- 河出書房新社 (2018年7月6日発売)
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感想・レビュー・書評
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ロマンチックで素敵なお話だった。自分の寿命を感じたとき、自分なら愛する人に何を残すだろうか?そもそも、自分のことで精一杯で何も考えられないような気さえする。
美奈子は自らの死後に希久雄が孤独にならないように、過去の封印を解いて大切な人と繋がれるよう種を蒔いていった。そのアイディアが愛情に溢れているし、美奈子が大好きなグレースを通して、希久雄が自分で出会うよう仕向けるという方法も素敵だ。
たまにはラブストーリーも良いかもと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
妻・美奈子が夫・希久夫に遺した国産名車。カーナビの履歴を巡る旅で美奈子の想いが見えてくる。藤沢、松本、尾道、モナコ…往年の名女優、伝説のエンジニアの人生と交錯する愛と絆の物語。
車種はhonda S800、原作者が演出していて、過去にない素晴らしい映像が毎回出て来て、それだけで感動します。 -
面白かったー!
結構悲しい展開なのに前向きになれる作品だなぁ。本を読む時間もっと欲しいな、作らなくては。
グレース・ケリーがホンダのS800を所持していたことも知らなかったし、グレース・ケリーの生い立ちも知りたいと思った。 -
ドラマ化されていると読んでいる途中で知り、見てみたくなった。
私も毎日コンデジで写真を撮りたくなった。 -
車、バイク、HONDA好きの人にはたまらない作品です。次の目的地では誰と遭うのかワクワクしました。思わずドラマも観てみたくなりました。
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一人の人間を深く愛したことの記録と、車の話。
元彼女が一番嫌いなタイプなところを除けば優しい話でした。
著者プロフィール
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