リカー＆シガレット (バーズコミックス　リンクスコレクション) [Kindle]

著者 : 座裏屋蘭丸

• 幻冬舎コミックス (2018年5月24日発売)

感想・レビュー・書評

[ponponchanさんの感想 · 2024年2月19日]

座裏屋さん、大好きな作家の作品です。
映画を観ているようなリアリティのある世界観と絵の美しさに圧感です。

読み始めた頃は絵の美しさや、テオが酔った時の介抱ご褒美の営みに目を奪われるばかりでした。

何度も読むと、カミロが本当に紳士的で、テオの気持ちが第一優先で、心から大切にしていることに気付きました。
カミロを見ると私の心臓も張り裂けるぐらいにドキドキします。
こんなに優しい男性、中々いない…と惚れ惚れします。

頑固者の自覚があるテオが、自分の気持ちに正直になれる素直な青年で良かったです。
ずっと幸せに暮らして欲しいカップルです。

[ゆうさんの感想 · 2023年10月8日]

幻冬舎50%オフにて購入☆
酒屋を営むストレートなテオと、
タバコ屋を営むバイなカミロの物語。

幼馴染みものです♡
ずっと気になってた作品をこの機会にやっと購入…期待を裏切らないｴﾁｴﾁっぷりでした(*´艸｀*)

テオがストレートであるがゆえに、分かってるけど踏み切れない…という迷いや葛藤がとても自然に描かれています。

そんな揺れ動くテオにあれこれ仕掛けるカミロなんですが…テオに記憶がなくて何をされたか分からないんですよね、分からないのに何かｴﾛい…そんな空気が漂ってます(〃∇〃)

二人を取り巻く仲間達もとてもいいヤツばかりで、えぇ…ディエゴは私のお気に入りですとも(^^)

煉瓦や石段の情緒あふれる町並みの描写も素敵で、ようするに最高だったから未読ならこの機会にぜひ♪

[sariさんの感想 · 2019年4月15日]

タバコ屋のカミロ（バイ）×酒屋のテオ（ノーマル）です。
幼馴染ものです。
もう攻めが理想すぎて辛いです、同じ年のはずですがカミロの包容力が凄いです。モテ男です。色気を振りまきすぎ。ひたすら受けを溺愛、理想の攻め!!
もちろん受けのテオも可愛いです、やんちゃ系ですかね？　褐色の肌なんて萌えしかない！兄弟みたいに育ったカミロに優しく迫られて動揺しつつなんだかんだ受け入れます。よくある無理やり～な描写は一切ありません、なのでそういうのが苦手な方も安心して読めますよ。
ひたすら甘～く迫ってます。キュンキュンします。
異国の設定で町並みやら独自のお祭りやらものすごくリアルです。絵が丁寧に書き込まれていて洋画を見てるみたいです。
エロもがっつりです。キスシーンがとても綺麗。何度も何度も読み返してしまいます。
甘々溺愛もの好きなら是非。

[ぴおねさんの感想 · 2019年3月21日]

カミロの切なげな表情やテオを見つめる表情、そういうちょっとしたシーンがすごく美しくてきゅんきゅんしました。読んでいて幸せな気持ちになれるお話だったので何度も読み返しちゃいそうです。

[みんごさんの感想 · 2019年1月10日]

名作と言われてるのが納得です。
絵も綺麗だし、ゆっくりじんわりエロく進むのが愛情を感じました。
座裏屋蘭丸先生の作品は初めてでしたが、ハマりそうです。

著者プロフィール

座裏屋蘭丸（ざりや らんまる）　
漫画家。BL小説を中心に描いている。『PET契約』で単行本デビュー。『canna』で『シャングリラの鳥』、『ダリア』で『コヨーテ』を連載中。