キミのお金はどこに消えるのか (角川書店単行本) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 前々から読みたいと思ってたがやっと読んだ。
    経済に疎い僕でもわかりやすかった。
    が、これが基本の基本で当たり前だとすると、なぜ世の中はそういう風に進まないんだ?
    どう考えてもこのように進んだ方がお得じゃないのか?
    反対派の人はなぜそっちに進めようとするのか?
    という疑問が。
    逆の意見も読みたい。

  • 難しいことはやっぱりわかんないけど、とにかく消費税いっぱい払ってるなぁ。
    だから保育園や介護士さんの給料もっと上がるといいのに。

  • よく調べもせず、『令和サバイバル編』を増補版的なものと解釈してしまったが、本書の続刊であった。2巻を読んで1巻を読まないのは座りが悪い。

    なるほど、著者は経済の素人であり、師事して学びつつ描き、多重の監修を受けて刊行されているという。

    読んでみるものである。今後、この著者の見解を目にした際、どう解釈するかの助けになろう。

  • これまで常識的に言われてきた「国民一人当たりの借金」「日本経済破綻説」を誤謬とし、日本を立て直すためには減税と積極財政が必要であると主張している学者、評論家などの主張の背景となっている部分を分かりやすく説明してくれている漫画。TRPG畑の漫画家さんなので、絵柄の圧が強く、どうしてもドタバタ感の否めない作風だが、話の内容は至極まとも。増税・緊縮財政が日本再興の処方箋であると考えている方でも、なぜ減税・積極財政論者が現れているのかを知るために、一読してもよいのではないか。

  • 主な主張は、
    ・日本の財政は余裕で平気
    ・借金はあればあるほどいい
    ・金融緩和の規模がしょぼ過ぎる
    ・今はデフレ
    ・デフレ時の増税はアホ
    ・緊縮財政はアホ
    ・ムダな金をどんどん使うべき
    ってところで合ってますかね?

    著者によればこれらは常識で当たり前のことを言ってるだけとのことですが。どうもいろいろと条件を端折ってる気がしてミスリードしないかなと心配になる。

    ゴミのようなアプリや業者に何億円もかけるような政策が正しいとはどうしても思えないんだけど。

    知識がないから突っ込めないけどだからといってイマイチ本気で勉強しよう!という気にならんな。結果に対しては正解がない世界だからさ。

  • 経済に関する内容うんぬんよりも、まず漫画としておもしろみがなかったです。

    主人公が大きな声で主張する→妻が変なこと言う→「ええええええ!!」と主人公が叫ぶ。

    毎回この展開。

    絵も構成も単調。部屋の中で夫婦二人がただしゃべってるだけなのですぐ飽きてしまった。

  • おもしろかった。いままで金融政策や税制をなんとなくの印象だけで見ていたなと思う。お金ふえてほしい。


  • 素朴な疑問から読み解いていくのでわかりやすかった。それでも理解できていない部分もあるので、しばらくしてからまた読みたいと思う。
    それにしても日本経済を良くする方法が書かれてあり、事実中途半端にしか行われなかったアベノミクスでそれなりに成果が出ているのに、なぜ
    日本でリフレ政策が取れないのか・・・

  • 意外と難しかった!

  • インフレにしたければ、市中に回るお金を増やすために、減税すると良い。非常にわかりやすいなんで、そうならなかったのかが書かれていなかったのが残念。作者曰くわからないそうだけど。。。
    そういえば、ケインズの主張した公共事業でお金を回すってのは、シカゴ学派が否定してなかったっけ?
    作者が主張しているのは、大きな政府だけど今の方向性は小さいな政府なのでその辺りがすれ違って増税になったのか???
    何故減税に流れなかったのかが触れられていないと言う点以外は、非常に良かった。わかりやすいし面白い!

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著者プロフィール

漫画家、TRPGデザイナー。玩具会社「銀十字社」代表取締役。1970年、宮崎県生まれ。1990年代からTRPG制作を開始。また2010年からブログにて連載した20代中国嫁と40代オタ夫である自身の日常を描いたエッセイ漫画『中国嫁日記』が、KADOKAWAより書籍化されベストセラーとなる。他の著書に、中国嫁・月サンが通う日本語学校の日常を描く『月とにほんご 中国嫁日本語学校日記』、月サンの「お金に関する素朴な疑問」に答える経済マンガ『キミのお金はどこに消えるのか』(ともにKADOKAWA)などがある。

「2023年 『逆資本論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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