マーケティングとは「組織革命」である。 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 人間の本質は「自己保存」。変化を拒む習性があることを理解した上で、変わるための「必然」を生み出す仕掛けを構築することが重要。人は実利よりも感情で動く生き物なので、こいつに乗っかれば「誰かの役に立っている」を実感できる確率が上がると思わせば良い。組織で変化の基点を作る根本が理解できる一冊。

  • はじめに 一人でも会社に変化は起こせる!
    第1部 組織に熱を込めろ!
          「ヒト」の力を活かす組織づくりの本質
     第1章 USJを劇的成長に導いた森岡メソッド
     第2章 マーケティング革命とは「組織革命」である
     第3章 理想の組織とは「人体」である
     第4章 人間の本質とは「自己保存」である
     第5章 社員の行動を変える「3つの組織革命」

    第2部 社内マーケティングのススメ
          「下」から提案すを通す魔法のスキル
     第6章 自分起点で会社を変える個人技
     第7章 あなたは一体何を変えたいのか?(目的の設    定)
     第8章 成功のカギはターゲット理解が9割(WHO)
     第9章 何が相手に響くのか?(WHAT)
     第10章 伝え方の技術(HOW)

    第3部 成功者の発想に学べ!
          起点となって世の中を変えた先駆者たち

     鈴木敏文氏 セブン&アイ・ホールディングス名誉顧       問
     秋元康氏 作詞家
     佐藤章氏 湖池屋社長
     佐藤可士知氏 SAMURAIクリエイティブディレクター

    終章 マーケティングの力で日本を元気に!

     

  • 目的:森岡さんのニュースピックスの特集動画を見て感性が好きなので、組織論を学びたい。
    ポイント;社内提案にもマーケティングで顧客視点を
    感想:組織のコミュニケーション不全のところは腹落ちするし、年功や上司部下を上下で捉えることが呪いというのは確か。しかも、具体的に森岡さんのアクションが書かれてて参考になる。役職で呼ぶと上下の感じが出るのはそう。文章も読みやすいPREPの流れ。しかも熱い。学びが多い。
    ・仕事の同僚をプロとして対等に見ることを徹底することにより、チームのパワーを最大化させようとしてるんだろう。そうしよう。
    ・社内マーケティング。あまり考えたことがない視点だけど自分の提案を通すには意識せねば。公の便益に加えて自己保存的な個の便益への配慮。難しいね。無駄なプライド捨てねば。
    ・誰に何をどうやっての流れで説明される社内マーケティングの話は腹落ち感。人を動かすの視点がかけてきてるかも。
    ・戦略の絞り方だったり顧客目線だったり、今の公務員仕事と考え方が改めて違うなと感じる。

  • 顧客を社内組織に置き換えてはいるが、良い意味で一貫した森岡節でした。
    —-
    経営資源を消費者のプレファレンスに集中するその能力、消費者プレファレンスを読み解いて会社を勝つ確率が高い焦点に集中させるその働きを、私は「マーケティング」と呼んでいます。

  • 森岡さんの本は2冊目。
    もう1冊、着手中。

    組織論や社内政治論がメインで、少し期待はずれだったかな。

    でも、自分の考えていることと合っているな、と思うのと、相変わらず全てをロジカルに理解しようとする姿勢に脱帽。

    一緒に働きたいかどうかは別として、真似できるところはしっかり真似したい。

  • ただの広告宣伝ではない、本当のマーケティングを実行できる組織。それをつくるべきというメッセージと、作り方が学べる。

著者プロフィール

株式会社刀 代表取締役CEO

「2020年 『誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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