機龍警察 火宅 機龍警察〔文庫版〕 (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]

  • 早川書房 (2018年8月15日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 機龍警察『火宅』
    短編集全8話

    darkavengersさんに
    『【輪廻】、【沙弥】は次作の『未亡旅団』に、【化生】は『狼眼投手』に通じるストーリーなのでこちらを先に読んだ方が良いですよ。』とポイントを教えてもらい、読み始めた。
    うん、やっぱり短編集も面白いっ!

    タイトルは【雪娘】以外は仏教用語らしく
    タイトルとそのお話の世界観がうまく繋がると
    ヨシっ!と思ってしまう!笑

    【輪廻】では姿の壮絶な過去がチラッと見え
    【済度】ではライザと沖津の出会いが
    【沙弥】ではゆっきーのワルだった過去と警官になろうと心に決めるまでが
    【勤行】では宮近の仕事人としての顔と家族の前での父としての顔が
    【化生】では切れすぎる沖津の不安を隠し切れない表情が!(←1番びっくり!)

    機龍警察の最大の魅力の1つは特捜部に集まるカッコ良い登場人物達なのですが、
    彼らの色々な顔が見ることが出来て大満足!
    これは、機龍ファンはのサービス巻なのっ⁉︎と思うぐらいウキウキと読みました。

    続きが楽しみ過ぎるぅー!(≧∀≦)

    • 松子さん
      だーさんの機龍愛が溢れてるぅ!
      ネヴィヴィンのあだ名を見た瞬間、
      ぶはっ!と笑ってしまいました。
      はぁ、座布団5枚です!

      機龍警察だけに、...
      だーさんの機龍愛が溢れてるぅ!
      ネヴィヴィンのあだ名を見た瞬間、
      ぶはっ!と笑ってしまいました。
      はぁ、座布団5枚です!

      機龍警察だけに、軽率……やりますねぇ
      くぅ、ここは、ささっとギャグ返ししたいところなのですが、今ちょっと私の笑神様は不在で…( ; ; )何も思いつかない!
      2022/07/27
    • ひまわりめろんさん
      ダークさんの人選が濃ゆいなw

      軽率…次次回あたり引っ張られそうw
      ダークさんの人選が濃ゆいなw

      軽率…次次回あたり引っ張られそうw
      2022/07/28
    • darkbonkuraさん
      ひまわりめろんさん

      レギュラーメンバーだとベタかなと思い敢えてあの人選にしました(笑)

      ひまわりめろんさん

      レギュラーメンバーだとベタかなと思い敢えてあの人選にしました(笑)

      2022/07/28
  • 2021/11/20 Amazonより早川書房文庫JA秋のビッグセールにて341円でDL購入。

  • 2021/09/07

  • 短編集。
    自爆条項、暗黒市場、未亡旅団の後に出版された。
    暗黒市場、未亡旅団は未読で読んだので、話が分かるか不安があったが、個々の話が独立していて心配は不要であった。未読でも楽しめる。
    暗黒市場、未亡旅団、そして狼眼殺手も読んでみたい。
    文庫化が待たれる。

  • 2024年の26冊目は、月村了衛の「機龍警察 火宅」です。再読となります。「キングの身代金」読了後は、クレイヴンの新作を読む予定でいましたが、思いの外、早く読み終えてしまい、時間が空いてしまいました。サクサクっと読める物、警察小説の古典を読んだ後なので、日本が誇る近未来警察小説の金字塔、機龍警察の短編集を挟む事にしました。主に特捜部のメンバーに焦点を当てた8つの短編を収録しています。
    おすすめは、ライザ・ガードナーが特捜部と契約した当日とその前日に、南米で遭遇した出来事を描いた【済度】ライザは、当事者の姉妹に知られる事無く、影から命を助けます。そこには助けられなかった自分の妹と彼女らを重ね合わせて、贖罪をしようとするライザの心情が読み取れ、心を揺さぶられます。
    宮近、城木両理事官が奮闘する【勤行】正に勤行そのものです。シリアスな内容の本シリーズに合って、ラストに笑いが生まれるのは貴重ではないでしょうか。
    ☆4.5

  • (2023/44)機龍警察シリーズ初の短編集は、シリーズの背景や隙間、登場人物のバックボーンを豊かにしてくれる。龍機兵に搭乗する3名の中では、自分の好きな姿警部の短編がなかったのが寂しい。夏川、由起谷の両特捜部主任に加えて宮近、城木の両理事官など中心となる面々の存在感がさらに増した。これでシリーズ最新作を読む準備も整ったといことで、積読している最新作に手が伸ばせる。

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著者プロフィール

1963年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年『機龍警察』で小説家デビュー。12年『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、13年『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、15年『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞、19年『欺す衆生』で第10回山田風太郎賞を受賞。近著に『暗鬼夜行』『奈落で踊れ』『白日』『非弁護人』『機龍警察 白骨街道』などがある。

「2021年 『ビタートラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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