感性は感動しない――美術の見方、批評の作法 教養みらい選書 [Kindle]

  • 世界思想社 (2018年7月31日発売)
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  • 「美術の見方、批評の作法」と書いてあるものの、さほど難しくなくさっくりと読み終わった。専門的・技術的なことを知りたい人には勧めない。むしろ、批評はそういうものではないのだというのが著者の主張。批評家は始終難しいことを考えているものだというイメージを覆され、一人の人間が人生をかけて作品に向き合っていく、生身の感覚を貫く姿勢に少々勇気づけられたような気がする。自分の生を肯定し、日々研鑽し、第一線で戦っている人の、木が根を張るような強さのこもったエッセイだった。

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著者プロフィール

椹木 野衣(さわらぎ・のい):1962年、秩父市生まれ。美術評論家。著書に『増補シミュレーショニズム――ハウスミュージックと盗用芸術』、『黒い太陽と赤いカニ――岡本太郎の日本』、『戦争と万博』、『後芸術論』(吉田秀和賞受賞)、『震美術論』(芸術選奨文部科学大臣賞)、『感性は感動しない――美術の見方、批評の作法』など。編著に『洲之内徹ベスト・エッセイ』1・2など。企画した展覧会に「アノーマリー」(1992年)、「日本ゼロ年」(1999-2000年)、『平成美術 うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019』(2021年)など。同志社大学文学部卒。現在、多摩美術大学教授。

「2025年 『日本・現代・美術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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