起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン経営 [Kindle]

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  • 文響社
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  • 「まず安定的にキャッシュを運んでくれる事業(キャッシュエンジン事業)を持ち、余力で新規事業を行う。」
    「優秀な人ではなく、一緒に働きたいと思う人を採用すべき。」
    このあたりは大変共感する。
    キャッシュエンジン事業に終始してしまうかもしれない危険はあるけど。。

    比較的平易で読みやすい文章ですが、綺麗ごとの経営書にはない、現実の泥臭さも感じるところが良い。

  • 起業する際は日銭を稼げるキャッシュエンジン型ビジネスから始めること。作者が経営する会社の他、サイバーエージェント、ユニクロ、ZOZOなどがキャッシュエンジン型ビジネスで起業した後、スケール型ビジネスを展開している。

    私が普段お付き合いさせていただいている企業にも、作者の定義するキャッシュエンジン型ビジネスで経営を安定させつつ、海外展開や新事業開発に挑戦しているところがあるため、その有効性を実感している。また、リソースが少ない状態でスケール型のみで起業する企業の実状も知っているので、なおさらこのキャッシュエンジン型ビジネスの重要さを感じる。

    起業家向けの本ではあるが、経営理念、経営マネジメント、営業力、採用力、人材育成といったテーマを扱っていることから、マネジメント層や起業を考えていないサラリーマンにもおすすめ。

  • ゼロからの起業を実際に考えている人にとっては参考になる事例が多いと思うが、内容の重複が多く、大枠で理解するなら半分の文字量でいいと感じた。
    起業にはキャッシュエンジンが不可欠、という内容は説得力があり、イメージが湧いて勉強になった。それ以外は、チームマネジメントなどの起業に限らず経営においての基本的な内容がほとんどで、他の本を読んだ方が早い

  • ・キャッシュエンジン起業
    安定的に生まれるキャッシュを原資にして、他の新規事業に繰り出していく経営方法。サイバーエージェントは一年目に2000万円の売り上げ、2年目に4億5200万円、オンザエッジは一年目に3500万円、2年目に1億4000万円を記録している。パーフェクトな事業計画を持っていて、初期の時代に外部からの資金調達ができる場合も、多くの生まれたての企業は企業価値が低いため、出資者や投資家に過度に有利な形での資金調達になる。

    前澤さんも、柳生さんも最初はキャッシュエンジン経営からスタートしている。誰にでもやれることだが、面倒なので誰もやらなかったことを地道に取り組むことで、第一級の事業の種を見つけた。キャッシュエンジン事業を手に入れた事業者が、圧倒的なマネジメント能力を持って拡大させた場合、その事業は一般のスケール型の事業の利益すら凌ぐほどの大きな稼ぎをもたらす(超キャッシュエンジン経営企業)
    ネットワーク効果は生まれないが、規模の経済が利益率を向上させる・

    キャッシュエンジン起業の条件
    1、マーケットが大きい
    2、営業力さえあれば、安定的に売り上げを伸ばせる
    3,初期投資が少なくて済む
    新規事業を立ち上げる場合は、自分の得意技を使って展開することが重要です。決して飛び石を打ってはなりません(稲盛和夫)。

    意志の力には頼らない。命綱を握りしめながら、断崖絶壁から続々と飛び降り続けよ。
    命綱を握りしめる→キャッシュエンジンを持った状況で起業するということ
    断崖絶壁から続々と飛び降り続けよ→逃げることができない、物理的な状況に身を置く。

  • プライムリーディングで見つけたのでさらっと。

    反脆弱性でいう「頑健さ」をまず持ちましょう。頑健になったらスケール型(確率は低いけど当たれば大きい。期待値が実質無限 )にいこう。
    いきなりスケール型を夢見るのはNG

    本人の経験・強みからか人事系の話が強い。
    それ故にプラスではない意味で独自色が強く感じられ、よくある「社長の出したがる本」になっているような感じがある。

    筆者の主観的な経験を文字にしているばかりであまり好きな構成ではない。もっとロジカルに理路整然もまとまってたらよかったかも。
    内容として1→10がメイン。 0→1、10→100も一応カバーしてる。

    倒れないベンチャーは最初から一発当てに行こうとしていない。
    みんながよく知るあの起業も最初は、手を動かせば確実にキャッシュが入る事業を持っていた。
    そして戦力を蓄えてスケール型の事業を持ち堅実型とスケール型のポートフォリオ管理できりもりしよう。

