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人の遺したデータとその意味を深く考察する短編集で、各エピソードが独立していながらも、共通のテーマを持っています。飄々として透明感のある文体で描かれる物語は、すらすらと読み進められ、ほの暗い余韻を残しま...
感想・レビュー・書評
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本多孝好原案のディーリー(dele.LIFE)ドラマ版を観ました。
小説のディーリー(dele.LIFE)は連作短編集の形式でエピソードが語られていきますが、ドラマ版も1話完結でエピソードが語られていて面白く観ました。
小説原作のドラマ版というのは原作をなぞって作られることが多いと思いますが、このドラマは設定だけは利用してエピソードは本多孝好が新たに原案を作っているようでそこも楽しめました。
坂上圭司や真柴祐太郎もドラマで俳優が演じると小説で読んだときとは違う楽しさがあるなあ、と思ったのでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人が遺したデータのという題材を、この作家の魅力である飄々としてかつ透明感のある文体で取り上げる。短いエピソードの集合なので、すらすら読んでいける上に、それぞれがほの暗く締め付けられるような余韻を溜めていく。
ただ、題材が違うだけで作者の代表作であるMomentシリーズと作風が変わらない。好きな作家であるだけに過去の作品を読み込んでいると目新しさに欠けるきらいがある。 -
本当に見られたら困る情報は物理・電子どちらでも残さないことにしている
情報は自分の脳に入れておけば良い、自身の死をもって自動で消える。忘れないように定期的に思い出すしかないが、仮に電子データなどにしておいたとしてそれを見て思い出せるのかは疑問が残る。
しかし物理的なものはどうすればよいのだろうか。一緒に焼いて欲しい気もするし、何処かにいて風化して欲しい気もする。どちらにせよ千年は持たず大半は消えていく
それゆえ残された人のための削除という話が映えるのだろう -
ドラマが好きすぎて小説も一気に読みました。頭の中で俳優さんで再生してしまいましたが、そもそもドラマが良かったので問題なしでした。この作品きっかけに本多孝好さん好きになりました。
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「死後、誰にも見られたくないデータをその人に代わって削除する」仕事を営む事務所長の圭司と死亡確認や諸々の雑務を行う祐太郎の話。その人の依頼やからといって消してしまっても良いのか、本当に本人が望んでいることなのか、ぶつかる2人に触発されどうすべきかと考えを巡らせる。死者の秘密と生者の秘密が交錯し、しっとりとしつつ胸に残る話が多い。意外と良いコンビやと思う2人をもっと見たいし、各々の過去も気になる。
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〈生〉と〈死〉、〈記憶〉と〈記録〉をめぐる連作ミステリ!【あなたの死後、不要となるデータを削除いたします。】
罪の証。不貞の写真。隠し続けた真実。
『dele.LIFE』で働く圭司と祐太郎の仕事は、秘密のデータを消すだけ――のはずだった。
あなたの記憶に刻まれる、〈生〉と〈死〉、〈記憶〉と〈記録〉をめぐる連作ミステリ!
『dele.LIFE(ディーリー・ドット・ライフ)』。
真柴祐太郎がその殺風景な事務所に足を踏み入れたのは、三ヶ月ほど前のことだった。
所長であり唯一の所員でもある坂上圭司いわく、
「死後、誰にも見られたくないデータを、その人に代わってデジタルデバイスから削除(delete)する。それがうちの仕事だ」。
誰かが死ぬと、この事務所の仕事が始まるのだ。
新入りの祐太郎が足を使って裏を取り、所長の圭司がデータを遠隔操作で削除する。
淡々と依頼を遂行する圭司のスタンスに対し、祐太郎はどこか疑問を感じていた。
詐欺の証拠、異性の写真、隠し金――。
依頼人の秘密のファイルを覗いてしまった二人は、次々と事件に巻き込まれる。
この世を去った者の〈記録〉と、遺された者の〈記憶〉。
そこに秘められた謎と真相、込められた切なる想いとは。 -
依頼者の死後、データを消す仕事の話。
もっと殺伐とした内容を想像していたがどれも後味のよい人間ドラマの短編集だった。特にドールズドリームが印象的。続編も読みたい。 -
消したい物を探した時、残したい物が見つかる。
良い話でした。 -
2018/9/26読了。
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デジタルな遺品片付け業のコンビのお話。
死ってものが土台にあるので、
シットリした感じもするけど
それが良い感じに。
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