破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book) [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
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感想・レビュー・書評

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  • 倒れかけて、諦めかけた時こそ、本質が問われる。
    この本を読んで一番学んだことである。

    虎視眈々と企業の再生を目指し、日々戦う経営者の物語。
    沢山の想いを背負い込んで戦う主人公の姿が想像できた。

    起業を目指す方に是非オススメの一冊。

  • 「絶対倒産する」と言われたメガネチェーン「オンデーズ」を危険な綱渡りの連続ながら7年間で再生した軌跡を描いた、実話をもとにした小説。

    企業を再生していく上で一番必要なものは「人」。大きな目標をぶちあげるリーダー、その目標達成に向けて一緒に歩む仲間。そして、リーダーを深く理解する支援者。この3者が欠かせないことが、本書を読むとわかります。

  • #破天荒フェニックスオンデーズ再生物語 #読了
    「仕事の苦しみは成長によって洗い流すしかない」「倒れる時は前向きに」って言葉が印象的。
    スリル真っ只中で突き進む話に興奮して高揚した。部活のように働き、結果が成長として返ってくる仕事は楽しい。寝る前は控えたほうがいい本。

  • 結構面白かったよ。
    おかげでメガネはオンデーズ。

  • すごい!この社長スゴイ!
    本当に尊敬する!!素晴らしい!
    「サラリーマンとはいかに生ぬるいか」
    自分自身への反省も踏まえて、この本を読んで改めてそう感じた。
    田中社長はこれだけの修羅場をくぐり抜けているのだ。
    普通のサラリーマンで、特に修羅場も経験せず、さらに上司に気に入られただけで出世した、何も考えてない人間とは、根本的に中身が違う。
    戦って戦って。
    負けそうになりながらも這い上がって。
    ボロボロになりながらでも前に進んでいく。
    こういう社長だから、社員が付いてくる。
    人が人を呼び、仲間が増えて行く。
    例え倒れそうになっても、仲間が助けてくれる。
    田中社長が、最初からブレてない部分がある。
    それは、本当に「人を大切にしている」のだ。
    社員は勿論だが、取引先もしかり。もちろんお客様も。
    この本を読むと様々な感情が去来する。
    やっぱり仕事って「愛」と「情熱」なのではないだろうか?
    「頭がいい」とか、「勉強が出来る」とか、「仕事が出来る」とか、「過去の成功」とか、全く関係ない。
    「今この瞬間の情熱」そして「人への愛」この2つの気持ちがあるか無いかだけじゃないだろうか?
    我々が愛と情熱で田中社長に敵う訳がない。
    これだけは学校の勉強では会得できないんだ。
    自分で自分に火を点けるしかないんだ。
    ものすごく大事なことだと思う。
    (2018/9/25)

  • 倒産迫るメガネチェーン「オンデーズ」を買収し、V字回復を果たした若き新社長・田中修治の実話を基にした小説。度重なる倒産の危機、資金繰りの苦悩、無謀に見える海外出店…。数多の波を乗り越えていく田中氏の姿に引き込まれていく。

  • オンデーズの再生ストーリーを本にしたもの。

    これまで先輩起業家たちの本は読み続けてきたが、ダントツで1位になる一冊だった(最近読み返していないので、もしかしたら順位が変わるかもだけど)。

    何度も崖から落ちそうになるけど、落ちることなく突き進んでいる姿にはカッコよさしかない。

    攻める・攻める・攻める!でガンガン前に進んでいる姿は、本当にカッコよかった。具体的に何か方法論を学べる訳ではないけれど、これくらい熱中できるのが(しなければいけないのが)社長という役職なんだと思う。

    一番カッコよかったのは、「決断の速さ」だ。シンガポールでもサクッと出店の場所を決める。台湾でもサクッと出店を決める。そんな事なかなか出来るもんじゃない。でも、それをサクッとする。それが田中氏の凄さだ。普通の、並々の経営者であれば、絶対に萎える。決断できない。失敗した時の事を思い浮かべてしまう。。。

    絶対に大丈夫!だと自分に言い聞かせられる事が出来なければ、「出来ないかも・・・」は必ず他の人に伝染していってしまう…

    もちろん本書では省かれていたのかもしれないけれど、そういう箇所を見せなかった、もしくは超ポジティブに突き進む姿は本当に、本当にカッコよかった。

  • 面白い!シビれるビジネスノンフィクション作品。

    企業再生の過程やベンチャー企業特有の資金ショート・黒字倒産と闘いながら海外進出するのにはスリリングなサスペンス小説のよう。

    企業ブランドを明確にした事により、取引先に救われるのは奇跡的過ぎて万人が真似するには無理があるが、ベンチャー企業を知るには良いテキストだろう。

  • とても面白かった。
    ・成長企業にとって人が命であること。特に相棒であるCFOとの二人三脚感。
    ・メンターは必死に仕事をしていて初めて見つかるのだと分かる。
    ・資金繰りでギリギリを攻めながら成長を指向する感じがハラハラするが、これが成長企業の勢いというものなのかも。

  • メガネ業界の新興企業第3位のオウンデーズの成長物語。
    既存社員との軋轢や、成長期の財務問題、支えてくれる社員との熱い思い出、とても面白かった。

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著者プロフィール

10代の頃から起業家として活動。2008年に巨額の債務超過に陥り破綻していたメガネの製造販売を手がける株式会社オンデーズに対して、個人で70%の第三者割当増資引き受け同社の筆頭株主となり、同時に代表取締役社長に就任。2013年にはオンデーズシンガポール法人、2014年にはオンデーズ台湾法人を設立し、同社代表取締役社長に就任。2020年3月現在、12か国340店舗を展開し、独自の経営手法により、事業拡大と成長を続けている。

「2020年 『大きな嘘の木の下で 僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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