市場って何だろう ──自立と依存の経済学 (ちくまプリマー新書) [Kindle]

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  • 以下引用

    自己本位と利己心は違う

    商人の強欲は小十郎に選択肢がないことが問題。この商人が命綱なのだ。そしてこのことを知っている商人はそれを利用する

    市場は弱肉強食のジャングルではなく、社会的弱者と呼ばれる人々に力を与える場である

  • 自立するとは依存すること。ここでの依存とは市場に依存すること。市場に依存するとは選択肢が存在することを意味する。

  • ゲーム理論について少し知ることができた。さくさく読めて、いくつも具体例があって飽きない内容。イラストで分かりやすい図解も嬉しい。一番は自立の反対は依存先を増やすということがなるほどと思った。

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著者プロフィール

1962年生まれ。日本経済学会会長、東京大学経済学研究科副研究科長在任中に心サルコイドーシスにより入院、障害者手帳を取得。エコノメトリック・ソサエティ・フェロー(終身特別会員)。著書に『市場(スーク)の中の女の子』(2004年、PHP)、『高校生からのゲーム理論』(2010年、ちくまプリマー新書)など。

「2022年 『マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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