本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・電子書籍 (288ページ)
感想・レビュー・書評
-
SF飯2:辺境デルタ星域の食べ物紀行 (ハヤカワ文庫JA)
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回は連作短篇的に、色々なメニューをお試ししていく前作とは違い、長編SFになっている。
相変わらず辺境デルタ3にいる若旦那だけど、なんで勘当されたのかとか、そういう若旦那側の事情が少しずつわかってくる。
なんと若旦那の婚約者まで存在が暴露され、このみはこのみで若旦那への気持ちを自覚してきて、人間関係もわりと複雑になってきているのだが……
そんな事を吹っ飛ばすくらい凄い事件を解決するはめになる。
宝探し屋のダークブルー号船長ユーロンの事情もここで明らかに!
それがなんと、故郷の惑星が慣性制御装置の暴走で次元凍結されてしまい、はや5年。
惑星はめちゃくちゃな軌道で宇宙を突っ走っているんだとか。
続けていたら今に太陽へ飛び込んでしまうかもしれない。
だからなんとか惑星を解放し、まともな軌道に載せたい、というのがその事情。
どう考えてもだめ人間な若旦那にどうにかできるとは思えないのですが、それでも関わってしまうのが若旦那なわけです。
だけど、役には立たないんですよねえ、見た目には。
そんな彼が行動する原理は、
「腹が減っては戦は出来ない」
という俚諺を地でいってしまうというものだったのでした!
というわけで、どんなメニューを出すか、ではなく、ある状況の時には何を出せばいいのだろう、という方にご飯の話はシフトしていきます。
うんうん。よくわかる。
飯を食うのを忘れるほど集中していた、その後に味わうものの心地よさ……あれですね。
そして疲れた時には甘いもの。
本作を読了すると、団子と汁粉が食べたくなります。
銅大の作品
本棚登録 :
感想 :
