NHK「100分de名著」ブックス アドラー 人生の意味の心理学 変われない? 変わりたくない? [Kindle]
- NHK出版 (2018年6月23日発売)
本棚登録 : 120人
感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・電子書籍 (124ページ)
感想・レビュー・書評
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「嫌われる勇気」を読んで、アドラー心理学(個人心理学)を初めて知りましたが、「承認欲求を捨てる」 「課題の分離」などの考え方は、めちゃくちゃ腹落ちした感じで、とても好きになりました。
本書でも「人生の目的は他者への貢献である。」など深い哲学が読めて良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「人生の意味の心理学」をベースに、アドラーの思想を解説する本。
自分もアドラー心理学は聞きかじり程度では知っていたが、それがより深く理解できた。
内容はとても分かりやすい。
解説本としては十分な品質だと思う。
が…やっぱり綺麗事だよなあ、と思うこともしばしば。
例えば課題の分離に関して、
「子供が勉強をしないとしても、それで将来苦労するのは子ども自身なのだから、親が過度に干渉するべきではない」
と言う。
それは確かにそうなんだけど…。
世の中には「大人にならないと価値が分からない」ことはたくさんあって、勉強なんてまさにその1つ。
そのままではかなりの確率で子供が将来苦労するのが見えてるのに、それを「親が困る訳じゃないし」で放置しろというのは、良いことだと思えないんだよなあ…。
まあこういった感想も、ちゃんと理解すればまた変わるのかもしれませんけどね。
ただ
・普通であることを受け入れる勇気を持とう
・人生は常に「本当の人生」だ
など、とても良いこともたくさん言っている。
アドラー心理学を知っておくことは、決して損ではないと思う。
文量は多くないので、とりあえず読んでみたい人にはおすすめ。 -
アドラー心理学についてザッと概要を知りたいなと思ったので
ザッと読めてとてもちょうどよかった
理論はわかるけどそれが簡単にできたら苦労せんよと思った
あと昨今の自己責任社会と相性が良すぎるからそりゃ流行るよと思った -
アドラー自身のお話が続き、
読みたいものと違った。
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幸せって何?のような問いに、いつも返答に困っていましたが、これでした。
他者貢献の先に幸せがある。幸せを感じる時は共同体感覚をもっている時なんだと。
僕はきっと優越コンプレックスなんだなぁ。他者人生バリバリに生きてました。
優位性の追求はこれからも続けていきたいですが、その意味づけを変えるに十分な気づきを得ました。
とても心に残った言葉は、
「自分が得た知識を他者のために役立てるために勉強するのです。勉強は自分の興味を満たすためだけにするものではなく、ましてそのことで他者よりも優れていることを誇示するためにするものではありません。」
刺さるなぁ。
蛇足ですが、NHKの放送シーンがなんとなく想像できる文体だなぁと感じました。
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アドラーの「人生の意味の心理学」をもとに、アドラーの考え方を説明する。「あらゆる悩みは対人関係の悩みである。」
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『特別でなくともよい』、『生きることは変化することである』、『今ここを生きよう』などの示唆的な言葉が溢れている。
だが、一見自明のこととも思われるそれらの言葉を日常生活において実践することは、なかなか難しそうである。
もう少し、アドラーの本を読んでみたい。
『私は、生の充実は、未来ではなく、「今ここ」で感じられると考えています。子どもや孫と共にいることで生の充実感を持てるのは、彼らに成長を見るからではありません。「今ここ」に共にいることが喜びをもたらすのです。』(ブックス特別章“ありのまま”の価値)
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