不道徳お母さん講座 私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか [Kindle]

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  • 河出書房新社
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感想・レビュー・書評

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  • 古い言葉の文章の引用が多く読むのに時間がかかったが、道徳と母の歴史について学ぶことができる本だった。

    現代の道徳がどのような歴史で作られていったか、その上で母性と自己犠牲について語られている。
    国民道徳について掘り下げた章が長く、母性について知りたかった私は流し読みしてしまった。

    「おわりに」に章について短くまとめられているため、流し読みでも本全体を楽しむことができた。

    私自身子育てをしている母であるが、子供に「自分らしく育って欲しい」と思うなら、自分も自分らしく生きようと思える本だった。

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著者プロフィール

1973年生まれ。文筆家。早稲田大学第一文学部卒。著書に『エモい古語辞典』(朝日出版社)、『女の子は本当にピンクが好きなのか』(河出文庫)、『不道徳お母さん講座』(河出書房新社)、『スゴ母列伝』(大和書房)など、訳書に『自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界』(河出書房新社)、『だからわたしはここにいる』(フィルムアート社)、『ギタンジャリ・ラオ STEMで未来は変えられる』(くもん出版)、 『ガール・コード』(Pヴァイン) など。

「2022年 『「女の痛み」はなぜ無視されるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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