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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988632504447
感想・レビュー・書評
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2018年公開作品。期待しないで観ました。良い意味で裏切られました。きっとアイデアは、ウッディアレンの「カイロの紫のバラ」かなあ。「ローマの休日」も入ってるかなあ。北村一輝さんの演じた役は「蒲田行進曲」の銀ちゃんかなあ。昭和30年代の景色が懐かしい。特に電話ボックス、クルマ。映画館の風景、子供の頃に通った地元の映画館を思い出します。綾瀬はるかさんファンなら、垂涎の作品でしょうね。それから、この作品が加藤剛さんの最後の作品というのは感慨深いです。「砂の器」での天才作曲家 和賀英良を思い出します。個人的には鶴田忍さんが、チラッと出ていたのが嬉しかったです。マニアックが過ぎますかね。なんだかんだと語りましたが、面白かった。
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社会的距離的恋愛。
とにかく綾瀬はるかが美しくて可憐で魅力的。
ローマの休日やらニューシネマパラダイスやらタイタニックやら、映画愛にあふれてる感もよき。
衣装も風景も、ハンサムガイもよき。
願いを叶えて、最期に触れて消えたのではなく、世界が色づく脚本の結末がすてきだった。 -
・映画の中の、もう亡くなった女性役者に焦がれる映画好きの純粋な青年
・少年が映画館に通い詰めて観ていたそのフィルムは売却が決まった
・そのタイミングで青年が名残惜しさを噛みしめるようにフィルムを観ていた晩に突然の雷と停電
・映画の中から人が飛び出てくる
…と、映画好きならどこかで観たような?的要素の組み合わせなので、物凄くオリジナリティを感じる、という話ではないものの丁寧な造り込みによる映像美が好感度高し。
冷静に考えると色々細かな点が気になるけど雰囲気重視でスルーするが吉…
綾瀬はるかの衣装がやたら多い+レトロなデザインのものが多いのは監督さんの好み? -
白黒映画の中から飛び出てきた,主人公の男性憧れのヒロイン。
彼女は,こちらの現実世界でもやっぱり白黒で,しかも映画の役通りのお姫様口調。主人公は,映画作りに関係するお仕事をしているのだが,なかなか芽が出ない…。
銀幕の中のヒロインと現実の男性とのドタバタロマンスとも言えそうだが,見ているうちに,単なる笑いとはちがう,とても温かい気持ちが心の中に広がってくる。
体に触れると二度と会えなくなる(ことになっているらしい)二人が,どのような恋愛を形作っていくのか。それは,普通の恋愛とどうちがうのか。
そして,二人の結末は…。
高齢になり,死期を間近に迎えた主人公の男性の語りは自分が若い頃に作った映画用の台本で,それがこの映画の台本でもあるのだが,その台本の続きを書き出すことで,この映画内映画は結末を迎えていく。
銀幕の中の世界は,往生した世界と同じなんだろうか…そんな気分にもなる,不思議な映画だった。
《NHKプレミアムシネマの解説を転載》
綾瀬はるか、坂口健太郎共演。スクリーンから飛び出したモノクロ映画のヒロインと、映画監督を夢みる青年の次元を超えた恋を描くロマンチック・ラブストーリー。映画会社で助監督として働く健司は、通い慣れた映画館の映写室で古いモノクロ映画をみつけ、映画に登場するお姫様・美雪に思いを寄せていた。そんな健司の前に、ある日突然、美雪が現れる。その日から2人の不思議な同居生活が始まるが、美雪にはある秘密があった…。 -
色んな映画のオマージュ詰込み映画。
多分、この映画、無駄に長いけど20分くらいでまとめられると思う。PVみたいにダイジェストで。
ニューシネマパラダイスもラストの映画のつなぎキスシーンだけでお腹一杯になれるし。
ラスト、ローマの休日風な感じだけど、綾瀬が出てるとカラーになった瞬間とかテレビのCMかと錯覚してしまう。
しかし、モノクロに赤はいいね。シンドラーの赤い少女を思い出す…
取り留めないけどまずまずの映画でした。 -
ラストシーンがいいな。
と思えた作品。
白黒映画から飛び出してきた時の合成映像はいいですね。
基本、『いい人』しかいない映画。
