花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生 (早川書房) [Kindle]

  • 早川書房 (2018年5月25日発売)
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  • アメリカの負の歴史である。
    インディアンを
    人間以下の存在として、
    弾圧して、
    生存権、財産をこれでもかとむしり取る。
    ターゲットのインディアンを殺すのに、
    家をまるごと爆破させるっと、
    まるで映画やん!!
    って、だからこそ映画化されたんだね。
    同じ過ちをが起こらなよう、
    こういう過ちの歴史も記録し、
    正直に次の世代に伝えること必要だなと感じた。
    アメリカが過ちの歴史の上に今の歴史があり、
    今のアメリカが正しいか分からないが、
    次の世代に伝えること大事です。
    日本も自分たちを美化せずに伝えること大事です。

  • 個人の財産はその人自身のものだというのは当たり前の話。
    後見人ってなんで必要なん?そこからもう疑問。
    ここまで卑劣で残虐な蛮行を同じ人間に対してできるのが人種差別の恐ろしさ。
    映画化されると聞いて犯人は先に知ってました。
    そのせいで第1章のひとつひとつの文章全てが震え上がるほど怖かった。
    FBIが誕生した経緯も黒い側面がいっぱい。フーヴァーは最悪やけど、この事件をトムが受け持ってくれて本当によかった。それだけが救い。
    そして何より被害者たち、真犯人の当時の写真が怖すぎ。
    金は人を狂わせる、そして私はお金全然ないけど、後見人とか保険とかの話してくる奴は絶対信用せん!!

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