サバイバル・ウェディング2 「わたし、ひとりで生きていけますが結婚しないとダメですか?」 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 宇佐美さん、健在。
    相変わらずの毒舌(愛ある毒舌なので、実は気持ちがいい)。
    なかなかここまでズバっと言ってくれる人はいないので、後で落ち着いて思い直すと心に染みてくるのだと思います。
    それは本人の人生経験・知識・信条からくるもので、薄っぺらい人ではないことが良くわかります。

    麻衣子(35歳)は、ここで選択を誤ると取り返しのつかない年齢になってきています。
    悩み、前向きに生きていこうとしていますが、予想もしない出来事がつぎからつぎへと起こって予断を許しません。それを陰から支えてくれるのが毒舌でした。

  • こういう書き方は良くないかしれませんが、男性なのに女性目線の視点がどうしてこんなに自然と書けるとか不思議なくらい違和感なく読めました。朝起きて化粧したまま寝てしまった時の罪悪感とか、あるあるーぅ!って思いながら読んでしまいました。前作に比べて、アドバイスは少なめかと思いますが、楽しんで読むことができました。

  • 宇佐美いつもの部長
    麻衣子(35歳)、涼(25歳)の恋愛
    互いに夢を諦めずにいきる恋愛もある

  • サバイバルウエディングをドラマで見て、パート2があるとのことだったので読んでみた。
    ヒロインの女の子がパート1とは違う子だけど、やはり婚活を編集長からやれと言われる内容は同じだった。
    サクサク読めて、結婚して子供を産むことだけが女性の幸せではないと、色んな人生の歩み方があるんだと気付かされた物語。

  • 最後は、ちょっと涼くんのことを考えると、マジかと思ったけど、それでも、どうこうなりそうにないからこれはこれで相当幸せな結末だなと思った。
    こんな上司、マジ羨ましい!

  • 部長からの言葉、色々刺さるものがあった。

  • 多様化する価値観と女性の働き方。すごーくわかりやすいのでぜひおじさま方に読んでほしい。理解はできなくとも知ってほしい。
    宇佐美さんまじでいい部長。管理職の鏡か!

    電子書籍p.2785
    「社会が変化すると、今までのルールが合わなくなる。それをおかしいと唱えるやつがいる。でも、異端だと叩かれる。それでも勇気のあるやつが、社会を変えてきたんだ。
    (中略)
    お前が会社のルールよりもここで早く働くのも、年下の旦那を連れてくるのもお前に与えられた役割なんじゃないか」

    p.3004
    「言っただろう。壁は乗り越えられるやつの前にしか現れないと。お前がもし本気で夢を追うなら、親としての責任を果たして、海外転勤にもう一度挑戦すればいい。ルールや常識で人生を決めるな」

  • 前作も面白かったが、個人的には今回の方が共感を持てた。特に前回は結婚=ハッピーエンドだったが、今回はシングルマザーとして生きることを決めた主人公にとても勇気をもらった。

    結婚と仕事、子育てをどうするのかというのは女に一生ついてまわることだ。結婚しない女は不幸せ、仕事を続ける女はイタイ女。そんな価値観をぶっ壊して生きていくことを決意した主人公がかっこいい。

    ルールや常識で人生を決めるな。
    誰かが作った価値観で生きるのはやめて。

    自分らしく、自分がやりたいことをして、生きていきたいと思えた素晴らしい作品だった。

  • 結婚だけが幸せじゃないと教えてくれた。私はまだ大学生だけど、いつか素敵な人と出会って結婚したいと思ってる。それが幸せだと思っているけれど、そうじゃない人生があったっていいと思える。

  • 前回同様テンポがよくて一気読み。楽しかった。
    前回のほうが、編集長のパワー炸裂という感じで、個人的には好み。
    こちらのほうがシーンとしての見せ場が多く、ドラマ化には向いていそうな気もする。

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著者プロフィール

作家・編集者。立教大学理学部卒業後、大手通信会社の広報、マーケティング職を経て現職に転身。初小説『サバイバル・ウェディング』が日本テレビで連続ドラマ化。『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』『漫画 バビロン大富豪の教え』 (いずれも文響社)など、ヒット作を多数手掛ける。

「2022年 『もし世界が1つのクラスだったら 下 第二次世界大戦編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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