北村一輝のスターも、むっちゃいい人だしね。
コロナ禍のいま、ソーシャルディスタンスが叫ばれる中、ほのぼとしたい時におすすめの映画です。 -
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昭和を感じられる。
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BSシネマにて鑑賞
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気軽に観られそうな映画ないかなぁと思って選んだ作品です。
劇中ではさりげなく「ニューシネマ・パラダイス」「ローマの休日」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「また逢う日まで」などなど、過去の名画へのオマージュがちりばめられています。
なんとなくどこかで観たことのあるシーンが全く同じというわけではなく、心地よく溶け込んでいて、とても懐かしい感じがしました。
また、この映画の時代設定は1960年で、カラーテレビが始まったのが1958年。そのため映画の観客数が急激に減り始めるまさに変換期でした。時代の変化と共に忘れられていった映画たちへの想いが込められているそうです。
私は、もうずいぶん前になりますが、一時期白黒映画を手当たり次第に観ていた頃がありました。この映画を観ていたら、その頃観ていた映画のことを思い出しました。
また、白黒からカラーになっていくところは『カラー・オブ・ハート』を思い出したり、そんな小さな発見をしていくような面白さもありました。
タイトルにもなっている「ロマンス劇場」の舞台となった映画館は、約20年前に閉館となった栃木県にある劇場をレトロでカラフルな映画館に変貌させたそうです。このロマンス劇場がとてもかわいらしくて行ってみたくなりました。
そのほかにも、映画全体を通して、色についての仕掛けがされているそうです。
この作品の中で「色」はとても重要な意味を持っているのですが、綾瀬はるかさんが演じる美雪の衣装は、白黒のドレスも合わせると全部で25着にもなるそうです。もちろん色の表現にも徹底してこだわったということです。
色のセンスのよさはもちろんですが、デザインもレトロでかわいらしく、綾瀬さんにとても似合っていました。
美雪を演じる綾瀬はるかさんは、ローマの休日のヘップバーンのように、とてもキュートでした。
健司を演じる坂口健太郎さんのピュアな青年と晩年を演じる加藤剛さんが本当に同一人物のように感じられる素晴らしさがありました。それがあってこその素敵なラストシーンに繋がります。
ストーリーそのものはベタでもありますが、予備知識もなくなんとなく観た映画だったにもかかわらず、観て良かったなと思えた作品でした。こころがあらわれるというか、ふわっと軽くなるような映画です。 -
2回目の視聴。
最初は、しょうもない内容だと思ってたけど、後半から面白くなってきてお気に入りの映画となりました。
何といっても綾瀬はるかさんが、綺麗でかわいい❤️
「ローマの休日」
「オズの魔法使」
「カイロの紫のバラ」
「キネマの神様」
マキノ監督の目玉の松ちゃんの映画とか
のテイストが少しづつあるなぁ。 -
綾瀬はるかが美しすぎる。
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録画予約していた番組が終わってもそのままにしていて、違うものが録画されているというあるあるで見てしまう。
…が?
それだけでは興味なかったら消してしまうところだが、宝塚でも舞台化したとあって、見ちゃったね。
だって、宝塚で舞台化ってことは、結構いい感じのファンタジーラブストーリーってことでしょう?、…である。(^^;)
(なるほど、サブタイトルにそれを入れる意味はそういうことか、と自分の行動を見て思っちゃう。(笑))
綾瀬はるか、好きな女優さんのひとり。決して演技がうまいとは思わないんだけど、魅力ある子だよねぇ~。
彼女の魅力が存分に発揮されてる映画だと思う。
加藤剛さんが出てて、あれ?亡くなりはったのいつだっけ?と思わずググってしまった。これが遺作になってはったんやねぇ…。(-人-)
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