ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで (角川選書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ノーベル文学賞の発表を見て、積読から引っ張り出し。
    タイトル通り1980年代のガルシア・マルケスからカズオ・イシグロまでの受賞者の作品が技工的な面から解説されています。

    ノーベル文学賞は日本人作家のものしかよんだことはありませんが、文学賞作品の取っ付きにくさの原因はわかったきがします。
    作者の技法に振り回されて、私の頭がキャパオーバーしたのね(笑)

    そんな、作者の技法や読者を騙すテクニックが分かりやすく解説されているので、ノーベル文学賞にハードルをかんじている人が、作品に挑戦するまえの攻略本としてオススメです。

  • ノーベル文学賞受賞作家の本をもっと読もうという気になった。

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著者プロフィール

1982年埼玉県生まれ。慶應義塾志木高等学校卒業。慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。専門は、中国語を中心とした文体論、テクスト言語学。現在、お茶の水女子大学基幹研究院准教授。著書に『物語における時間と話法の比較詩学 日本語と中国語からのナラトロジー』(水声社、2014年)、『越境する小説文体 意識の流れ、魔術的リアリズム、ブラックユーモア』(水声社、2017年)、『物語論 基礎と応用』(講談社選書メチエ、2017年)、『中国語実況講義』(東方書店、2020年)、『中国語における「流水文」の研究 「一つの文」とは何か』(東方書店、2020年)、『「文」とは何か 愉しい日本語文法のはなし』(光文社新書、2020年)などがある。

「2022年 『中国語とはどのような言語か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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