東京結合人間 (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 冒頭から始まるエログロ展開やあらすじとは全然ちがう流れに驚きつつ読み進めた。結合人間という特殊設定はあるが、内容はしっかりした本格ミステリー。絶対にトリックに関わってくるであろう設定を頭に入れつつも、それをすっと超えていくラストには正直驚いた。グロさがあるので万人受けは難しいかもしれないが、ホラー要素もいける人には楽しめるとおもう。

  • 前半のグロテスクさに自分には合わないかと思ったが、最後に展開される理路整然とした謎解きは面白く、それでいて前半にもきちんと意味があったことがわかるので良かった。
    千葉の人間なので「船橋結合人間」が収録されているのも嬉しかった。

  • エログロパートと推理パートがかみ合ってなくて、
    どちらも楽しみ切れなかった。
    「嘘つけない人たちの連続殺人」って
    テーマは面白かったのに。

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著者プロフィール

1990年、千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。『人間の顔は食べづらい』が第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作となり、同作で2014年にデビュー。『東京結合人間』が第69回日本推理作家協会賞候補、『おやすみ人面瘡』が第17回本格ミステリ大賞候補となる。『名探偵のはらわた』は「2021本格ミステリ・ベスト10」で第3位。他の著作に『少女を殺す100の方法』『お前の彼女は二階で茹で死に』『そして誰も死ななかった』『ミステリー・オーバードーズ』『死体の汁を啜れ』がある。衝撃的な作品で読者の度肝を抜く、気鋭の本格ミステリ作家。

「2022年 『お前の彼女は二階で茹で死に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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