- KADOKAWA (2018年8月24日発売)
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感想 : 11件
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Amazon.co.jp ・電子書籍 (353ページ)
感想・レビュー・書評
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なんそれ!それだけだ。
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どんでん返し系の作品を揃えた短編集。
「女が死んでいる」
二日酔いの充哉が目を覚ますと、床には血溜まりと女の死体が。泥酔していた充哉に昨夜の記憶は無く、玄関も窓も施錠されている。女を殺したのは自分なのか……?
「殺意のかたち」
青酸カリによって死亡した男性。彼が生前に送金した、病死の男性。2人を結ぶものは? 刑事たちは、彼らの周囲の女性たちに目を向けるが……。
「二重露出」
強烈な悪臭を放つホームレスが公園に住みつき、向かいに並ぶ店は客足が途絶えてしまう。経営危機に陥った蕎麦屋と喫茶店の店主の怒りは限界に達し、ホームレスに対する殺意へと変わる。
「憎悪」
金銭ずくで愛人契約を結んだはずの男に、麻紗美はいつしか惹かれていた。男が有名デザイナーの夫らしいと知り、悩む麻紗美。一方、そのデザイナーの息子は、義父への憎悪を殺意へと変え……?
「殺人は難しい」
あたしは夫の浮気を疑っている。着信履歴やメールを調べると、案の定、同じ女の名前が。あたしは包丁を買って女の住所へ……。
「病んだ水」
社長の地方出張中に、社長令嬢が誘拐された。身代金は破格の30万円?! 受け渡し役の社長秘書は、犯人の指示に従って登山電車へ……。
「母性という名の狂気」
まだ幼い娘に暴力をふるってしまう母親。我が子を愛せない葛藤とストレスの板挟みになっている様子に、夫は気付いているのか。
「レッツゴー」
同じクラスの男子(通称ノーキョー)は父子家庭。そんなヤツにお弁当を作ってあげようと、あたしはちょっと強引に持ちかけたんだけど……。
読み進めて行くうちに何となく真相が透けて見える話が多かった。読んでいて疲れる作品もあったり。
シチュエーションが面白いと思ったのは「二重露出」。でもね~、10m離れてなお耐え難い悪臭って、そんなホームレスいる??? 堆肥じゃないんだから(笑)。
「レッツゴー」もちょっと変わっていて新鮮だったんだけど……文体が男性作家に時々ある、新井素子もどきの女子高生一人称。そして、2003年の作品とは思えない古臭い言動。 70年代の漫画じゃないんだから……。
なんと言うか、良くも悪くも貫井徳郎らしい短編集だと思った。 -
オススメは
二重露出と、母性という名の狂気
殺意のかたち も、母性〜と構成似ているけど
違う作品で似た展開のミステリーを
読んだことがあったので結が見えてしまいました。 -
短編集で、寄せ集め感が正直強かったです…
表題作も結局、死んでいる理由がいまいち納得できないというか。 -
バラエティに富んだ短編集。どれもどんでん返しがあって驚かせてくれる。
『殺意のかたち』と『レッツゴー』が特に好き。
著者プロフィール
貫井徳郎の作品
