火星に住むつもりかい? (光文社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • SFの話しか?って読んでみると...
    「 LIFE ON MARS ? 」伊坂と言えば、曲のタイトルを引用して小説を書く手法。
    組織が正当化すれば、黒も白になる。
    さてさて、どんなストーリー展開になるのか?

  • 一気に読めました。伏線が沢山あり、面白かったです。

  • 面白かった

  • 次々と話題作を発表している人気小説家、伊坂幸太郎。
    文庫版が電子書籍化されていない作品もあるので、近年は読むペースが落ちていますが、どのような作品を発表しているかはチェックしています。
     
    そんな中、「どんな内容なのだろう?」と想像が膨らむ題名の文庫版が、電子書籍化されていたので読んでみることにしました。
     
    冒頭は短いスパンで、異なる話が次々と展開されていきます。
     
    しかし読み進むにつれて、これらのエピソードが、“国が導入した施策の話”につながることがわかります。
    その施策とは、「テロ等を起こす可能性のある危険人物の情報を集め、該当すると判断した場合は公開処刑する」というもの。
     
    その施策はどのように行われているのか。
    人々はどう捉えているのか。
    そして危険人物とされた人物には、どのようなことが起こるのか。
     
    この政策に立ち向かう人物が引き起こす事件とその謎解きを軸に、物語が展開していきます。
     
    読み進めていく中で、この作品のキーワードだなあと感じた項目を、以下に挙げます;

    ・魔女狩り
    ・人を貶めること、嗜虐性
    ・権力が持つ強制力
    ・何が本当のことなのか、情報操作
    ・何が正義で何が悪なのか
    ・偽善者
    ・害虫と益虫
    ・この世界にある不条理
     
    現実とは異なる設定で話が展開するという意味ではSF、“犯人探し”が物語の軸になっているという意味では、ミステリー小説というカテゴリーに分けられるのかもしれません。
     
    明るく前向きになれる読後感ではありませんが、世の中の不条理、人間の怖さといったことについて、考えさせられました。
     
    電子書籍化される作品が多くなりそう?なので、この作家さんの作品は今後も、チェックして読んでいきたいと思います。
     
    『キャプテンサンダーボルト 下』伊坂幸太郎
    https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B0773JCBC4
     
     .

  • 1章 平和警察による危険人物の処刑
    疑われたら終わり。日本の現実と大差ないなと感じて、恐ろしくなった。改めて考えて見ても、証拠ねつ造、メディアによる公開処刑、などなど、現実と大差ない。
    第2章でヒーローが登場で少しホッとするが、こっちの方が現実味がないと気がついたらまた恐ろしくなる。
    ここから面白過ぎてほぼ一気読み。
    自分は普通の人だから関係ないと思ってはいけない。普通の人が犯罪者として処刑されてしまうのだから。そんな社会をよしとしているのはそんな一般の市民だということを自覚しないといけない。ぜひ今こそ読んで欲しい一冊。

  • 面白かった。面白いと感じるのはどこなんだろうか。シチュエーションか、行動か。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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