Small Factory 4.0 第四次「町工場」革命を目指せ! IoTの活用により、たった3年で「未来のファクトリー」となった町工場の構想と実践のすべて [Kindle]

  • 三恵社 (2019年11月15日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • <所感>
    町工場へのIOT導入について、著者の自社(500人規模の会社で自動車の下請け)の取り組み事例に紹介している本。前半は機械の生産ラインにおける生産数向上の取り組みが書いてあり、私の勤める会社(10人規模)に適用するにはいまいちかなと思いました。後半はIOTに関係ない現場の改善の工夫が書いてあり、そちらの方が自分にとっては役立ちそうでした。とはいえ一般的には、町工場へのIOT導入を前面に押し出している割に、後半はネタ切れしているのはイマイチと感じました。
    私の会社もそうですが、過去のやり方から数十年変わっておらず、何が問題かもわからないところから、改善を考えている人には何かヒントがあるかと思います。
    また、本書で紹介されているシステムがそのまま使える会社もあると思うので、工場向けのIOTの一例として学習するのもアリです。
    <内容について>
    前半は時間当たりの生産個数の計測を、ヒト→自動化する取組みが書かれています。その中で、最も大切だと感じたのは、全ての取り組みついて、改善前どうだったかと改善後どうなったかが定量的に計測されていることです。定量的に示すことで、従業員のモチベーションアップにかなり貢献しているように思います。自社では、現状の状況が把握できていないため、まずは見える化→問題把握→問題解決の流れが必要だと感じました。
    後半は企業風土の改善の具体的な事例が書かれています。例えば、経費削減に対して、ネットで最安値を検索したページを稟議書につけて、過去からの長い付き合いで使っている取引先の見直しを行ったという事例などです。

  • プラクティカルな内容で面白いと思ったが、
    最後はコンサルの宣伝になったため★3

    IOTの使われ方で、見える化 の内容が9.5割だけど、
    商品性向上など目新しいアイディアを期待した。

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著者プロフィール

1971年生まれ。国立ハンセン病資料館学芸員。2023年に企画展「ハンセン病文学の新生面 「いのちの芽」の詩人たち」担当。『詩集 いのちの芽』(岩波文庫、2024年)解説を執筆。著書に『『忘れられた日本人』の舞台を旅する──宮本常一の軌跡』(河出文庫、2024年)、『来者の群像──大江満雄とハンセン病療養所の詩人たち』(編集室水平線、2017年)、編著に『内にある声と遠い声──鶴見俊輔ハンセン病論集』(青土社、2024年)など。

「2025年 『大江満雄セレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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