世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法 [Kindle]

  • 朝日新聞出版
3.58
  • (2)
  • (5)
  • (4)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 77
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (215ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • グーグル社には理想の職場があるらしい、というのがインターネットや書籍で公開されている。チームについて学んでいる中でグーグル社のチームという非常に興味深いこの書籍を見つけたので購入した。
    メンバーのパフォーマンスは、まず第一に心理的安全性であり、ネガディブな言動をチャンスと捉えてポジティブな変化を起こし(ではどうしたらいい?など)、マネージャーは情熱にあふれ、大きなビジョンを持ち、メンバーと共有し、メンバーの時間を作り、共に学び成長することで最高のチームになることが理解できた。
    すぐネガティブが出るウチの会社では、こうなるのはかなり先であろう。しかし、自分のチームはこういった理想を追い求めたいと思う。理想と言ってもここまで文書化されていればあとは自分がやるだけで、効果は明らかになっているのだから、自信を持って愚直にこなせばいいのだと思っている。自分発信のイノベーションを起こし、退社する時に存在意義があったと思えればいいと思う。

  • (小城)心理的安全性を高めるための取り組みの基本的な事柄がまとまってます

  • MGRとしてのあり方的なことも書いてあったけれど、もう少し具体的な話が多いと良かったと思いました!

  • よくあることが書いてあるように思えるけど、それを実践するのは難しい人もいるので、マネージャーの人や目指す人は読んだ方がいいと思った。

  • 自己開示の前に自己認識を行うことがあったのは面白かった。そしてチームでという話はあるが、マネジャーとメンバーの1対1の関係性にもかなり力を割いて行っている。かつ仕事以外のプライベートやキャリアも含めて関係性を築いていると感じた。

    ◼メモ
    ・心理的安全性とは、【自分らしさを発揮しながらチームに参画できる】という実感のこと。
    ・チームメンバーの主体性、創造性、情熱を引き出す
    ・チームの心理的安全性が高いことに加えて、信頼性、構造が明確、チームの仕事に意味を見出している、チームの仕事が社会に対して影響をもたらしていると考えていることが重要
    ・優秀なマネジャーの共通点は腰が低い
    ・モチベーションは目的、熟達、自主の3つが揃うとあがりやすい

  • チームの生産性を上げるために最も大切なものは何か。
    それは、チームに対する「心理的安全」である。

    心理的安全とは、「自分らしさを発揮しながらチームに参画できる」という実感のこと。
    そして自分らしさとは、自己認識・自己開示・自己表現ができるということだ。

    人は誰しも「チームの一員として認められたい」という気持ちを持っている。
    つまり、その気持ちを大切にするということである。


    では、心理的安全性を高めるためにマネージャーがやるべきことは何か。

    一つは、メンバーに「無条件の肯定的関心」を持つこと。
    つまり条件をつけずに、まず「人として」認めるということだ。

    これはカウンセリングの考え方でもある。
    性善説に立ち、まず信じることから始めるのである。

    どんな話をしようと、人としての承認がなければ、メンバーの心を開かせることはできない。


    二つ目は、マネージャー自ら弱みをさらけ出していくこと。

    マネージャーがメンバーの「お手本」になろうとしてはいけない。
    完璧に振る舞おうとするマネージャーは、メンバーと仲良くなることはできない。

    人は完璧ではなく、それを補うために協力をする。
    その弱みを見せられないならば、メンバーと打ち解けることはできない。

    優秀なマネージャーが持つ「腰が低い」という共通点が、それを物語っている。


    最後は、メンバーとプライベートな関わりを持つこと。

    パフォーマンスを出すチームには「雑談が多い」という特徴がある。
    プライベートな話をして、その人の夢や信条といった「深い」部分を知るべきだ。

    「良い雑談」をして、「また明日も仕事をしたい」とメンバーに思ってもらおう。


    本書は、「グーグルのような」素晴らしいチームの作り方が書かれた本である。
    事実著者はグーグルで人材開発に携わっており、その経験が元になっている。

    根底は「心理的安全性」の大切さを説いたものである。
    が、それに限らず、マネジメント全般において様々な教えを残している。

    メンバーを信じ、いかにメンバーを成長させるか。
    とにかくこのことに尽力している。
    こんなマネージャーと働いたら、さぞ仕事が楽しくなるだろうなと思わせてくれる。

    学ぶことが非常に多くあり、大変勉強になった。
    マネジメント業務に関わる人は、是非とも読んだほうがいい。

  • 【世界最高のチーム】

    1.心理的安全性とは、「自分らしさを発揮しながらチームに参画できる」という実感のこと。自分らしく働くとは、「自己認識・自己開示・自己表現ができる」ということなのです。

    2.コーチが行う基本的な質問は「GROW」
    ・Goal:あなたが望んていることは、目指していることはなんですか?
    ・Reality:いまどれくらいすすでいますか?
    ・Option:もし、いま直面している壁がなかったとしたら、どう行動しますか?
    ・Will:今日からどうしますか?

