世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法 [Kindle]

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  • ●優秀なマネージャーの8つの特徴
    ①良いコーチである
    ②チームを勢いづけて、マイクロマネジメントはしない
    ③チームのメンバーが健康的に過ごすこと、成果を上げることに強い関心を持っている
    ④生産的で成果主義である
    ⑤チーム内の良き利き手であり、メンバーと活発にコミュニケーションしている
    ⑥チームのメンバーのキャリア形成を手助けしている
    ⑦チームのためのはっきりとしたビジョンや戦略を持っている
    ⑧チームのメンバーにアドバイスできる専門的技術・知識を持っている
    このうち一番大事なのは①。雑談などの日常会話で、以下の質問や応答を通じて、本人に自分がやっている仕事について自己認識させることがコーチングの目的。
    ・G(goal、目標)
    ・R(Reality、現実)
    ・O(Option、行動計画)
    ・W(Will、意欲)

    ●1 on 1はメンバーの時間。

    ●生産性の高いチームの特性は次の5つ。
    ①チームの「心理的安全性」が高いこと
    ②チームに対する「信頼性」が高いこと
    ③チームの「構造」が「明確」であること
    ④チームの仕事に「意味」を見出していること
    ⑤チームの仕事が社会に対して「影響」をもたらすと考えていること
    この中で一番大事なのは①。
    心理的安全性が高いチームなら、自己認識・自己開示・自己表現ができる。
    →いわゆるファクト(事実)ベースではなくて価値観ベース、信念ベースなどの本音(愚痴を含む)を言い合うことがとても大切。価値観ベースの会話が心理的安全性を高めてくれる

    ●良い雑談を引き出す7つの質問
    ①「あなたは仕事を通じて何を得たいですか?」
    ②「それは何故必要ですか?」
    ③「何をもっていい仕事をしたと言えますか?」
    ④「なぜ、今の仕事を選んだんですか?」「なぜ、今まで続けられているんですか?」
    ⑤「去年と今年の仕事はどういう風に繋がっていますか?」
    ⑥「あなたの一番の強みはなんですか?」
    ⑦「あなたは、今どんなサポートが必要ですか?」

    ●マネージャーのやるべきこと3つ
    ①チームのミッション(ビジョンと戦略)をちゃんと決めること
    ②そのミッションに向かっていくプロセスを管理すること
    ③メンバーを育成すること
    要は、マネージャーはチームのメンバーのパフォーマンスを最大限に高めるために存在している。
    このパフォーマンスは「短期的」「長期的」「随時的」という3つの時間軸に分類される。
    「短期的」:今目の前にある本人とチームのタスクを実行すること
    「長期的」:本人とチームの市場価値(スキルや成長可能性)を高めること
    「随時的」:本人とチームが変化に適応できるような能力を身につけること

  • 南極や北極などの極致へ向かう探検隊は、一つの判断の間違いが死に直結しかねないという意味で、究極のチームといっていい。
    軍隊でも、死と隣り合わせという意味では同じだが、探検隊のリーダーは、『軍隊式』ではないリーダーのあり方が学べる。
      by ピョートル・フェリクス・グジバチ

  • マネージャー視点は強いと感じますが、個人・チームリーダークラスでも参考になる部分は多々あると思います。

    内容・文体もメリハリがついていて読みやすかったです。

  • 個人的に印象的に残っている箇所
    ・よいチームには「心理的安全性」が欠かせない
    ・「完璧主義」ではなく「実験主義」であれ。とにかくやってみる。
    ・チームメンバーの「個性」に応じて接し方を変え、タイプの異なる3人のチームメンバーを組み合わせる

  • ・チーム=意図的・戦略的に、長期的に一緒に動いている集団
    ・生産性の高いチームの特徴
    1心理的安全性が高い
    2信頼性が高い
    3チームの構造が明瞭
    4チームの仕事に意味を見出してる
    5チームの仕事が社会に対して影響をもたらすと考えている

    ・「あなたは今どんなサポートが必要ですか?」

  • ピョートルさんの本はどれもポップで読みやすくよく手に取っていたが、その中でも気づきが非常に多かった本。
    優秀なマネージャーが何をしているのか、どんな素養が必要なのかを的確に解説してくれている。
    また、どのようにチームや個人を導いていくかの具体的な方法も多く論じてくれている。
    部下や後輩を持っている人ならグサグサ刺さることが多いかもしれないけれど、それと同時に読むだけで少し元気になれるような不思議な本だった。

