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感想・レビュー・書評
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・論理だけでは人間を行動へと駆り立てることはできない。相手に行動したいと望ませることが必要
〇攻めの伝える技術
ー議論の目的を決める
・口論になってしまうと相手に勝ちたいと思う。議論は利き手を説得してこちら側に引き入れようとすること。
・誰かが自分の意見に賛成したら本当に同調しているのか試してみよう「誰かがこの問題についてあなたに尋ねてきたらどうこたえる?」
・慎重な議論で勝つためには相手を言い負かそうとしてはいけない。そうではなく自分の言いたいことを貫き通す。
・相手が自分に期待しているような態度をとり、その意見を受け入れる。
・専門知識に訴える。無知な振りをする
・自分の立場が危うくならない程度に相手の論点を認めてやる。
・相手に同意し、その論点を使って気分を変えてやる。
ー時制をコントロールする
・非難:過去形
・価値:現在形
・選択:未来系
誰かと何かを決断したいなら未来形を使う。
・極端な選択肢を最初に持ってくることで、自分が本当に選ばせたい選択肢をより妥当なものに見せることができる。
・人は力不足だと言われるよりも選択を迫られるほうが好きである。
・説得のうまい人は相手が反論を持ち出す前にその話をする
ー利き手の心をほぐす
・ロゴス:論理の力を使った技法。単に論理のルールに従うわけではなく、聞き手が考えていることを利用する一連の技術。
・エートス:語り手の人柄を使った技法。説得者の人格、評判、信頼に値しそうに見えることなど。「言葉そのものよりもその人の生きざまの方が余程説得力がある」
・パトス:感情に訴える技法。行動を起こさせるには感情に訴えるものがなければならない
・純粋な感情は偽りの感情よりも説得に繋がりやすい
・譲歩して相手を認める。:相手に議論だとはわからないような形で、その場から怒りの感情を取り去ることができる。
・誰かが反論した時:「じゃあちょっと調整してみよう」→意見の核自体はすでに全員に認められているかのように意見の微調整に議論の焦点を合わせる。
・利き手の気分を土台とする
まずは利き手の感情に共感することから始め、意見を主張する過程で自分自身の感情を徐々に変化させていく。「偉大なレトリシャンは自らが手本となってどう感じるべきかを示すものだ」
・大袈裟に共感すると、相手はそう思っているのがばかばかしくなる。
・利き手が誰であれ、愛しいもののように扱うことが戴せる。どんな技法を使うにしろ、論敵を理解し、聞き手に共感することが必要。
ー利き手に好感を持たせる
・聴衆は何を期待しているのか本気で自問してみる。
・真の自分とあまりにもかけはなれた人柄を装うことはできない。
・プレゼンをする場合はメモを二通り用意しておく。内容についてと聴衆について。
ー利き手に耳を傾けさせる
・徳(大義):語り手は自分たちと同じ価値観を持っていると聴衆が信じていなければならない・
・実践的知恵(技能):どのような場面においても、語り手は何が正しい行いであるかを知っているように見えなければならない
・公平無私(思いやり):語り手は自分自身の利益ではなく聴衆の利益を思いやる人でなければならない
・会社で人を説得するなら、会社(上司)の価値観を自分の価値観であるかのように演じる
・第三者の口から語られるほうが効果的
:子育てにも当てはまる。互いに子供に陰口を言う夫婦は×
・周りの動向によって意見を変えるのも徳を見せるには有効な場合がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相手に起きたことを自分の物差しで測らず、軽んじない
失敗に落ち込んでいる時はその気持ちを表すべきだが、その表し方は謝罪ではなく、自分の理想はもっと高いという言い方に変える
「痛恨の極みです、これからできることは全部します」
上司や会社がミスした時ほど、こっちの腕の見せ所
会議で話をまとめる時は、仕方なくその結論に達した=中立である、という印象を与える
自分の思う通りにならなかった場合は、説得する次の機会を待てば良い
人柄(ここでしっかりと共通項を持たせると同時に、authorityを持たせる)→論理→情熱
課題ではなく、自分たちの力が証明できるチャンスを与えられました、と言う
上司に対して、何かご要望はありますか?と聞いてみる
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相手にポイントを稼がせることは納得
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3.3
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学びがとても多い良い読書体験得られた
「ポスト事実」の時代の項目は特に共感強かった。
これらを体得できるよう日常で意識したいし、忘れた頃にもう一回くらい読み直したい -
再読。米国版『オルグ学』。
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