バトル・オブ・ザ・セクシーズ 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]

監督 : ヴァレリー・ファリス  ジョナサン・デイトン 
出演 : エマ・ストーン  スティーヴ・カレル  アンドレア・ライズブロー  サラ・シルヴァーマン  ビル・プルマン  アラン・カミング  エリザベス・シュー  オースティン・ストウェル  ナタリー・モラレス 
  • Happinet
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988142422613

感想・レビュー・書評

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  • 全米女子テニスチャンピオンのビリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)は怒りに燃えていた。全米テニス協会が発表した次期大会の女子の優勝賞金が、男子の1/8だったのだ。ビリー・ジーンは、全米テニス協会の会長ジャック・クレーマー(ビル・プルマン)に男女の報酬や賞金の格差を抗議するが、ジャックは聞き入れない。
    仲間の選手たちと“女子テニス協会"を立ち上げるビリー・ジーン。資金もなく不安だらけの船出だったが、著名なジャーナリストで友人のグラディス・ヘルドマンがすぐにスポンサーを見つけ出し、女子だけの選手権の開催が決まる。
    時は1973年、男女平等を訴える運動があちこちで起こっていた。女子テニス協会もその機運に乗り、自分たちでチケットを売り、宣伝活動に励む。 
    トーナメントの初日を快勝で飾ったビリー・ジーンのもとへ、記者会見の前に髪を切ってくれた美容師のマリリン(アンドレア・ライズブロー)が訪ねてくる。
    夫のラリーを愛するビリー・ジーンは彼女に惹かれる自分に戸惑うが、ときめきに抗うことはできなかった。
    その夜、かつての世界王者のボビー・リッグス(スティーブ・カレル)から電話が入り、「対決だ! 男性至上主義のブタ対フェミニスト! 」と一方的にまくしたてられる。55歳になって表舞台から遠ざかったボビーは、妻に隠れて賭け事に溺れていたのがバレ、夫婦仲が危機を迎えていた。
    再び脚光を浴びて、妻の愛も取り戻したいと考えたボビーの“名案"が、男対女の戦いだった。 
    ビリー・ジーンに断られたボビーは、彼女の一番のライバルであるマーガレット・コートに戦いを申し込む。
    マーガレットは挑戦を受けるが、結果は完敗、ボビーは男が女より優秀だと証明したと息巻くのだった。
    逃げられない運命だと知ったビリー・ジーンは、挑戦を受ける。
    その瞬間から、世界中の男女を巻き込む、途方もない戦いが始まった──! 
    始まりは、全米女子テニスチャンピオンのビリー・ジーン・キングが、全米テニス協会の会長ジャック・クレーマーに男女の報酬や賞金の格差を抗議したことからだった。
    このストーリーは、ビリー・ジーン・キングが全米テニス協会の男女の報酬や賞金の格差を無くすための戦いだけでなく、既婚者であるビリー・ジーン・キングが美容師のマリリンを愛している自分のセクシュアリティを受け入れありのままの自分であれるかの戦いについての物語。
    テニスウェアを女性テニスプレイヤーの意見を取り入れたカラフルなものに変え、選手自らチケットを手売りし女子テニスプレイヤーのトーナメントを開き、「女性は筋肉が弱いし重圧に弱いから勝負に摘さない」という男性至上主義者の戯言を男性に負けないパワフルで絶妙な駆け引きの巧みなテニスプレーと粘り強い奮闘で覆していくビリー・ジーン・キングたち女性テニスプレイヤーと男性テニスプレイヤーの白熱した試合と女子テニスプレイヤーの奮闘、特にクライマックスのビリー・ジーン・キングVSボビー・リッグスの一進一退の試合は生々しい迫力と駆け引きと意地のぶつかり合いがあり、興奮するし感動させられる。
    エマ・ストーン、スティーブ・カレルの作り込んだ演技が、印象的。
    「いつか私たちは、ありのまま自由に好きな人を愛せる」

  • 「スポーツとジェンダー」「スポーツとLGBTQIA+」スポーツ界の男女の賃金格差、男性のホモソーシャル(異性おことわり文化)、カミングアウトできない同性愛者の事情が気になるならこちらを。

    スポーツ界の偉人、ビリー・ジーン・キングの伝記映画。


    1973年、第2派フェミニズムのころ。

    女子テニスの優勝賞金は
    男子テニスの8分の1程度しかなかった。

    報酬アップを要求して
    ビリー・ジーン・キングはテニス協会を脱退、
    仲間たちと共に
    「女子テニス協会」を立ち上げ、
    試合チケットを手売りするなどして奮闘。

    一方、
    元男子テニス世界王者ボビー・リッグスは、
    男友達との賭けテニスに溺れ、
    夫婦仲はこじれ、
    「中年の危機」を迎えて、
    人生大逆転を目論んでいた。

    女子テニス世界王者ビリー・ジーン・キングに
    「男性優位主義のブタ
    vsフェミニストの試合」を持ちかけ、
    マスコミを巻き込んでの
    「世紀の一戦」を仕掛けたのだ。

    想像を絶するプレッシャー。

    はたして、ビリー・ジーン・キングは
    ボビー・リッグスに勝利し、
    女子テニスの地位向上を勝ち取れるのか?


