二月の勝者 ー絶対合格の教室ー(2) (ビッグコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「凡人に社会デビュー有利を与える」「我々は教育者ではなくサービス業」「スポンサー(両親)の説得が必要」と顧客を経済動物のように言う黒木に佐倉は反発するが、「黙ってみていろ」と説得に同席させられる/サッカーでプロになれるのは男子で(海外留学なしでは)0.1%以下。周囲が一目置く「東大出」は年齢層の0.3%はあるし、GMARCHまで広げると数%はあるだろう、宝クジでないから両親と本人の努力と経済負担が必要だが。環境と遺伝要素は半々らしい/スマホゲームは楽しい?親子でゲームに限らず「なにか」やれば一生の思い出…

  • 中学受験の実情を描いている作品ではありますが・・・なんだろうこのぬぐえない嫌悪感。あおっているように聞こえるからかなぁ。
    でも、塾長・黒木氏の言うことは納得できるんですよね。
    ひょっとして、主人公の佐倉先生自体が、”中学受験のための指導”を悪のフィルターで見ていないか?だから事実や実態を話しても嫌悪感を感じるようになってしまうのかな。

    今回は転塾の話と両親夫婦の意見がずれている家庭の話。
    負けず嫌いの花恋ちゃんの不満はとてもよくわかる。何年か前に「勉強できる子卑屈化社会」ていう本にもありましたが、勉強ができてもスポーツや芸術のように褒めてもらえない、それどころか「かわいげがない」と言われたり「勉強だけができても何にもならない」って言われたりあげく、妬みの対象やし。
    でも、「塾では勉強ができたことを当たり前に褒めてもらえる場所」⇒ここが大好きとなるよね。ってか、勉強ができても褒めてもらえず卑屈にならざるを得ない学校の方がおかしいかもしれない。

    塾の先生は教育者ではなくサービス業、っていうのはまさにその通りだと思います。教育者でありたいなら学校の先生になればいい。でも、勉強が好きでより効率的な解き方を学んでどんどん難しい問題に挑戦したいという意欲を持っている子をつぶしているのは教育者が教育をしている学校なのでは?という気も…

    黒木先生と佐倉先生がめちゃめちゃ対極ななか、桂先生がいいバランス保っていて好きなキャラかも。

  • 新人の室長と新人のキャラの組み合わせが絶妙にうまい。

  • ちとむずかた

  • 「女王」花恋が迷い込んだ風俗街は、昔近鉄百貨店があった裏あたりかな。あの辺は今でも風俗街なんだろうか。毎日塾の行き帰りに自転車で通ってた頃を思い出した。

  •  タダ読み(2の2)( ´ ▽ ` )ノ

     まず、今年2020年から始まる(コロナで延期?)という「新テスト」に驚愕(゚д゚)ナンジャコリャ!
     基本的読解力とか総合判断力とか、頭のいい人たちが試行錯誤暗中模索を果てしなく繰り返して、たどり着いた結論がこれ(駐車場契約書)かい――まんまギャグマンガやんけ(゚д゚)!
     明らかに見当外れな方向に迷い込んじゃってるな……かつてのゆとり教育と同じ、翻弄される子どもたちがかわいそう……(T_T)

     それやこれや、情報量ハンパなく、ただただ圧倒されかつ肝が縮み上がった(゚д゚)!
     知られざる裏社会(子どもいなけりゃ知らんよ、塾代年間130万円だなんて)のガイドブック、教育業界版「ウシジマくん」(>_<)

     怖いから、続きはもう読みたくない(>_<)
     こんな社会(´・д・`)ヤダ……
    2020/08/09
    #1109

  • 怖い。。
    漫画としては面白いけど、リアルに考えたら怖すぎる。。

  • おもしろいなぁ

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著者プロフィール

高瀬志帆:累計75万部の『おとりよせ王子 飯田好実』の他、現在はTVドラマ化が発表された『二月の勝者』(小学館)を連載中。

「2020年 『おとりよせ王子 飯田好実 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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