ネットで生保を売ろう! 単行本 – 2011/3/24
ライフネット生命はいかにして誕生したか
2012年9月17日記述
ライフネット生命副社長である岩瀬大輔さんの本。
本書は社長になる出口さんとの出会う頃から取り上げていて(2006年の出来事)
ライフネット生命がどのように誕生してきたのかを知るのに良い。
自分は以前、岩瀬大輔さんがハーバード大学ビジネススクールへ留学に行った時のことを書いた「金融資本主義を越えて」を読んでいた。
本書は時期的にもちょうどその本の後のことが書かれている。
ベンチャー起業と言っても三井物産や新生銀行からの出資の話しなど一般的な起業と比べると夢物語のようでありちょっと現実感が感じにくいと思える部分もあった。
それだけ優秀な企画と人材に恵まれていたとしか言いようがない。
設立認可を受けるための金融庁との折衝など他の業種ではない苦労話も参考になる。
出口現社長のかつての人脈を使わずゼロからはじめる姿勢には好感を持てた。
実際には2008年5月からスタートしたものの初めの半年はなかなか契約が伸びず苦労していたようだ。
ビラ配りから勧誘電話など地道な努力をやっていた(それでも毎月少しづつでも右肩上がりの契約数であり十分に凄いとは思えたのだが・・・)
保険料の原価率公表など生保業界初の試みによって注目を集めだしたのだという。
当時そのニュースを見た記憶もある。
現在(2012年9月)で契約者数は14万件を突破したとニュースリリースされていた。
本書は5万件突破した時点(2011年初めごろまで)までしか書かれていない。
ライフネット生命が爆発的な勢いで伸びているなと改めて実感。
ライフネット生命の躍進が日本の保険市場にさらなる革新を起こしてくれることを期待せずにはいられなくなった。
これからのライフネット生命、岩瀬大輔さんの動きに注目していきたい。