    3.振返りのとき、よくありがちなのは「なんでこれをやってくれなかったの?」「ごめん、すみません」といったネガティブな会話でしょう。メルカリの振返りはまったく違って、「なんでできなかったんだろう?」とみんなで考えて、「ああ、こういう仕組みがあればできるじゃん!」などと、ポジティブな会話に終始します。

    4.愚痴の中に「チームの改善に役立つメッセージが含まれている」と考えて、「チームをよくするチャンス」と歓迎すべきなのです。

    5.相手を見下すリーダーの成功は長続きしない。腰の低さ、つまり謙虚さはまさにリーダーシップの土台なのです。

    6.マネージャーがやるべきことは3つ。
    ・チームのミッションをちゃんと決めること
    ・そのミッションに向かっていくプロセスを管理すること
    ・メンバーを育成すること

    7.計画主義から学習主義へ

    8.マネージャーとはチームメンバーのパフォーマンスを最大限に高めるために存在している。次の3つの「短期的」「長期的」「随時的」
    ・短期というのは、いま目の前にある本人とチームのタスクを実行すること
    ・長期的というのは、本人とチームの市場価値を高めること
    ・随時的というのは、本人とチームが変化に対応できるような能力を身につけること

    9.振返りは3回行う。「行動前」「行動中」「行動後」。アメリカの軍隊では「Reflection before action,Reflection in action,Reflection after action」とよく言われるそうです。リフレクションというのは「熟考・反省」つまり振返りですね。「行動する前に振り返れ、行動中に振り返れ、行動した後に振り返れ」。

    10.問題があったら包隠さず報告して、人のせいにしないで、「じゃあ、同じ問題が起きないように、どんな仕組み、どんなからくりが必要か」ということをメンバーみんなで話し合う。

    11.プロノイア・グループが目指すPIO。Play work(遊ぶようにはたらく)、Implement first(前例をつくる)、Offer unexpected(予期せぬ事を提供する)

    12.会社が楽しいというのは、つまり、メンバーが仕事やチームメンバーにシンパシーを感じるとうこと。そのためにマネージャーに求められるのは、いわば気配りなのです。共感を高めるためには「先読み」が必要です。こんな反応をしたらこういうふうに感じるだろうとか、こんな風に言われたらこう思うだろうといったことを、相手の立場になって先を読んで兼ねる。

    13.シチュエーショナル・リーダーシップ
    ●Will低-Skill低:「指揮する」。ゴール、プロセス、その理由を明確に説明する。タスクを成長機会とする。理解度を小まめにチェック。
    ●Will高-Skill低:「手を取る」。タスクを成長機会とする。基本と期待を明確に示す。小まめにフォローする。コーチングする。
    ●Will低-Skill高:「励ます」。タスクの重要性を伝える。感謝を伝える。モチベーションを引き出す。
    ●Will高-Skill高:「委任する」。定期的に褒める、同意する。クオイリティ指標を示す。リスクを共に管理する。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

プロノイア・グループ株式会社代表取締役、株式会社TimeLeap取締役。連続起業家、投資家、経営コンサルタント、執筆者。ポーランド出身。
モルガン・スタンレーを経て、グーグルでアジアパシフィックにおける人材育成と組織改革、リーダーシップ開発などの分野で活躍。2015年に独立し、未来創造企業のプロノイア・グループを設立。2016年にHRテクノロジー企業モティファイを共同創立し、2020年にエグジット。2019年に起業家教育事業のTimeLeapを共同創立。
ベストセラー『ニューエリート』(大和書房)ほか、『0秒リーダーシップ』(すばる舎)、『PLAY WORK』(PHP研究所)など著書多数。

「2020年 『パラダイムシフト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ピョートル・フェリクス・グジバチの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
クリスティーナ・...
佐々木 圭一
ロバート キヨサ...
岸見 一郎
有効な右矢印 無効な右矢印

世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法を本棚に登録しているひと

ツイートする
×