自立が苦手な人へ 福沢諭吉と夏目漱石に学ぶ (講談社現代新書) [Kindle]

  • 講談社 (2010年6月18日発売)
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  •  明治の知識人二人の生き方を現代に応用するべきかというエッセイだ。筆者の思いを述べた者であり、なぜ諭吉で漱石なのかは本人の趣味というしかない。現代人への励ましであり、その意味では読む価値はある。

  • 著者自身も「自立が苦手な人」であるようだ。悩みを同じくする人からの、特に若者に向けてのメッセージと受け止めた。

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著者プロフィール

評論家。1962年、茨城県生まれ。鶴見大学歯学部卒業。歯学博士。文芸評論から思想史、若者論、家族論など幅広く執筆。1996年『偽史冒険世界 カルト本の百年  ちくま文庫』(筑摩書房)で大衆文学研究賞、2010年『日本SF精神史 幕末・明治から戦後まで』(河出書房新社)で日本SF大賞、星雲賞を受賞。2019年『日本SF精神史【完全版】』で日本推理作家協会賞受賞。2020年『モダニズム・ミステリの時代』で第20回本格ミステリ大賞【評論・研究部門】受賞。他の著書等に『鴎外のオカルト、漱石の科学』(新潮社)、『「吾輩は猫である」の謎』(文藝春秋)、『文豪と酒  酒をめぐる珠玉の作品集』(中央公論新社)、『文豪と東京 明治・大正・昭和の帝都を映す作品集中公文庫』(中央公論新社)のほか、編集に携わる形で、『女神:太宰治 アイロニー傑作集』『魔術師:谷崎潤一郎 妖美幻想傑作集』(以上、小鳥遊書房)、『羽ばたき 堀辰雄初期ファンタジー傑作集』、『詩人小説精華集』、『魔術 芥川龍之介 幻想ミステリ傑作集』など(以上、彩流社)を刊行している。

「2025年 『怪夢 夢野久作 狂気ト理知ノ傑作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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