    堅実型の事業は日々の気づきとトライアンドエラーで見つけていく。あとは自分の技術や人脈を掛け算していく。

    メジャーな起業家を度々引用して主張を持ってくるのも、本人には心動かされるものがある言葉や行動でも、一読者からするとよくある手法にしかならない。

  • 途中から人の著作物の引用が増えてきて、ちょい興ざめ。自分の主張の裏付けとして引用しているのはわかるんだけど、分量が多いのでつまみ食い感が凄い。

  • 著者はIT業界の社長だが、どの業態でも参考になる内容。
    安定的にキャッシュを生んでくれるキャッシュエンジンを持った上で、それを元手にスケール型の事業にチャレンジしていく。
    社会貢献事業にも適応できると思った。
    何かしらのキャッシュエンジンを持っていないと、営利目的ではない社会貢献事業にチャレンジしていくことはままなさないだろう。
    人材採用や人材育成、タイムマネジメントなど、具体的な内容が著者の経験をもとに惜しげもなく紹介されている。
    そのまま真似はしないにしても、大いに参考になる内容であった。

  • 起業、独立を本気で考え始めると参考になる。それ以前に読むと印象に残らないかもしれない。

    そもそも、一発特大ホームランを狙うような新規事業の立ち上げ方は難しい。営業努力だけ怠らなければある程度以上の売り上げとそこそこの利益が出るようなキャッシュエンジン経営こそが王道である。という事実を分かりやすく説いてある。立ち上げフェーズとその少し先まででぶち当たりそうな壁にもヒントを用意してあって、とても参考になる。

    すらすらと読める良書だった。

  • 成功している起業家はキャッシュが回る事業を1つ持ち、それを命綱として何回もバンジージャンプを跳んでいる。

    人とつながる大切さ。

  • 「独立・起業して一定の成果を残す方法がある」
    本書では鉄板の方法があると書かれています。
    それが「キャッシュエンジン起業」とのことです。
    キャッシュを確実に稼ぎ、事業を延々と継続するための原資となるエンジン(事業継続の原動力)をあらかじめ持って起業する経営手法と書かれています。
    労働集約型の事業で資金をチャージしスケール型の事業に投資する「ポートフォリオ型経営」を目指すことが起業を成功させる鉄板の方法とのことです。
    キャッシュエンジン型経営の5つの柱
    1.キャッシュエンジン型事業力
    2.ビジョン力
    3.採用力
    4.組織力
    5.人との信頼関係を築く力
    このうちどれ1つ欠かすことはできないとあります。
    キャッシュエンジン型事業は
    「人と社会の不足・問題」を発見する
    ことで見つかるそうです。
    組織に雇い入れる人は「一緒に働きたい人」とつまり素直で意思表示できる人と書かれています。
    「先に適切な人を選ばなければならない」
    採用時にその人にどのように活躍して欲しいか想定して雇わないといけないとのことです。
    「相手に自分のことを理解してもらい」
    「信頼を勝ち取る」
    そのために人の話を聞く。
    「目をキラキラさせる」
    40半ばのオッさんが何言ってるねんと思われるでしょうがこれって超重要。
    いくつになってもキラキラ感で接するとうまく行くことが多いんですよ。
    「出来るようになるまで努力しよう。行動しよう。」
    まさにコレですね。
    「努力した者が全て報われるとは限らん。 しかし! 成功した者は皆 すべからく努力しておる」
    僕の大好きな言葉です。

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著者プロフィール

株式会社トライフォート代表取締役CEO。1980年11月13日生まれ。群馬県富岡市出身。関西外国語大学外国語学部卒業、早稲田大学大学院商学研究科修了(経営管理修士)。2003年に新卒でサイバーエージェントに入社し、新人賞や全社MVPを獲得。SBIグループで新規事業を手掛けた後に、Speeeに経営企画の担当役員として参画。31歳でスマートフォンアプリの開発会社トライフォートを創業し、従業員の数を半年で70人に、3年で180人規模にまで育て、国内最大規模のベンチャー投資ファンドWiLの第一号投資案件になる。LINEとも資本業務提携を締結し、SBIグループのファンド等からも出資を受ける。今後はAI事業など、既存の受託開発事業やゲーム事業以外にも多くの新規事業を創出する計画。

「2018年 『起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン経営』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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