あの夏、二人のルカ (角川書店単行本) [Kindle]

  • KADOKAWA (2018年5月27日発売)
3.86
  • (3)
  • (2)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 21
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・電子書籍 (376ページ)

みんなの感想まとめ

青春と音楽をテーマに、複数の視点から描かれる物語が心に響く作品です。登場人物それぞれの章を通じて、彼らの思いや背景が浮き彫りになり、読者はその繋がりを感じながら物語を進めていきます。離婚後に東京に戻っ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  どうら何からの形で繋がるのだろうと分かっていたが。
     こういう形とは。
     すまん。予想を超えて心に響いた。

  • 登場人物全員が語るので、誰の章なのかを把握しながら読み進む必要がある。

  • 『あの夏、二人のルカ』(誉田哲也)読了。
    【現在】離婚して東京に戻ってきた遥
    【過去】高校生の久美子
    音楽を通して2つの話が繋がって…という青春小説。
    ガールズバンドのサクセスストーリーかと思ったら全然違った。
    誉田さんはどんな話の時でも、ちゃんと「人」が描かれていてとても好きだ。

  • 誉田哲也の新作は、久しぶりのバンドモノ。
    作者が元バンドマンだったのは有名な話であり、過去の
    疾風ガールシリーズやRAGEなど、このジャンルを代表
    する作品が幾つかある。しかし今作、若干だが色合いが
    違う。

    語り部は全部で3人。
    結婚に失敗し、生家である谷中銀座に戻ってきた30台
    の女性と、同じ谷中銀座でギターのリペアショップを営
    む男性、そして女子高生のドラマー。それぞれが交互に
    物語を紡ぎ、最終的にそれら全てが融合する、という素
    敵な構成。

    では何がこれまでと違うのか?というと、テイストがか
    なり「青春モノ」だと言う事実。これまでの氏のバンド
    モノは、力を持った権力者が才能溢れる誰かを食い物に
    しようとしたり、ないしは登場人物がアンダーグラウン
    ド系の何かと関わって危ない思いをする、みたいな流れ
    があったのだが、今回はそういうある意味でわざとらし
    い障壁が殆ど無い。心に大きなトラウマを持った天才少
    女が登場し、彼女が長い時間を掛けてその障害を払拭し
    て行く。そこにはオンナ同士の友情やバンド愛みたいな
    感情が溢れており、元バンドマンなら男女の区別なく間
    違い無くグッと来る筈。

    氏の作品を始め、これまで何冊もバンドモノの小説を読
    んだが、ここまで読後感の良いモノは初めてかもしれな
    い。なんつったって、倉庫からしばらく弾いていないギ
    ターを引っ張り出そうと思ったくらいだから。

    バンド小説を書く才能は、おそらく誉田哲也の能力がい
    ちばん高い。警察小説の合間で構わないから、5年に1作
    くらいこの手の作品を書いて欲しい。できれば、同じく
    らいサワヤカなヤツを。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

誉田哲也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×