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Amazon.co.jp ・電子書籍 (379ページ)
みんなの感想まとめ
消費者が企業に求めるものや市場での競争優位を実現するための具体的な戦略が示されています。特に、価格、サービス、商品、経験価値、アクセスの五つの要素を通じて、企業がどのように差別化を図り、成功を収めるか...
感想・レビュー・書評
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監修者まえがき
序文
chapter1 今、消費者が企業に求めているものとは?
chapter2 ファイブ・ウェイ・ポジショニングという新たなビジネスモデル
chapter3 価格で市場を支配する
chapter4 サービスで市場を支配する
chapter5 アクセスで市場を支配する
chapter6 商品で市場を支配する
chapter7 経験価値で市場を支配する
chapter8 ファイブ・ウェイ・ポジショニングを実践するには?
chapter9 供給プロセス(サプライチェーン)の現実
chapter10 ファイブ・ウェイ・ポジショニングは未来にも通用するのか?
監修者あとがき詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
星野佳路氏お薦めの経営書。価格、サービス、アクセス、商品、経験価値の5つの要素のうち、1つを市場支配レベルまで高め、1つを差別化レベルとし、残り3つを業界水準とすることが理想であるとの教え。とかく経営者は、すべてにおいて最高レベルを目指そうとするが、それは経営資源のムダが多くなり経営を悪化させる。どこにも負けない点は1つあればよく、もう1つ差別化を図ることに注力することが大事だとしている。星野リゾートが、経験価値で市場支配レベルを維持し、アクセスで差別化を図ることによって成功していることが説得力を高めている。モーサテで星野氏本人も説明していたが、「経験価値」と「アクセス」にはかなりの投資をしていることが伺え、成功へ向けての努力の方向性を決めるにあたり、この考え方を信じ、相当な自信を持っていることがわかった。
「(住宅建築会社スタンリー・マーティン)消費者はなぜ、別の会社からではなく、その会社から家を買うのでしょう。結局は、セールスパーソンに尽きるのです。つまり、必要な情報を必要な時に持っている、質問への答えを知ってる、人間の本質を理解してる、そして、お客様が入ってきたとき、どう扱えばいいか直感的にわかる、といったことが大切なんです。それは、物件の価格や立地に勝る、その人の資質なのです」p125
「スターバックスのCEO、ハワード・シュルツは、経験価値の重要性をよく理解している。毎日のようにスタバに立ち寄る何十万人もの人々が、1杯のコーヒーのためだけに来るのではないことシュルツは承知している。「コーヒーはね、何百年間も会話の中心にいるのですよ。私たちは、お客様の「第3の場所」をつくろうとしているんです。家と職場の間にあって、そこへ来れば1人で休憩できて、何かの集まりに参加している気分になれる。スターバックスは、近所の人が集う玄関先のポーチのような存在になったんです。うちが体現しているものを、みなさん信頼してくださっています。お役様が何度も足を運んでくださるのは、質の高い経験価値のおかげです」p250
「ファイブ・ウェイ・ポジショニング理論に照らし合わせて、星野リゾートの経営では、経験価値を第1位の要素とし、アクセスで差別化をはかり、商品・サービス・価格においては業界水準を維持するということを考えてみた。この理論を信じるならば、これによりコモディティ化に埋没することなく、競争力を持続できるはずである」p369
「経験価値を第1位に選んだということは、この分野で市場を圧倒しなければならない。ホテル・リゾートにおいて、経験価値とはソフト力、いわゆるサービスの質である」p370
「第1位と第2位の要素には妥協なく注力し、残り3要素は業界水準を下回ってはいけない。自信をもって「業界水準を下回らないようにすれば良いのだ」と言い切れるところがこの理論の長所であり、本書は資源の制約がある中でのコモディティ化に対応するアプローチを提案している」p371 -
品質と機能とスピードを両立できない!メーカの『あるある』。これを前提に、コモディティ化の波に揉まれないようにするための考え方が説かれている。
価格、サービス、商品、経験価値、アクセス、の、5項目のうち、1つは業界最高、1つは他社差別化、あとは平均値でよい、という話を事例交えて示している。調査先には、(おそらく)流通業、BtoCが多いが、BtoBでも参考になる。
星野リゾートの星野さん推薦書。今んとこ、ワシのランキング今年1位。
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