- Amazon.co.jp ・電子書籍 (370ページ)
感想・レビュー・書評
-
記憶の定着にはアウトプットを重視する事。その為には日記をかく、SNSを発信など自ら情報を発信していく大事さを感じた
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「アウトプット」と聞くとブログやSNSを使っている人や営業プレゼンが多い仕事をしている人に影響があると思っていましたが、本書の内容はその領域を遥かに上回っていました。
本書の半分は話す、書くのテクニックについて述べられています。それもかなり細かく述べられていたので、好感を持てました。私が特に気に入ったのは、書くツールとして紙派とデジタル派の論争がありますが、筆者はどちらも否定しません。紙は頭の中のデザインを可視化させ、素早く形にすることに長けています。一方デジタルは、詳細な設定や細かな編集が容易な点がすぐれています。このような2者の特徴を「鳥の目のアナログ、虫の目のデジタル」と言い表しています。
本書の主旨はせっかくインプットした知識も行動しなければ意味がないというものです。この趣旨を読んで私はハードルの高さを感じてしまいました。しかし、本書で述べられているテクニックはアウトプット初心者の私でも今日から始められるものばかりでした。
なので皆様も安心して本書を読んでみてください。それぞれの単元が独立していて、1単元2ページ程度と誰でも浸し見やすい1冊になっています。 -
とても面白かった!
基本的に学びの姿勢としてはアウトプット派を自認しているので、すでに実践しているものも結構ありましたが、それに関する科学的裏付けやさらに日常生活においても取り入れていけそうなアイデアが満載!
思考も意志も関係なく始められて成果も出そうなことが基本見開き2ページの中に記され、それがいくつもある。まずは自分の出来そうなことからトライすれば良いようになっています。
いつまでも手元に置くこと決定!息子にもプレゼントしました。オススメ! -
「いかにアウトプットを効率よく行ってインプットしたものを血肉とするか。」
という命題を元に、凄い量のアウトプット方法が書かれています。
しかし、この本には良い側面と悪い側面があります。
良い側面は、前述したようにアウトプット方法のボリュームが凄くよくまとめられているということ。なので、自分にあうアウトプットは必ず見つかります。
悪い側面は、真新しいことは書かれていなかったということ。
ググれば全て出てきそうなことばかり。話題にされているほどの内容ではないというのが正直な感想。
ただ、一冊とりあえずもっておくといいかなと思わせてくれる本でもあるのがまた事実。いちいちググるのも大変ですからね。そういった意味では散らばった知識を一冊にまとめるような形態の本はこれからどんどん流行りそうですね。 -
より効率的なインプット方法や習慣を知るため、「アウトプット大全」を読了しました。 インプット:アウトプットの比率を3:7とすることなど、タイトルからは想像がつかない、「インプットのためのアウトプットの本」です。 文章力を向上させるため、アウトプットを心がけていきます。より効率的なインプット方法や習慣を知るため、「アウトプット大全」を読了しました。 インプット:アウトプットの比率を3:7とすることなど、タイトルからは想像がつかない、「インプットのためのアウトプットの本」です。 文章力を向上させるため、アウトプットを心がけていきます。
-
(目的)
「アウトプットは重要」はよく聞くが、なぜ重要なのか、どうアウトプットすれば良いか、を知りたかったため。
(3つの気付き)
1.インプット:アウトプットの黄金比は3:7
アウトプットすることにより、記憶が定着する=身に付く=成長するインプットでは記憶が定着しない
2.インプットの直後にアウトプット
インプットした情報は、直後にアウトプットしなければ、時間と共に劣化していく。
3.攻めの読書
読書をより効果的にするためには、攻めの読書を行うべきである。攻めの読書とは、本に書き込みながら読みこと。書き込む内容は、3つの気づきと、3つのtodoである。
(3つのTo do)
1.1冊のノートに記録すること
見開き1ページを使って、プログラミングの学習、読書感想、映画鑑賞など記録する。
2.時間管理
著者考案の、1日スケジュールがあるので、実践してみる。
3.続ける
受験の時やプログラミングの学習においても、継続することの難しさを強く感じる。コツとして、毎日やる、ではなく、今日やるを考えることがハードルを下げてくれるそうだ。実践する。 -
読書を続けてはいるが、本の内容を仕事やプライベートに活かせていないどころか、人におすすめするような要約もできない状態に焦りを感じ、本書を手に取った。
どの項目も1度は聞いたことがある内容ばかりだった。。が、自身の姿勢が違っていたためか、読んだ内容をちゃんと実践してみよう!と思えたことが良かった。
中でも1番良かったのは
インプット:アウトプットを3:7にする
という読者の提案に対し、実情を可視化してみたこと。
こと本からのインプットに限定すれば
9:1くらいになっていたと思う。
そりゃ、内容も活かせないし、要約もできないわ。。と気がつくことができた。
その他良かった点
•目的を明確にしてから読書を開始する
•2週間に3回アウトプット
•気づきだけでなく、それから派生するアクションまでメモする
•何かを修得するためには『人に教えられるレベルを目指す』
•1日2回、アウトプットする時間をスケジュールに組み込む
•時間をかける程高いアウトプットができるという幻想から脱却する(イシューからはじめよでも書いてあった)、何でも制限時間を設けて取組む
•要約する訓練の場としてTwitterを活用する
•日記をつけて、ポジティブな内容を記録する
•スマホで常に時間を埋めてしまっている現状に気がつく、『ボーッとする時間』を設けてひらめきモードを発動する
読書中に勉強になる点や気づきをメモするスタイルに変え、読了後はメモを振り返りつつ、感想をブクログに残すことにした。
月3冊を3ヶ月継続し、その時点で読書に対する自身の吸収力が今とどう変わったかを比較するのが楽しみだ。 -
「インプットよりもアウトプットのほうがはるかに重要」
これを繰り返し強調しながら、なぜ重要なのか、アウトプットするためにはどうしたら良いのかについて書かれている。
様々な心理学研究を引用しながら説明されているが、「その結果だけをもって考察するのは論理の飛躍では?」と思う部分や、「それは当たり前だろう」と思う部分、「アウトプットと関係あるのか?」と思える部分などが多々ある。したがって、読み飛ばしながら自分が知らなかった重要な箇所だけを拾う読み方なら良いかも。
それでも、ビジネスで重要な考え方は押さえられている。著者のスケジュールのこなし方は素直に感心するし、参考になる。 -
実践してみようと思うことが沢山書いてある。
特にCHAPTER5のトレーニング方法は具体的なアクションが書いてあってよかったです。
著者プロフィール
樺沢紫苑の作品





