ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ [DVD]

監督 : マイケル・ショウォルター 
出演 : クメイル・ナンジアニ  ゾーイ・カザン  ホリー・ハンター  レイ・ロマノ  アヌパム・カー  ゼノビア・シャロフ  アディール・アクタル  ボー・バーナム 
  • ギャガ
3.28
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感想 : 8
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4589921407847

感想・レビュー・書評

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  • コメディかと思いきや…なんだか感動してしまいました。
    これって 実話だったんですね。
    少し「この名に ちなんで」と以前に観た作品を彷彿してしまいました。パキスタンとアメリカ 気持ちは国をも乗り越えて盛り上がるが その国の風習やら宗教的な問題とか 家族がある事 環境など あっさり決められない難しい問題が阻んでいて…ユーモアラスに描いていながら 葛藤が見て取れた気がしました。
    パキスタン出身の男性コメディアンとアメリカ人女性のカップルが、結婚に向けて文化の違いによる数々の障壁を乗り越えていくさまを、実話をもとに描いたドラマ。
    クメイル・ナンジアニと、ナンジアニの妻である脚本家のエミリー・V・ゴードンが、自分たちの体験をもとに脚本を共同執筆。ナンジアニが自ら主演し、エミリー役はゾーイ・カザンが務めた。
    製作にジャド・アパトー監督にマイケル・ショウォルターパキスタン出身でシカゴに暮らすクメイルは、アメリカ人の大学院生エミリーと付き合っていたが、同郷の花嫁しか認めない厳格な母親に従い見合いをしていたことがバレて破局。ところが数日後、エミリーは原因不明の病で昏睡状態に陥ってしまう。エミリーの両親は、娘を傷つけられたことでクメイルに腹を立てていたが、ある出来事をきっかけに心を通わせ始め、クメイルもエミリーが自分にとって大切な存在であることに改めて気づいていく。
    国は違えど 風習も全く違っても 親が子供を想う気持ちは同じなんだなぁ 改めて涙してしまった。
    最初 「ビッグ.シック」というタイトルがしっくりこなかったが なるほど〜そういう事かぁと納得した。
    人はそもそも 自分にとって一大事がないと何が本当に大切なのか見過ごしてしまう事あるものね。
    それを教えてくれた作品でもあった!良かったです。

  • 全く知らなかった映画だったので、とっても得をした気分にさせてくれた作品。文化の違いによる禁じられた愛を、思いがけない病気を乗り越えることで成就する実話ラブコメディ。作り物の脚本だと陳腐になってしまう題材だが、コメディアンが体験した実話の脚本なのでとても自然に感情移入できる。流石コメディアンだけあって、本物のクメイルは実に堂々たる演技で魅了させてくれるし、何と言ってもゾーイ・カザンのチャーミングでナチュラルな演技に魅了される。セリフも随所で光っており、特にクメイルとエミリーの父、クメイルとエミリーの母(何とホリー・ハンター)とのセリフは秀逸。初っ端のBeck「Devils Haircut」もエミリーのハイスクール時代に引掛けてると思うとなかなか乙。

  • 異文化

  • 家族との日常と、溝の深さ。
    家族(民族)の宗教、文化、とは自分は違うんだと告白するのは辛い。

    病気はあくまで一つの(小さくない)出来事。
    お涙ちょうだいの『病人と献身的な人たちの物語』じゃない。
    理想的な物語に押し込めず、人それぞれの人生があると示してくれるラストが良い
    (その上で、実話でのその後も嬉しくなる)

  • パキスタン人のコメディアンと、アメリカ人の彼女の恋バナ。
    なかなかに難しい話を、コメディタッチで描いていて引き込まれる。
    相変わらずアメリカンジョークはよく分からないけど。
    「僕はパキスタン人だけど、みんなとは変わらないよ。ちょっと違うのは一日に5回お祈りをするくらいさ」っていうのは笑えた。
    実際には主人公はお祈りをサボっているのだが、やっぱりそういう人もいるんだね。

  • すごく良い、と聞いていたせいか、期待しすぎてそれほどでもなかった。
    いや、本作は実話に基づいているので、それほどでもないというのは失礼だけれど、少なくとも、本作より、その実話の方が数倍良いにちがいないと確信を持って言える。

  • 人種の壁がある
    ラブストーリー。

    人種が違えば、文化も違う。
    ただでさえ男女の考えも違う。
    売れてないコメディアンの
    つまらないジョークも絶妙。

    甘い恋愛じゃなく、大人の感じ。

  • 予想外にとっても良かった。と言っても肝心の恋愛部分っていうか彼女サイドは両親も含めてちょっときれいに描かれ過ぎててちょっとげんなりしたけど、その分パキスタンファミリーの方は”おもしろうてやがてかなしき”家族かな、って感じで凄く胸に沁みた。

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