハージェス(元はAngus Mòr MacAskillで巨人症でもあった男性)
    タトゥーレディ(タトゥーのある女性) - チェルシー・キャソ
    白い服を着た白髪の男性(半陰陽でアルビノの男[注 4]) - キーサン・ブラジルフォード
    オリエンタルマン(東洋人の男) - アレックス・ウォン
    ゴールデンボーイ(金でメイクし金の装飾を付けている青年) - ジュリアス・ルビオ
    ヴードゥーツインズ(ブードゥー教の双子) - ディアンナ・ウォルターズ&ジェシカ・カストロ
    スネークダンサー(蛇を使い踊る女性) - ナジラ・ジラム
    エジプションレディ(エジプトの女性) - クリスティーナ・ギラー
    オー・クランシー(アイルランドの巨人[注 5]) - ラデュー・スピングヘル
    人間大砲 - ケネス・チャン
    ジェフ・ハリス(ジャグラー) - ニック・ジャンツ
    ディン・ヤン(中国人のアクロバットと剣のスペシャリスト) - ナターシャ・リュー・ボルディッツォ
    バーナムに関係する人々
    Mr.ハレット - フレドリック・レーン(相沢まさき)
    ハレット夫人 - キャスリン・メイズル(有賀由樹子)
    ヴィクトリア女王 - ゲイル・ランキン(英語版)(きそひろこ)

    『グレイテスト・ショーマン』のグッとくる名言10選
    【グレイテスト・ショーマンの名言①】「自分の成功は、自分でしか築き上げられないんだ(Your success depends on what you do yourself, with your own means)」(P・Tバーナム)
    【グレイテスト・ショーマンの名言②】「お父さん、世界は変わり続けているんです(Father, the world is changing)」(フィリップ)
    【グレイテスト・ショーマンの名言③】「もう明日も迷わない。今夜始めよう(What’s waited till tomorrow starts tonight.)(P・Tバーナム)
    【グレイテスト・ショーマンの名言④】「僕が君に約束した人生はこんなモノじゃない(This isn’t the life I promised you)」(P・Tバーナム)
    【グレイテスト・ショーマンの名言⑤】「言い訳はしない。これがわたし(I make no apologies.This is me.)」(レティ)
    【グレイテスト・ショーマンの名言⑥】「愛を欲張らないで(Not greedy love)」(チャリティ)
    【グレイテスト・ショーマンの名言⑦】「みんな何かを演じているのよ(Everyone’s got an act.)」(アン・ウィラー)
    【グレイテスト・ショーマンの名言⑧】「快適…ああ進歩の敵か(Confort,the enemy of progress )」(P・Tバーナム)
    【グレイテスト・ショーマンの名言⑨】「みんな違うから輝くんだ(No one ever made a difference by being like everyone else)」(P・Tバーナム)
    【グレイテスト・ショーマンの名言⑩】「崇高な芸術とは人を幸せにすることだ(The noblest art is that of making others happy.)」(P・Tバーナム)


    以上のWikipediaや解説サイトで説明されるミュージカル映画。
    実在した人物を題材にミュージカル映画にしている。
    ラ・ラ・ランドに関わった人もいるようだ。
    それが楽しめた人には良いだろう。
    大切なものは既に周りにあったという感じの話だ。
    まあ、よくある展開ではある。
    それだけ普遍的であると。
    最初、娘に近づくなといって何だかんだ主人公との娘の結婚を事実上許している父親も偉いわなと思えた。
    見世物小屋劇場でちょっと成功しても、既存の上級国民は認めない辺りはどの国家、どの時代においても人間の性というものを感じずにはいられない。
    そんな社交界において無理して認められても仕方ない。
    新しいものはある種の成金として見られがちなんだろうか。
    リベ大ではないが、お金の使い方は貧しい時期から会得しておく必要はある。

    2024/02/24(土)記述

  • 2020年春先の自粛期間中、運動不足解消のために毎朝ウォーキングに。
    そのときのBGMによく聞いていたのが、SuperDRYのCMで印象的だった「This Is Me」
    仕事で色々あって落ち込んでいた時期だったけど、この曲聞いているとパワーがもらえる気がして。
    ならば映画も観てみたい、となり。
    前半の話の進みっぷりがすごい。ハイペースで引き込まれて退屈しない。
    モラルとかコンプライアンスとかが現在と違う時代のお話なので、ええっというシーンはあるものの、まぁそういう時代もあったよなー、と拒絶感はなく。
    お話自体はサーカス興行を成功させた男性の栄枯必衰ストーリー。
    この曲も思ったほどクライマックスで使用されているわけではなかったのが意外だった。
    後半~ラストはちょっと物足りなかったけど、「エンターテインメント!!」という感じで楽しめた。

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