ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

監督 : ジョー・ライト 
出演 : ゲイリー・オールドマン  クリスティン・スコット・トーマス  リリー・ジェームズ  スティーヴン・ディレイン  ロナルド・ピックアップ 
  • NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2018年10月11日発売)
4.08
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102709884

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  • チャーチルが憑依したかのようなゲイリー・オールドマンの圧巻の演技を見るための映画といった感じ。

    1940年の5月9日。
    ヒトラー率いるナチスによって、ヨーロッパ各国が次々に侵攻され始め、次はイギリスか、という時に、各政党の思惑もあって首相に選ばれたチャーチル。

    それから、イギリスの命運を握る怒涛の四週間が始まります。

    徹底抗戦か。
    和平交渉という実質的降伏か。

    抗戦を主張するチャーチルに対し、和平交渉を押す政敵たち。

    そして、抗戦を望み、戦略の準備を整え、演説では戦意高揚のための言葉を尽くし、辣腕を振るっているようにはたからは見えながらも、その実、内心は、ひどく悩み、恐れ、揺らいでいたチャーチル。

    刻一刻と悪化する戦況に、議会の波は、明らかに和平交渉へと傾いていく。
    そんな時、チャーチルの背中を押したのは、彼にとって意外な人物で…。

    最後の地下鉄と演説のシーンは、ちょっと出来過ぎなような気もしますが、それでも、悩み傷つきながらも決断を下した生身の人間としてのチャーチルを、本当に、憑依したように完璧に演じきったゲイリー・オールドマンに、最後まで魅せられた作品でした。

  • ゲイリー・オールドマンの名演が光る本作。
    戦時の、全てがうまくいかない時代において、決断を迫られるおっさんたち。
    チャーチルの悩み、名スピーチが出るまでの過程、テンポの良さ、音楽の迫力、こういった要素で、重苦しい史実がテーマにも関わらず退屈させない。

    一方で、ハリファックスやジョージ六世・国王の描写は適正だったのかなあ、と思います。
    ハリファックス外相の唱える宥和政策は、結果的に良い結果を産めなかったかもしれないけど、言ってること自体は正論。
    チャーチルの唱える、ロマンティックなヒロイズムで多くの若者が犠牲になっていくのが見ていられない、その言葉が間違っていたとは思えない。
    またアメリカ大使に左遷と最後に書かれているけど、当時の状況を見るに、アメリカ大使の役割は大きかったはず。
    (チャーチル自身のラストシーンでの演説でも、最後はアメリカ頼み的な発言がある)
    ジョージ六世は「英国王のスピーチ」でスポットが当てられていた人物ですよね。
    本作ではとりあえず心は優しい、”与えられた最高権力者”という感じですが、彼自身の悩みも、本作で描かれた以上にあったはず。

    戦争映画、でなくあくまで政治映画、であった。それは最後が議会のスピーチで終わることからもわかる。
    言葉の魔術師であったチャーチルは、偏狭な狸じじい感のある政治家だったのかもしれないけど、それでもカリスマ的独裁者であるヒトラーを破ったのも彼だった。
    「血と涙と労苦と汗のみ」を約束して首相になり、「気も変えられないやつが国を変えられるか」と言った。偉大なるリーダーってそういうものなんでしょうか。うーむ、面白かった。

  • 20180806
    飛行機内で鑑賞。
    一言で言うと、渋い!
    でも、チャーチルを知る入門にはとてもわかりやすいように思いました。

    戦時中の、チャーチルと英国議会の様子を、秘書(筆記官)の視点から描写した作品。
    派手な爆弾や、戦艦などは出てこない、ひたすら静の戦争を描いています。

    けれども対岸のダンケルクまで戦地は迫っており、危機に際し、国内も一枚岩ではなく、皆、国を想って行動している。

    序盤、表面上は繕っていてもうまくいっていなかった王と、心から繋がって手を取り合ったシーンは静かな感動でした。
    その後の国民とのやり取りも。老若男女、人種も問わず、国民の意見を真剣に受け止めたチャーチルと、国のトップに物怖じせず自らの意見を伝えたい国民たちとのやり取りが実に英国人らしいと思いました。

    数ヶ月前にダンケルクを見たこともあり、作品にうまく入り込めた気がします。

    このあと英国は徹底抗戦で、バトルブリテンに突入しますが、次はそのあたりの良作に出会いたいです。

  • 英国王のスピーチの英国王とチャーチルが同時代であることを確認しました。

  • チャーチルのことがよく分かった。

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