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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988111254146
感想・レビュー・書評
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スマホの画面から始まる スマホのビデオでは日常の一コマを誰かに送っている
「ハッピーエンド」ってタイトルは何を示唆しているのか?興味が湧く…
名匠ミヒャエル・ハネケが、難民が多く暮らすフランス北部の町カレーを舞台に、不倫や裏切りなどそれぞれに秘密を抱えた3世代の家族の姿を描いた人間ドラマ。建設会社を経営し、豪華な邸宅に3世代で暮らすロラン一家。家長のジョルジュは高齢のためすでに引退し、娘のアンヌが家業を継いでいた。アンヌの弟で医者のトマには、別れた前妻との子で13歳になる娘エヴがおり、両親の離婚のために離れて暮らしていたエヴは、ある事件をきっかけにトマと一緒に暮らすためカレーの屋敷に呼び寄せられる。それぞれが秘密を抱え、互いに無関心な家族の中で、85歳のジョルジュは13歳のエヴにある秘密を打ち明けるが……。「愛、アムール」で親子を演じたジャン=ルイ・トランティニャンとイザベル・ユペールが、今作でも家長のジョルジュと娘のアンヌを演じ、親子役で再共演。
ファンティーヌ・アルドゥアンが、重要な役割を担う13歳のエヴに…(本当に可愛い少女 将来が楽しみな女優さん(個人的意見))今風なsnsの世界で淡々とクールに生きてるが、少女らしい不安が垣間見える
ミヒャエル.ハネケの映画の撮り方 面白いですね
工事中の音とか 車が往来する 生活の中で発生するたわいもない音の中で会話するシーンが結構多く 何か会話を普通にしてる事は分かるが内容が聞こえない 聞こえないから気になる…普段の生活感を感じる 家族それぞれが問題を抱えながら 無視する事で 普通を装ってゆく 観ている者に それは 何か?問いかけているような視点
出演している俳優陣も良かったけど、日常の物事の捉え方人の捉え方が とても良かった ブルジョアと難民という形もさらりと問いかけ 捉えている…そして無音のエンドロール詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハネケ作品を見るたび、ストーリーでもポエジーでもないところにも映画の可能性がとめどなく広がっていることに気づく
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B。
例によって唐突に終わる。
ミュンヘンとクリムゾンリバーもう一度見る。 -
観るのは二度目ですけれども…これはまあ、普通に難しい映画ですねっ! 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
一応、粗筋は読みましたけれども…そもそも家族の人数が多すぎて? なんか関係性とかなかなか把握しづらいですしねぇ…それは僕が馬鹿なだけだろうか?? 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
でもまあ、不思議と最後まで飽きずに観れましたよ…ええ…
女の子の女優さん? は将来かなりの美人になるのではないでしょうか…13歳ってことですけれども、それよりも幼く見えましたね…
↑老人役の人も僕と同じこと言ってましたが…まあ、何がハッピーエンドなんだか…
分かりませんけれどもまあ、アレですね、ラストのシーンがちょっと衝撃的というか、ショッキングなのかなぁ…? 人によっては…
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー -
子供と老人はもっとも過激な存在であり、それゆえに密かに心通じあっている。そして、お互いの酷薄さも十分にわかっている。それゆえに、互いの違いを十分に尊重しあっている。その重要な、しかし隠蔽されがちな真実を描いたのが本作。面白すぎたけれど、もはや監督にいかなる賞を与えても、愚行にあたる。なにせ、ある年齢を過ぎた老人は、あるいは老人とみなされた人間はもはや、ただ年齢を尋ねられるだけの存在でしかないということをしっかりと直視しているのだから。それを自覚している老人にとっては、もはや表現とは、テロリズムでしかありえないのだ、若者がそうであるように!!
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SNSは今目の前で起こっている事に、
分厚いフィルターをかけ隔たりを作る。
社会問題、人間関係の問題....。
個人主義が悪なのではなく、最大の原因は無関心にある。
世の中は道化の世界である。
しかし我々は人生の傍観者ではない。
気が付けば我々観客も映画の中に引き摺り込まれている。
お前はもう傍観者ではないのだと。
この物語がハッピーエンドを迎えられるかは
我々の手にかかっている。
淡々と現状を映し込む、
それは痛烈で挑発的な問題提起である。
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