サリン事件死刑囚 中川智正との対話 (角川書店単行本) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 貴重な資料。劣悪な事件の裏側を知れること。このような凶悪犯罪に関わった中心人物は、どのような人間なのか、を知れることは、思い込みや先入観を捨てることができ、もう一つ別の視点が得られる。とても重いが、知ることによって得られる新たな視点と、今後このようなことが起きないために、何を一個人として大切にしていけばいいのか。そんなことを深く考えさせられる一冊。

  • オウム真理教の組織と人間関係の中で、どういうふうにサリンやVXが作られていったかがわかった。

  • 内容が重複しているところもあったが専門家の視点と著者自身の人としての視点のバランスがよく読みやすかった。
    死刑制度について、洗脳について、再発を防ぐために事件を解明することについて色々なことに触れている。

  • #fb 一気に読了。でも、色々と重たくて感想が書けない。

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著者プロフィール

台湾名:杜祖健(と そけん)。1930年、台湾生まれ。コロラド州立大学名誉教授、元千葉科学大学教授。台湾大学を卒業後、ノートルダム大学、スタンフォード大学、エール大学で化学と生化学を学ぶ。毒性学および生物兵器・化学兵器の専門家として知られ、松本サリン事件・東京地下鉄サリン事件では日本の警察に協力し、事件解明のきっかけを作った。2009年、旭日中綬章受章。

「2020年 『毒 サリン、VX、生物兵器』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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