サイトに貼り付ける
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・電子書籍 (421ページ)
感想・レビュー・書評
-
小惑星をくっつけたISSは人類の最後の砦。各国から名目上の抽選で選ばれた若者たちが訓練ののち避難するノアの方舟。ハード・レインでオレンジ色になるまで高温化した地球を眼下に未来に向かって準備していく。正気を保てるか普通?そこに、元米国大統領が協定も何もかも破り捨て単独で打ち上がってくる。国民を全て見捨ててやってくるかね?そのくらいの人だから当然いろいろと問題を巻き起こすのです。
カタストロフは政治的色合いを帯びてきます。行為の目的自体は愚かしいわけでもないのですが、そのやり方が最近見たばかりの大統領ににていて乱暴かつ下品。ここはハインラ
インのようには描かないのだなとは思いつつも、現実世界でもそういう人を見たばかりだからなお恐ろしい。
ハードレインを生き延びた1500人ほどの生き残りは政治的に分裂しながら、さまざまな試練によって人数を減らしていきます。もはや死にたくない一心で何でもする人類です。この状況になっても諦めない人々。諦めない理由はやはり知恵とスキルからくる自信か。世の中が単純に良くなる訳ではないけどやっぱり知恵とスキルは大事だな。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示
ニール・スティーヴンスンの作品
本棚登録 :
感想 :