    マネージャーが心掛けるべきコミュニケーションの原則
    「優しさ」「厳しさ」「チャーミングさ!」
    話したことも会ったこともないけれど、なぜかピョートルさんらしいと思ってしまう。

  • 世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法
    著:ピョートル・フェリクス・グジバチ

    チームづくりの原理原則は、世界共通。もっとも大切なのは、「社員の心理的安全性」。心理的安全性とは、自分らしさを発揮しながらチームに参画できるという実感のこと。だれしも「チームの一員として認められたい」という気持ちを持っており、簡単に言ってしまえば、その気持ちを大切におしましょうということ。それは、結果を出している世界中のチームがやっていることである。

    本書の構成は以下の6章から成る。
    ①世界共通のチームづくりのルールとは
    ②「愚痴」も「もめごと」もチームにとってよいこと
    ③チームのパフォーマンスを向上させる良質な会話
    ④一瞬で差をつけるチーム時間の使い方
    ⑤最小の人数で最大の成果を生み出す方法
    ⑥劇的に生産性を上げる仕組みのつくり方

    心理的安全性が職場で求められることに何の異論もない。しかし、心理的安全性がある職場においてはより、組織の構成員の公平性が求められており、マネジメントとしてその環境を整える対価として、良質な長期的な貢献を継続することが必要である。日本の組織の古い考えとしては、与えられないと言ったり、うちとは関係ないと、近い将来に必要となるスタンダードから目をそらす組織も未だ多い。

    本書の一節にある「よい人間関係を築くために話し方や接し方は変えるけれども、マネジャーとメンバーとの⦅職務上の関係性⦆は、常に公平でなければメンバーの信頼は得られない。」

    表面上での公平・公正ではなく、根っこの部分での公平・公正と対等性とお互いの将来に目を向けた場合には、各人へはオリジナルなコーチングやティーチングが必要となる。それはマネジメントする側からすれば時間も手間もかかるものの、根っこでつなげ、将来的な価値を創り出すという共通の認識のもとでは各日に必要となる。

    著者の考えはやわらなくみんなを包み込むマネジメントであり、出来れば確実に成果は出る。書いてあることは出来ることばかりではあるものの、安定して継続することは一筋縄ではいかない。その難しさを実感しながら、その考えを呼吸をするようにこなしていけるようになっていきたい。

  • グーグル社には理想の職場があるらしい、というのがインターネットや書籍で公開されている。チームについて学んでいる中でグーグル社のチームという非常に興味深いこの書籍を見つけたので購入した。
    メンバーのパフォーマンスは、まず第一に心理的安全性であり、ネガディブな言動をチャンスと捉えてポジティブな変化を起こし(ではどうしたらいい?など)、マネージャーは情熱にあふれ、大きなビジョンを持ち、メンバーと共有し、メンバーの時間を作り、共に学び成長することで最高のチームになることが理解できた。
    すぐネガティブが出るウチの会社では、こうなるのはかなり先であろう。しかし、自分のチームはこういった理想を追い求めたいと思う。理想と言ってもここまで文書化されていればあとは自分がやるだけで、効果は明らかになっているのだから、自信を持って愚直にこなせばいいのだと思っている。自分発信のイノベーションを起こし、退社する時に存在意義があったと思えればいいと思う。

  • (小城)心理的安全性を高めるための取り組みの基本的な事柄がまとまってます

  • MGRとしてのあり方的なことも書いてあったけれど、もう少し具体的な話が多いと良かったと思いました!

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著者プロフィール

プロノイア・グループ株式会社代表取締役、株式会社TimeLeap取締役。連続起業家、投資家、経営コンサルタント、執筆者。ポーランド出身。
モルガン・スタンレーを経て、グーグルでアジアパシフィックにおける人材育成と組織改革、リーダーシップ開発などの分野で活躍。2015年に独立し、未来創造企業のプロノイア・グループを設立。2016年にHRテクノロジー企業モティファイを共同創立し、2020年にエグジット。2019年に起業家教育事業のTimeLeapを共同創立。
ベストセラー『ニューエリート』(大和書房)ほか、『0秒リーダーシップ』(すばる舎)、『PLAY WORK』(PHP研究所)など著書多数。

「2020年 『パラダイムシフト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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