    全体的に、描かれなかった部分が気になるつくりで、物足りなさもある作品ですが、重要作。

    ボビーはあえて憎まれ役を演じた、という描き方。男性vs女性の物語は見ていてしんどい、男性が一方的に悪者として描かれる作品は苦手だ、というひとにとっても、見やすいんじゃないか、と思いますが、どうでしょうか。

    (「フェミニズム批評」の観点からいうと、そもそもボビーを賭け事に誘ったボーイズクラブの悪い仲間たち、また、「男女対抗試合」「The Battle Of The Sexes 性別間の戦い」を安全圏から面白がるマスコミや観客の姿をこそ、もっと映し出してほしかった、男性優位主義社会を維持する「構造」をきちんと明らかにして、批判してほしかったのですが……)

    まだ、同性愛が許容されなかった時代、ビリー・ジーン・キングの愛人となった女性美容師との恋愛模様が描かれるので、レズビアン、バイセクシュアルのひとにとっても、一見の価値ありと思いますが、

    不倫描写が苦手なひとは、要注意。

    ただ、妻を支える献身的な夫、ラリー・キング(男性)が、妻の愛人(女性)に対して、「我々は彼女を邪魔しないようにしなければ」と苦言を呈するシーンは、これまでになかった描写だと思います。

    1981年、ビリー・ジーンはレズビアンであることを公表。24時間以内にスポンサーが撤退する事態に発展。(愛人とも破局)

    1987年に夫と離婚。ただし、離婚後も愛称の「キング夫人」と呼ばれています。

    2009年には、女性と同性愛者の権利向上への貢献に対して「大統領自由勲章」が授与されました。

    スポーツ界で活躍する同性愛者について気になるひとは、『スポーツとLGBTQ+』『わたしたち、体育会系LGBTQです 9人のアスリートが告白する「恋」と「勝負」と「生きづらさ」』、それから『ONE LIFE: ミーガン・ラピノー自伝』もおすすめ。

  • タイトルは、女性軽視の時代に女子テニス協会を立ち上げたビリー・ジーン・キングと男子テニス協会との対抗試合の名前です。
    常々思いますが、アメリカも現代の日本で問題になっている様々な差別があったのだという事実を再確認させられます。そして、マイノリティが声を上げ、戦い、権利を獲得してきた歴史には感服しますし、日本もそうなって行って欲しい。
    内容は様々なテーマが織り込まれていてなかなかいいのですが、タイトルにもなっているラストマッチが意外とあっさり勝負がつくので拍子抜けしてしまいました。

  • このパッケージデザイン、ミスリーディングさせようという、この映画の本質はわからないようにさせようという意図が働いていて最悪だな。
    中身は女性テニス選手の報酬を男性選手と同じにすることに同意しなかったテニス協会から離反した女性テニス選手たちが、女性蔑視する正当性を突き付けるために彼女たちをバカにしようとする往年の男性選手に立ち向かう史実映画である。
    そこに中心選手である主人公のクィアな問題も描かれている。結婚しているくせに浮気するやつはどうかと思うのだが、自分の性自認がクィアであるなんて意識にもしないまま結婚するのが当たり前だった時代では、そういういこともあり得たのかなあと思いました。でも夫がいい人すぎてかわいそうでした。

  • 「女性が上だとは言っていない。ただ敬意を払ってもらいたいだけ」

    このセリフを聞いて「なるほど」と膝を打ったのですが、彼女は男の既得権を奪い取ろうとする闘士ではないのです。あまりメラメラとした闘争心をあらわさず軽やかに振る舞う彼女はなかなか魅力的です。エマ・ストーンはあの眼鏡であの可愛さとか、ありえん。

    彼女と試合をするボビー・リグスという男はとんでもない女性差別主義者ですが、スティーヴ・カレルの怪演おかげか、ひょっとしてただの目立ちたがり屋なのかもと、憎めないところもあります。

    あとこの映画、テニスの試合シーンも面白い(殆どCGなんですけど)。この時代はバックハンドの強打は全くなく、スライスでつなぐだけ。そして大体ネットプレーで得点になる。へー。

  • 女の居場所は台所と寝室ってすごい暴言。
    男より上に立ちたいなんて一言も言ってないのにね。
    この女性は声をあげて偉い。

  • あの時代に闘った女性のパワーがすごい。

  • 2019/03/02

  • 1973年に行われた、ビリー・ジーン・キングと往年の名選手ボビー・リッグスの「男女対抗試合」をクライマックスに、女子テニス選手たちの平等を目指す闘いを描く映画。

    女子テニス選手たちが華々しく活躍する現在を知る私たちは、たった45年前のあまりに差別的な現実に驚かずにはいられないだろう。

    キングがレズビアンとしてカミングアウトする前の話でもあり、LGBTの先駆者としての苦悩が、物語のもう一つの山場となる。

    この映画が『ボヘミアン・ラプソディ』と同年に公開されるのも、歴史の暗合というものだろう。フレディ・マーキュリーとビリー・ジーン・キングは、同性愛への偏見があまりに強かった時代に、各界の第一線で偏見と闘った偉人なのだから。

    終盤、「男女対抗試合」を制したキングに、ゲイであると思われる服飾デザイナーが、次のような言葉をかけるシーンに胸打たれた。

    「時代はいつか変わる。たったいま、君が変えたようにね。僕たちはいつか、自由に人を愛せるようになる」

  • エマストーン目当てで観たけど、マリリン役の子まじでエロくてかわいい。。
    テニスで男性と賞金の額が大幅に違うことに腹を立ててボイコットし、団体を作る話。が、夫ある身なのにレズビアンとの熱愛に目覚めてしまう。。。実話なんですね。
    ボビーがマジ嫌なやつすぎて…!
    70年代のファッションがとにかくかわいい!

    リトルミスサンシャインの監督なのか。。。そう考えるとちょっと期待外れかな

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