サバイバル・ウェディング2 「わたし、ひとりで生きていけますが結婚しないとダメですか?」 [Kindle]
- 文響社 (2018年8月3日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (281ページ)
感想・レビュー・書評
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宇佐美さん、健在。
相変わらずの毒舌(愛ある毒舌なので、実は気持ちがいい)。
なかなかここまでズバっと言ってくれる人はいないので、後で落ち着いて思い直すと心に染みてくるのだと思います。
それは本人の人生経験・知識・信条からくるもので、薄っぺらい人ではないことが良くわかります。
麻衣子(35歳)は、ここで選択を誤ると取り返しのつかない年齢になってきています。
悩み、前向きに生きていこうとしていますが、予想もしない出来事がつぎからつぎへと起こって予断を許しません。それを陰から支えてくれるのが毒舌でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こういう書き方は良くないかしれませんが、男性なのに女性目線の視点がどうしてこんなに自然と書けるとか不思議なくらい違和感なく読めました。朝起きて化粧したまま寝てしまった時の罪悪感とか、あるあるーぅ!って思いながら読んでしまいました。前作に比べて、アドバイスは少なめかと思いますが、楽しんで読むことができました。
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宇佐美いつもの部長
麻衣子(35歳)、涼(25歳)の恋愛
互いに夢を諦めずにいきる恋愛もある -
サバイバルウエディングをドラマで見て、パート2があるとのことだったので読んでみた。
ヒロインの女の子がパート1とは違う子だけど、やはり婚活を編集長からやれと言われる内容は同じだった。
サクサク読めて、結婚して子供を産むことだけが女性の幸せではないと、色んな人生の歩み方があるんだと気付かされた物語。 -
最後は、ちょっと涼くんのことを考えると、マジかと思ったけど、それでも、どうこうなりそうにないからこれはこれで相当幸せな結末だなと思った。
こんな上司、マジ羨ましい! -
部長からの言葉、色々刺さるものがあった。
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多様化する価値観と女性の働き方。すごーくわかりやすいのでぜひおじさま方に読んでほしい。理解はできなくとも知ってほしい。
宇佐美さんまじでいい部長。管理職の鏡か!
電子書籍p.2785
「社会が変化すると、今までのルールが合わなくなる。それをおかしいと唱えるやつがいる。でも、異端だと叩かれる。それでも勇気のあるやつが、社会を変えてきたんだ。
(中略)
お前が会社のルールよりもここで早く働くのも、年下の旦那を連れてくるのもお前に与えられた役割なんじゃないか」
p.3004
「言っただろう。壁は乗り越えられるやつの前にしか現れないと。お前がもし本気で夢を追うなら、親としての責任を果たして、海外転勤にもう一度挑戦すればいい。ルールや常識で人生を決めるな」 -
結婚だけが幸せじゃないと教えてくれた。私はまだ大学生だけど、いつか素敵な人と出会って結婚したいと思ってる。それが幸せだと思っているけれど、そうじゃない人生があったっていいと思える。
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前回同様テンポがよくて一気読み。楽しかった。
前回のほうが、編集長のパワー炸裂という感じで、個人的には好み。
こちらのほうがシーンとしての見せ場が多く、ドラマ化には向いていそうな気もする。